金魚ちゃんの晴耕雨読☂

読んだ本や漫画の感想を書いたり作った料理の記録をしたりするブログ。

2019年5月25日 納豆コールスロー

はいこんばんはRM307です。何を書こうかな。ああ先日台湾で同性婚の法制化が実現されたそうで。
めでたい。何より国民性が素晴らしいと思う。遅れている日本も早く見習ってもらいたいものです。
日本同様に地震や台風が多い国ではあるけど、日本よりも良い国だと思う。移住しても良さそう。
ただ言葉を勉強するのがめんどくさいからな・・・。まぁ日本がいよいよ駄目になったら考えよう。

この一ヶ月に作ったものはたまごサンド、野菜サンド、チーズドリア、ホットケーキぐらい?
ああ、先月作った鶏むね肉のマヨ豆板醤炒めもまた食べた。美味しかったな。母にも好評だった。
あと母の日に、去年作ったガトーショコラをまた作りました。前回は牛乳を入れたけど、今回は
豆乳で作った。でも変わらず美味しかったです。母も喜んでたくさん食べてくれたので良かった。
それと先月書き忘れていたけど、4月5日には久しぶりにヨーグルトのチーズケーキも作っていた。
ホットケーキミックスと混ぜるだけなのでかんたん。やっぱり美味しかったな。母も喜んでくれた。

あと最近ずっとこの美味しいみそでみそ汁を作っていたのだけど、たまには違う味にしたくなり
他のメーカーの赤みそを買ってみたら、ぜんぜん美味しくなくてがっかりした・・・でもこれを
使い切らないとなぁ。もっと少量で買えて、味を食べ比べる事ができたら良いんだけど・・・。

さて今週の料理回、今回は聖城先生がリツイートされていた「納豆コールスロー」を作りました。
最近きゃべつの千切りと納豆の味に飽きていたので・・・。こちらも混ぜるだけで簡単ですね。
きゃべつの千切りは六年前から毎日夕食で食べているけど、コールスローというものは初めてだ。
ちなみにからしは入れずに作りました。家に無かったのと、子ども舌でからしが苦手なので・・・。

20190525_納豆コールスロー
完成したものはこちら。作ったは良いものの、本当にきゃべつと納豆が合うのだろうか・・・?
味は・・・おお、これは美味しい!食べ慣れていた事で気になっていた納豆のクセのような部分が、
マヨネーズでマイルドになっている気がする。上手く言えないけど。どんどん箸が進む美味しさ。
ねばねばなきゃべつの舌触りも味も良い感じ。きゃべつと納豆の相性、意外と良いのだな・・・!
しばらく毎日食べてしまうかも。良い料理とめぐり会えました。聖城先生に感謝!それではまた。

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2019年5月18日 青い花5巻 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は志村貴子先生の百合漫画「青い花」5巻の感想。
5巻はすぐ読むかもみたいな事を言っておきながら、また二ヶ月ぶりに読む事になってしまった。
でも全8巻なので、このペースだと年内に読破できそう。早くも読み終わるのがもったいないけど。
3巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78078877.html
4巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78693186.html

青い花 5巻 (F×COMICS)
志村貴子
太田出版
2010-02-18


【主な登場人物とその関係】
あーちゃん(いつも明るく元気な主人公、幼なじみのふみから好きだと言われて困惑する)
ふみ(あーちゃんの幼なじみ。千津ちゃんに失恋後、杉本先輩と付き合って振られる)
井汲さん(あーちゃんの友人。杉本先輩に片想いしていた。演劇祭では主演女優に)
大野さん(あーちゃんの後輩、コミュ力おばけの新入生。姉が山科先生と付き合っている事を知る)
上田さん(クラス替えであーちゃんと同じクラスになった、演技の上手い図書部。演劇祭では男役)
杉本先輩(各務先生への想いを捨てられずふみちゃんと付き合うが後に振る。卒業して留学中)
千津ちゃん(以前ふみと付き合っていた実の従姉。結婚して子どもが生まれて帰郷する)
康ちゃん(井汲さんの許嫁。井汲さんの事が好きだが、彼女に婚約解消を申し出る)
(あーちゃんを溺愛するシスコン兄。ふみの友人のモギーと付き合う)
山科先生(あーちゃんたちの学校の先生。大野さんの姉と交際中)
各務先生(演劇部の顧問。杉本先輩が片想いしていた相手。杉本先輩の姉と結婚した)

登場人物が増えたなぁ。一応短く正確にまとめているんだけど、これを読んでいる人は居ないか?


杉本先輩のお姉さんのところへ絵を習いにきている井汲さん。まだ杉本先輩の事が好きみたい?
だよね、井汲さんの性格だったらそうそう忘れられないよ。わりと僕に近いキャラかもしれない。
その次の井汲さんのドレス姿、素敵!メイクも映えるなぁ。気づいていなかったけど結構美人だ。
すでに「京子様」という敬称がw杉本先輩も居なくなったし、ここからモテそうだわ・・・。
学校ではクールでしっかり者な井汲さんだけど、許嫁の康ちゃんの前ではリラックスしている。
「えーー」とか「帰るのめんどくさい」とか、学校の友人たちが見たら結構びっくりしそうだ。
しかしそんな彼女は康ちゃんから婚約解消を持ちかけられる。井汲さんが自分に愛情が向けて
いない事をずっと感じていて、それでも好きだったけど、もうはっきりさせる事にしたんだな。
以前も書いたけど、好きなのに別れるってつらいよ。でも今のままでもつらいのか・・・うーん。

4巻でふみに好きだと言われたあーちゃん。肉体関係も含む好意だと言われて今も困惑している。
そこで上田さんにそれとなく相談する。え、上田さんで良いの・・・?彼女何か怖いんだけど。
会いづらさを感じていたあーちゃんだったけど、ふみとちゃんと会ってその事をいろいろ話した。
ふみは「あーちゃんが嫌がるような事は絶対にしないから、友だちでいさせて」と言います。
でもこの話の最後で「好きな人にはふれたい キスをしたいし 抱きしめたいと思う」という
モノローグが入る。だよねぇ・・・。でもあーちゃんと友だちで居る為にはそれができない。
一見矛盾しているように見えるけど、どちらも間違っていない思いなのだよなぁ。難しい・・・。
あれからふたりはお泊まり会もしなくなってしまったらしい。やっぱりぎくしゃくするよなぁ。
うう、ふたりには仲の良い友だちで居て欲しいよ・・・。この関係は元通りになるのだろうか?


その後いよいよ劇が始まる。井汲さんの憂いを帯びた瞳が素敵だ。原作の「鹿鳴館」については
何も知らず、登場人物もセリフもよくわからなかったのだけど、劇のシーンは退屈せず読めた。
井汲さん、演技が上手だ。そしてここから劇の合間に井汲さんの回想がちょくちょく挟まれる。
康ちゃんに帰りたくない、家に居たくないと言う井汲さん。そして婚約解消しないでと言う。
しかし康ちゃんは「家を出たいから? そこまで都合のいい男にはなれない」と言うのだった。
その次の井汲さんの表情、2巻でふみと別れた杉本さんに会いに行って、彼女から「次は自分が
つきあえると思った?」と言われた時の反応に近いような?康ちゃんにも見透かされていたか。
婚約解消にはそういう部分もあったのだな。この先本当に康ちゃんが報われて欲しいよ・・・。
そして幼い頃の井汲さんも描かれる。3巻の感想でも書いたけど、小さい井汲さん可愛いなぁ。
その中で、以前から意味ありげだった母親についての問題も登場する。離婚と宗教かぁ・・・。

劇中には、「私の中にはこの歳になっても一人のどうにもならない子供が住んでいるのです
というセリフが登場する。これ、1巻で杉本先輩が各務先生に書いた手紙と同じ内容だな!
それに対して井汲さんの役は「その子供を大切になさらなければなりませんわ」というセリフを。
こちらも意味ありげだなぁ。井汲さんはたぶん杉本先輩の手紙の内容は知らないんだよな・・・。
彼女の心境とは真逆なセリフであるように感じたのだけど、実際のところどうだったんだろう?
劇の後、各務先生もこのセリフを反芻していた。いろんな人に刺さる題材だったのだな・・・。
井汲さんがメインだったので彼女にばかり触れたけど、演技するあーちゃんも可愛かったです。


次の章ではふみの幼い頃のエピソードが描かれる。そして従姉の千津ちゃんの子どもの頃も。
にこやかで明るい千津ちゃん。ふみはそういうところに惹かれて、彼女と付き合ったのかなぁ。
回想が終わり、千津ちゃんはふみが女の子を好きである事を聞き、「そっち側のひと」になった、
それをしたのは自分だと、そして自分は「そっち側」には行けないと泣く。なぜ泣いたんだろう。
ふみに対して申し訳無いと思ったのかな。そんな彼女を見つめる虚無感のあるふみも印象的だ。

そして次の巻では夏休み、友だちも誘って大勢で大野さんの祖父の旅館で過ごす事になるらしい。
前回は井汲さん家の避暑地だったな。夏休みイベント良いですね。今度はどんな事が起きるのか。
その上、杉本先輩も留学先から帰省するらしい!やったー思っていたより早い再登場で嬉しい!
でも髪が伸びて王子さまぽくなくなった先輩、可愛くない!短い方が似合っていたのになぁ。
でもまた会えそうなのは楽しみ。井汲さんの先輩への想いにも決着がつくと良いんだけど・・・。


以上、今回はあまり書く事が無いなと思っていたけど、前回と同じ量になったな。それではまた。

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2019年5月11日 村上朝日堂 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は村上春樹のエッセイ「村上朝日堂」の感想。
読むのはたぶん五年ぶりで3、4回目。一つの話につき2ページという事もあり、書く事が少ない。
エッセイも短すぎるものより、やっぱりある程度ページ数があった方が楽しめるし書きやすいな。

村上朝日堂 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社
1987-02-27


蟻について(1)」は、巣穴を掘る蟻が掘った砂を穴の入り口から遠くに捨てに行く話で、
中には穴の入り口の横にぺっと捨ててしまう蟻も居ると語られている。それについて村上さんが
でも考えてみれば、誰も彼もが砂粒を遠くまで運んでいかなきゃいけないということはないわけで、まんべんなく砂をばらまくという観点から見れば、入口の近くにひょいと砂を捨てていくのがいてもちっとも構わないのである。
と書かれていて面白かった。たしかにそうだwでも蟻はそこまで考えて捨てているのだろうかw
よく不思議に思うけど、あんなに小さな身体の中に複雑な巣穴を把握したり道を覚えていたりする
能力が備わっているなんてすごいですよね。まさに生命の神秘。小さくても計り知れないなぁ。

とかげの話」では、とかげについて「よく見ているとちょっとシャイなところもあって」と
書かれている。たしかに可愛いけど、どのへんがシャイな感じなのだろうwこちらも面白い意見。
ちなみに、しっぽの切れたとかげは仲間内からいじめられる、縄張りも半分に減らされてしまうと
科学雑誌に書いてあったとあるけど、検索したところ、そもそもとかげは群れて行動しないし、
そこまでの高度な知能は無い、という意見もあった。どちらが正しいのだろう?少し気になる。

略語について(2)」では、社会が複雑化・多様化した事でわからない略語が増えたとある。
その中で「アメリカン・グラフィティ」という映画に登場する略語の話について書かれている。
I・D・なしにお酒を買いにいくシーンがある。テリー君は通りがかりのおじさんに「僕実はこのあいだ洪水でI・D・を失くしちゃいまして……」と言ってかわりにお酒を買ってくれるように頼むわけだが、おじさんがそれに答えていわく「そりゃ気の毒にね、俺も女房を失くしたんだ。でも名前はアイディーてんじゃないけどさ」。
これはたしかに面白いですねw今では当たり前だけど、「ID」が通用しない時代もあったのだな!

あとこのエッセイのイラストが安西水丸さんなのだけど、巻末には逆に村上さんがイラストを、
水丸さんがエッセイを書かれたおまけも載っている。水丸さんの文章もなかなか読みやすかった。


以上、引用が多くて感想は少なかったですね。書く事は無いけどいちおうどれも面白かったです。
小説を読んでインプットする体力と意欲が無いので、次回もまたエッセイかも。それではまた。

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2019年5月4日 終電にはかえします 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回は雨隠ギド作「終電にはかえします」の感想。
甘々と稲妻」でおなじみの作者さんの百合短編集です。今回は珍しく試し読みせずに購入した。
まぁ「甘々と稲妻」の作者さんなら大丈夫だろう・・・と思って。さてどうなるかな・・・?


表紙には女子高生がふたり、裏表紙にはウェディングドレスを着た女性がふたり描かれている。
二年前に新都社本スレでも話した事があったけど、ふたりともお嫁さん、って何だか良いなぁ。
以下は感想ですが、今回もあらすじ部分が多くなっています。じゃないと感想を伝えらえなくて。


一作目の「ひらがな線、あいう駅より」と二作目の表題作「終電にはかえします」では、
ミスコンで優勝し女子アナになって玉の輿を狙う女子高生あさきと、たまたま同じ電車に乗る
ヤンキーちっくな後輩ツネのお話。最初は痴漢避け、暇つぶし、ミスコンの票稼ぎになると
思ってツネと話すようになったあさき先輩だったけど、彼女の普段見せない表情を見てしまい、
ミスコンや玉の輿が吹き飛ぶくらい彼女の事で胸がいっぱいになってしまう。良いですね!

その後、高校を卒業して大学生になるあさきは、ツネに「私以外の友だちも大事にしなきゃ」、
「私から卒業しなきゃ」と告げる。それに対してツネは「いつまでも甘えていたら迷惑っスね」、
「調子に乗っちゃってすみませんでした」と謝る。こう言ってしまう気持ちはすごくわかるな。
僕もかつてずっとそう思っていたし何度も言った事があるし。まぁ今でもそう思っているけど。
その言葉に対しあさきは怒り、自分がツネを好きな事をちゃんとわかっていて欲しいと伝える。
良いなぁ、僕もそう言われたい。もしも僕と関わってくださったひとたちが、そう思っていて
くださったら本当に幸せだろうな・・・。まぁ僕は無価値なので、そんな事は無いだろうけど。
そしてツネが泣き、それを見て「ずっと女子高生で良い、ツネといっしょに居る」と子どもぽく
ぼろぼろ号泣するあさき。ほっこりしますね。でも結局は別々の道を歩む事になるのかな・・・
と思っていたら、(これを)「デートって考えていいんスか?」と顔を赤くて訊いたツネを見て、
あさきは思わずキスをする!唇を離した後の、顔を真っ赤にしてびっくりするふたりが良いなぁ。
最後の「ツネと二人 行き先のみえない電車に乗りました」というモノローグもとても良い。

何だかんだ女の子同士仲が良くなっても、進学して環境が変わればいずれ関係が解消される。
寂しいけど、そこにたしかにあったきらめきは変わらないし、きっと思い出の中でいつまでも
輝き続けるのだろう・・・という話はよくあって、たぶんその方が思春期特有のせつなさとか
美しさみたいなものを切り取りやすいんだろうけど、ふたりが一歩踏み出してくれて良かった!
長編でも無いのに、胸の奥から「結ばれて良かった!」という暖かい気持ちが湧き上がってきた。
そして最初から女の子が好きな百合っ娘の話もちろん楽しめるけど、やっぱり男性が居る中で、
その女の子の事が好きになったから女の子でも相手を選ぶ、って百合はすごく良いなぁ・・・。


このキスシーン以上の爆発力があったのが、「少女プラネタリウム」のラスト3ページだった。
自分の中で生まれたサトウさんへの爆発しそうな気持ち、でも彼女が私の星にならないのなら、
気持ちが死んでしまえば良い。そう思って嘘をつきサトウさんを突き放すスズキさんだったけど、
彼女の涙に思わず抱き締め、嘘だったと謝り、泣きながらサトウさんが大好きだと伝える!
ちゃんと伝えてくれて良かったー!仲直りしてくれて良かったー!と単純に喜んでしまった。
サトウさんもよく頑張ってスズキさんを呼び止めたなぁ。あと不安そうな顔も泣き顔も可愛い。
大粒の涙をぼろぼろと流す表情がとても魅力的だ。僕もこんなふうに描けるようになりたいな。

一瞬のアステリズム」に登場する蝶子は髪がもっさもさ。「甘々と稲妻」のつむぎちゃんを
思い出すなぁ。鷲崎健さんが「つむぎちゃんの髪を梳いてあげて」と言っていたのも思い出した。
でも可愛いデザインだなぁ。ここまで毛量の多いキャラを描いた事が無いけど、興味を持った。
三角関係の三人、このままの関係でいようって結論は面白いな。「おとなが怒りそうな」とある。
たしかにそんなの長く続かない!と言われそうだけど、今の彼女たちにしか出せない結論だなぁ。
僕は年齢だけ重ねた大人とは言えない大人なのでえらそうに言えないけど、それも必要なのかも。

永遠の少女」にもみさおという小さな女の子が登場する。幽霊少女のみずきは彼女と出会い、
みさおだけが自分に触れる事ができ、またみさおが触れるものは自分に「伝わる」事を知る。
それを利用し、みさおはみずきに抱きつく事で、彼女の服を毎日着せ替えるようになった。
くっつけると自分の服と相手の服が同じになるって面白いですね。ずっと病気で入院していて、
生きている間はおしゃれも楽しめず、死んでからも同じ病衣だったみずきは喜んだだろうなぁ。
そんなふうに姉妹のようにいっしょに過ごしていたふたりだったけど、どんどん大きくなる
みさおを前にし、みずきは自分が置いていかれると涙し、彼女から離れる事になりました。
高校、大学、社会人と、成長するみさおを時々見に行っていたみずきだったけど、ある時
みさおがウェディングドレスを着ているところを目にする。みずきはショックを受けるけど、
それはパンフレットのモデルで、みさおは今でもみずきといっしょに生きていたいと伝える。
この「誰とも結婚しない」のページで、はっと気づいた。この単行本を買ったのは一ヶ月前で、
最初に手に取った時の記憶も薄れつつあったのだけど、裏表紙のウェディングドレスのふたりは
みさおとみずきだ・・・!みさおがみずきにくっついてウェディングドレスを着せたんだ!!!
そう思ったらめちゃくちゃじーんとしてしまって、実際に次のページのふたりの花嫁姿を見て
もっとじーんとしてしまった。みさおはみずきを選んで、ずっと待っていたのだなぁ・・・。
そしてラスト、おばあさんになってもみさおはおしゃれをして、みずきに着せ替えてあげて
いっしょに楽しく過ごしているのだった。歳をとってもいっしょに居てくれるの、嬉しい・・・!
ハッピーエンドのその後も、ずっとずっと大好きな関係が続いたのがわかるって良いなぁ・・・。
その前で語られているように、みずきと同級生になったり、いっしょに「生きる」事が叶わず
みさおは当時もその後も苦しい思いをたくさんしただろうけど、最後の笑顔で救われました。

派手なお姉ちゃんの友だちの中で一人だけ浮いている、でもとてもきれいで気になる久我さん。
私の友だちになれば良いのに――素敵な久我さんに髪を梳かしてもらってそんな妄想をする、
中学生(?)のなつが主人公の「大人の階段の下」は、おおっと思う展開が多くて面白かった。
姉のアキの友だちは久我さんを混ぜる事に否定的で、どうして久我さんを呼んだのだろう?
と思っていたら、ふたりっきりの時に久我さんに髪を梳かしてもらっていたアキの表情を見て、
なつは姉もまた久我さんに惹かれているのだと察する。昔から姉と好きなものを取り合いした。
この流れすごく良いですね。「昔っからおねえちゃんとはあわない」がまたここできた!
そんななつは思い切って久我さんに友だちになって欲しいと告げる。そんな妹に怒鳴るアキ。
でも結局はなつの連絡先を久我さんに教えてあげた、最後はいつもちょっぴり優しい姉だった。
そしてラスト、久我さんとアキがキスしているところを目撃してしまい、熱を出すなつであった。
今回も姉と和解して終わるのかなーなんて思っていたら、キスをぶっこんできた!びっくり!
他の短編でもそうだけど、常に僕の(残念な)予想の上を行かれるのが読んでいて楽しかったな。
そして24ページの中に魅力が詰まっていて、ストーリーとしては一番クオリティが高く感じた。
あと単純に髪がさらさらになったなつが可愛かった。ふとんにくるまって泣くところも良いw
ちょっとだけ大人になった彼女。これからも姉や久我さんと仲良くしていって欲しいですね。

少女星図」では、集合写真の欠席者の場所を「アルバムの星」と表現したのが面白かった。
タカハシさん、高校生の時とキャラ違うなwスズキさんとサトウさんとまた会えたのも嬉しい。


以上、どの作品もすごく好き!こういうのが読みたかった!と思える内容でした。それではまた。

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2019年4月27日 鶏むね肉のマヨ豆板醤炒め

はいこんばんはRM307どぇす。ですと打ったら間にwが入ってこうなりましたがそのまま続けます。
以前たまにやっていたけど、ここにオープニングトーク的な何か短い話でも書きたい。しかし
何も書く事が無い。最近はだいたい絵板に書いちゃっているしな・・・。ああ、一つ思い出した。
先日の池袋の交通事故。最初は加害者の人も殺したくて殺した訳では無いだろうし高齢者だしで、
ちょっと可哀そうだと思っていたけど、どうもそう簡単には擁護できない部分がいろいろ出てきて。
「上級国民」とかはどうでも良いけど、気分が暗くなるな。被害者の旦那さんの事も考えると・・・。
居るのが当たり前だった奥さんと娘が、そこにたしかにあった幸せが一瞬で奪われるのはつらい。
もし自分の大切な相手だったら、と思うと・・・なんて、一瞬でもそんな事を考えたくない・・・。
何もできない(加害者になる事はあるかもしれないけど)僕は、ただ今の幸せを感謝し祈るだけだ。
そして旦那さんの苦しみや悲しみが少しでも軽くなりますように。こちらもただ祈る事しかできない。

この一ヶ月は大したものを作っていない。前回の鶏むね肉のチーズマヨソテーが美味しかったので
また作ったのと、たまごサンドだったりチーズドリアだったりを何回か。料理というほどでも無い。
あとキムチが美味しくて毎日食べていたのだけど、ある日突然飽きて食べたくなくなってしまった。
キムチってそういうところがあるよね(無い?)。このキムチを活かした料理はいずれ作りたいな。

さて今週の料理回、今回はマヨソテーに一工夫、鶏むね肉のマヨ豆板醤炒めです。検索で見つけた。
https://cookpad.com/recipe/1477662
麻婆豆腐用に買った豆板醤、辛いのは苦手だけど果たして大丈夫だろうか・・・?ねぎは不使用で。
ねぎは好きなんだけど、使い切るのが大変だし近くのスーパーは高いしでなかなか手が伸びない。

20190427_鶏むね肉のマヨ豆板醤炒め

完成したものはこちら。まぁ見た目は前回と変わらない。さて味は・・・うん、ぴりっとするな。
でも麻婆豆腐の時ほど辛くなく美味しい!マヨネーズが辛味をまろやかにしてくれたみたいだ。
ちょうど良い辛さ。そしてチーズを載せた時ほどこってりしておらず、こちらもちょうど良い味。
辛いものが苦手な僕だけど、ぱくぱく美味しく食べる事ができました。成功だな!それではまた。

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2019年4月20日 斜陽 感想

はいこんばんはRM307です。今週は小説の読書回。今回は太宰治作の「斜陽」の感想を。
先日読んだ「人間失格」がわりと良かったので、他の著作も読んでみようと思ったのだった。

斜陽 (新潮文庫)
太宰 治
新潮社
2003-05

【あらすじ】
第二次世界大戦後、没落した貴族の一家の、日が落ちるように滅びゆくさまが描かれる。

えー正直に感想を述べると、この作品の良さをまったく理解する事ができませんでした・・・。
読むのがとにかく苦痛で、160ページちょっとしか無いのに一週間かけてようやく読み切った。
まずわからない事だらけで、どうしてかず子が上原の事を好きになったのか読み取れなかった。
直治が恋をしていた洋画家の奥さんの事もそうだけど、登場人物のモノローグ、手記などで
前振りや伏線も無く突然語られるので、そんな唐突に言われても・・・と受け止めきれなかった。
(いや、直治が恋をしていた奥さんというのは上原の奥さんの事だったのかもしれないけど)
ただ、最後に上原の子を身籠ったかず子が「この子とともに古い道徳と戦っていく」と決めた
ラストは良いなと思った。母や直治は死んでしまったけど、かず子まで死ななくて良かったな。

自殺した直治の残した遺書で、遊んでばかりいる彼にも彼の苦しみがあり、決して快楽に溺れて
遊んでいた訳では無く、「貴族」というくびきから逃れる為に必死で民衆に混じろうとしていた、
という事がわかるけど、だからといって同情して好感を持てるようなキャラでは無いな・・・。
母が亡くなる直前、叔父に貧乏だからお偉方を呼び寄せる力は無いと言われたも同然だと言って
直治が叔父をケチだと罵るのだけど、その叔父から援助を受けているのにケチ呼ばわり・・・?
仮にも遊び回っている自分がそれを言うの・・・?だったら自分が働けば良いんじゃない・・・?
と思ってしまった。遺書にも「人にたかる事ができない、上原と遊んでも自分の勘定は自分で
出していた、他人の仕事で得た金で飲み食いしたり女を抱いたりなんておそろしくてできない」
と書かれていたけど、家族の金目の物を持ち出しては売り払って、それで得たお金だったのに
ずいぶんえらそうだな、他人にたかるのは駄目でもそれは良いんだ、と冷めた目で見てしまった。
かず子も、「本当の地獄がはじまった」と独白していたけど結局今までの暮らしは続けていたし、
自分が病に罹っていた訳でも誰かに虐げられたりするような事も無く、そこまで言うほどなの?
どのへんが地獄だったのだろう?と首を傾げた。戦後、もっと苦しい人はたくさん居ただろうし。
まぁ僕だって現代の日本という恵まれた環境で暮らしているし、他人を責められないんだけど。

まぁでも直治の手記や遺書の文章にも少しは良いところはあったので、一部を引用しておきます。
僕が早熟を装って見せたら、人々は僕を、早熟だと噂した。僕が、なまけものの振りをして見せたら、人々は僕を、なまけものだと噂した。僕が小説を書けない振りをしたら、人々は僕を、書けないのだと噂した。僕が嘘つきの振りをしたら、人々は僕を、嘘つきだと噂した。僕が金持ちの振りをしたら、人々は僕を、金持ちだと噂した。僕が冷淡を装って見せたら、人々は僕を、冷淡なやつだと噂した。けれども、僕が本当に苦しくて、思わず呻いた時、人々は僕を、苦しい振りを装っていると噂した。
あと良いところといえば、かず子が火の不始末から火事を出したところ、村人たちが飛び起きて
かけつけてくれて消火にあたったシーン。なるほど、昔は人々が団結していたのだなぁと思った。
別に現代人が冷たいと言いたい訳では無いんだけどね。そういう団結力は昔の方があったのかも。


以上、純文学を理解できない貧しいココロを持った人間が読むとこうなる、という一例でした。
人間失格」の感想は4000字近くあったけど、今回はその四分の一しか無かったですね・・・。
ホント苦行だったので、次はまた村上さんのエッセイでも読もうかな・・・。それではまた。

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2019年4月13日 星川銀座四丁目 新装版上巻 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回は玄鉄絢作の「星川銀座四丁目」上巻の感想。
小学生と社会人がいっしょに暮らす年の差百合漫画。購入したのは全2巻にまとめられた新装版。
描き下ろしのショートストーリーとカラーイラスト、最初の単行本の表紙が収められています。



【主な登場人物】
(小学校教師。問題のある両親から乙女を引き取って同居する事に)
乙女(不登校の小学生。スペイン人と日本人のハーフ。湊と同居し家事を担う)
観月(湊の大学時代の同級生。乙女のライバル?)
かなえ(乙女の通う塾の講師。乙女を見るといらいらするらしいが・・・?)
(塾の生徒。かなえに会いたくて塾に通っているらしい)

試し読みをして『先生と生徒の年の差がある百合作品か、袴田めら先生の「それが君になる」や
お姉ちゃんは過保護!」が好きだし楽しめるかな』と思って買ったのだけど、読んでみたら
生徒の方はまさかの小学生でびっくり!生徒じゃなくて児童だったとは・・・。大人っぽいから
わからなかった。僕はどうしても子どもは子どもとして見てしまい、恋愛作品では気になって
感情移入できない事が多いのだけど、乙女は思っていた以上にしっかりしていたし、何より湊の
本当に乙女を求めている気持ちが強かった所為か、読んでいたら気にならなくなっていった。

湊が乙女と離れるのが怖くて、学校へ行ったふりをして時間をつぶしていたシーンも驚いたな。
このまま依存が強くてふたりとも堕ちていくんじゃ・・・と心配したけど、解決して良かった。
(これはマジでかなり心配をして、読まない方が良かったんじゃ・・・と後悔しかけました)

もう一つびっくりした事は、精神的なつながりだけじゃなく、肉体的なつながりも求めていた事。
お風呂上がりの乙女にどきどきしたり悶々としたり、「乙女とえっちしたい!」と発言したり。
前述の通り子どもは子どもであり、僕はそういう目を向けられないので、最初はどうしてだろう?
と疑問でいまいち入り込めなかったのだけど、でも、それぐらい乙女が大好きという事なのだな。
乙女が中学に上がったらすぐ彼氏ができて自分から離れてしまうんじゃないか、という心配から
乙女に女子校を受けさせた、というくだりで「ああ、湊はかなり本気なんだな」と感じた。
ふたりのキスシーンも良かった。あまりたくさんは読んでいないけど、キスの描写って良いなぁ。
去年「前略」を読み返した時にも新ブログに書いたけど、僕もキスシーンを描きたい・・・!
あと、「ふとももの内側とか?」、「どこでも先生のして欲しいところにするよ?」などと
湊をからかう乙女も良かったですね。年下が年上をこうやってからかうのって結構好きだな!

乙女とキスする前、湊は「法律が許さない」と言う。その後乙女にキスをせがまれる場面もある。
僕が好きな相手(非子ども)にされたら流されてその先までいくかも。湊、よく我慢できるな!w
お風呂で乙女が自分の身体にボディーソープを塗って湊の身体に押しつけるシーン(何それw)も
相当危ないところだ。乙女を引き取ると決めた時もそうだったけど、意志が強いんだな・・・!

お互い愛人を作って家にも帰らず、乙女を独りにしていた両親に対して「この子は私が預かる」
と宣言した湊はカッコ良かったな。こういうのって非常に難しい問題だし、うかつに立ち入れば
教師である湊の立場が危うくなる。僕ならきっと我が身可愛さで深く関われないだろうな・・・。
創作だからと言えばそれまでなんだけど、乙女を追いかけてもこなかったこの両親に腹が立つ。
放置していたとはいえ、自分の子が居なくなるんだよ?わかっているの?まったく理解できない。
どちらかの親が、湊の元から乙女を呼び戻す展開がくるんじゃないかとひやひやしています。
このまま何事も無くふたりがいっしょに居続けられると良いんだけど・・・不安だなぁ・・・。

湊はいつから乙女の事が好きなのだろう?最初から恋愛的な意味で惹かれていたのだろうか?
そもそものふたりの出逢いは、万引き犯に仕立て上げられた湊を乙女が助けた事が始まりだった。
乙女と別れた湊は、彼女の後ろ姿を見て小さくため息をつく。この時乙女に惚れたのだろうか?
恋愛経験に乏しく読解力も無いので、きちんと読み取れなかった。最後まで読めばわかるかな?
と思ったらあとがきに「恋に落ちるところは省いた」と書かれていた。そうなのか!気になるな!

最後の13話では、湊とケンカして家を飛び出した乙女が、かなえに「先生の家に置いてください」
と言ったところで終わる。そしてそれに嫉妬するかのような表情を見せる櫻。また気になるな!
ただでさえ血の繋がりの無い他人と同居している乙女なのに、問題がこじれないと良いんだけど。
そして少し前に「乙女の居ない学校は寂しい、ずっと乙女といっしょに居る為に頑張っている」
と言っていた湊が可哀そうで・・・独りぼっちにさせないで欲しいよ。早く戻ってきて・・・。

上巻のあとがきには「ステレオタイプに反逆しようと」描かれた作品だと語られていた。もちろん
ステレオタイプ=悪いと書かれている訳では無いけど、僕の漫画もステレオタイプかなぁ・・・
と反省した。できれば僕もステレオタイプと言われないような漫画を描きたいんだけどね・・・。

最後になるけど絵柄にも触れておこう。最初は独特なクセのある感じだな、と思ったけど、今は
純粋に可愛いと思える。あと62、82、130ページのような口の位置が下がった表現がとても可愛い。
照れ顔も良いですね。それと局部は描かれていないのに、裸体がやたらと艶めかしく感じる。
調べたところ、作者さんはもともと成人向け漫画を描かれていたそうで。そこで鍛えたのだな!
巻末のイラストギャラリーもえっちい。同じ浮き輪に入っているふたりの絵が特に好きです。


以上、なかなか楽しめたので良かったです。再来週は料理回なので、下巻は5月以降に読もう。
上巻の表紙では身長差のあるふたりだけど、下巻の表紙では頭の位置がほぼ同じになっている。
この先成長してもいっしょに居てくれるだろうか・・・?観月に「いつまでも湊といっしょに
寝るつもり?」と問いかけられた時は「ええ」としっかり答えた乙女だったけど、心配・・・。
だってまた中学生だもの。人の気持ちは変わってしまうから。気になります。それではまた。

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質問箱スレを立てました。もし何か質問などがございましたら、お寄せいただけると嬉しいです。
http://rm307.php.xdomain.jp/eitter/potiboard.php?res=328

2019年4月6日 村上ラヂオ 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回。今回は村上春樹作のエッセイ「村上ラヂオ」の感想。
以前村上春樹作品以外を読むと書きましたが、今週は忙しく、一日で読めそうなのがこの本しか
ありませんでした・・・。それに久しぶりに村上さんのエッセイを読みたくなっていたので。
本当はエッセイも出版された順に読みたかったんだけど、家には無かったので。短かったしね。

村上ラヂオ (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社
2003-06-28


読むのは四年半ぶり三、四回目ぐらいで、内容もわりと覚えていたけど、やっぱり楽しかった。
一番印象に残っていた「柿ピー問題の根は深い」の、ピーナッツよりも柿の種の方が好きだけど、
自分の内なる欲望をできる限り抑え、(中略)自分の中に半ば強制的に「柿ピー配分システム」を確立し、そのとくべつな制度(レジーム)の中に、偏屈でささやかな個人的喜びを見いだしているのである。
という一文が結構好きだった。偏屈でささやかな個人的喜び、こういうの僕もわかる気がするな。
僕のFA作業における、ある種無駄とも言えるこだわりも、村上さんのそれに近いかもしれない。

跳ぶ前に見るのも悪くない」に登場する大江健三郎さんの本のタイトル「見るまえに跳べ」、
思えば、僕も新都社ではいつも見る前に飛んでいる気がする。絵を描き始めた事もそうだし、
先を考えずに「おなかのへるうた」や「百合少女交響曲♪」の連載を始めてしまった事もそう。
村上さんのような人生を懸けた冒険のような大きなジャンプと比べると、大したものでは無いけど。
人生における大ジャンプ、というのものは未だ経験していない。そんな度胸はまるで無くて・・・。
僕も上手く着地できる自信が無いし。だからっていつまでも立ちすくんでいてはいけないのだけど。
あと、結婚している人たちもいわば「見る前に跳んでいる」状態じゃないかと思ったのだけど、
そのへんはまぁ経験の乏しすぎる僕にはわからないか。僕だったら不安が大きすぎて跳べないな。

教えられない」に登場する夏目漱石の、えらい人だから英語も知っているだろうと思って
教わりにきた子どもに、病の床に伏せっていたのにも関わらず、胃の痛みをおさえ懇切丁寧に
初級英語を教えていたエピソード、良いですねぇ。これだけで夏目漱石に好感を持ってしまうな。
僕は子どもの頃は勉強が得意で、教えるのもわりとできたのだけど、今は下手になってしまった。
僕も村上さん同様、かみ砕いてわかりやすく他人に説明するというのが不得手だなぁ・・・。

へんな動物園」では、中国の動物園で「猫」という名札のかかった檻を発見したエピソードが。
中には普通の猫が寝ていたという。昔の中国の動物園にはそんなユニークなものがw面白い。

恋している人のように」に書かれている、若い頃の恋愛の記憶が「それが僕らの残りの人生を
けっこう有効に温めてくれる」という一文、これは村上さんの他の文章でもよく目にしますね。
子どもの頃の事を抜きにして、僕は両想いだったという経験が一度、それもほんのわずかな時間
しか無いし、それも今や別に思い出したくもない、消してしまってぜんぜん構わない記憶なので、
村上さんの仰るように有効に働く事は残念ながら無いな・・・。そしてこうも書かれている。
ものを書く上でも、そういう感情の記憶ってすごく大事だ。たとえ年をとっても、そういうみずみずしい原風景を心の中に残している人は、体内の暖炉に火を保っているのと同じで、それほど寒々しくは老け込まないものだ。
なるほどな。これは恋愛以外にも言えるかもしれないと思った。僕も九年以上FAを描いてきて、
描いている時の喜び、お返事をいただけた時の喜びの記憶は常に自分の中に存在していて、
そのおかげで、今も毎月FAを描き続ける事ができている・・・と思うのですがどうでしょう。
自分では、絵に関してはまだ老け込んでいないはず・・・とも思ったりするのだけど・・・。
人間としてはきっと早々に寒々しく老け込んでしまうだろうな・・・まぁ仕方が無いか・・・。

けんかをしない」にも印象的な一文がある。ひどい言葉を投げかけられるよりも駄目になる事。
世の中で何がいちばん人を深く損なうかというと、それは見当違いな褒め方をされることだ。そういう褒め方をされて駄目になっていった人をたくさん見てきた。人間って他人に褒められると、それにこたえようとして無理をするものだから、そこで本来の自分を見失ってしまうケースが少なくない。
これはすごくヒヤッとした。僕も作品や作者さんを褒める事が多いので。もちろんその言葉に嘘は
無いし、決して過剰に持ち上げたりもしない、思った事をそのまま伝えようとしているだけだ。
しかし、それがもしも見当違いな意見だったら、相手の進むべき道を誤らせる意見だったら・・・。
以前新ブログに書いたこの記事を思い出した。僕も不死鳥先生を褒めた事で、不死鳥先生が
道を誤ってしまったのでは無いか、絶クレを描いた事で余計な回り道をしたと感じていて、
その事を後悔されているのでは無いか・・・と以前はよく不安だったので。今でもそう思うけど。
褒める事、喜んでもらいたいと思う事。それはポジティブなところから生まれるものだけど、
安易に考えてはいけないのだな、言葉には慎重にならなくてはいけないな・・・と改めて感じた。
まぁ僕の言葉なんかで進む方向を決定したり動かされたりする人はほとんど居ないとは思うけど。

あと文章は比較的読みやすいけど、「ドーナッツ」に登場する「止揚」の意味はわからなかった。
いつもわからない言葉は検索しながら読んでいるけど、調べてもいまいち理解できなかった・・・。


以上、しばらくは創作も忙しくないし、次はまた小説を読めたら良いな・・・。それではまた。

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2019年3月30日 鶏むね肉のチーズマヨソテー

はいこんばんはRM307です。前回の料理記録から一ヶ月ちょっと経ちました。結構空きましたね。
最近は冷凍食品じゃなくまたウインナーをチンして食べる事が多かったけど、そろそろ飽きてきた。
作ったものはオムライス、チーズドリア、ホットケーキ、たまごサンド、チーズチキンソテーなど。
あとチャーハンも作ったのだけど、やっぱりまたべちょべちょになってしまった・・・うーん。
炊きたてのごはんだったから駄目だったのだろうか?また今度冷やご飯で試してみようか・・・。
チーズチキンソテーは隔週で作っていた。安く作れるしぺろっと食べられるし、良いおかずですね。
あと料理では無いけど、年越しそばが美味しかったのでたまにそばの乾麺を湯がいて食べています。
2012年以降はほとんど麺類を食べていなかったのだけど、たまに食べると美味しくて良いですね。


それと1月に続き、また炊飯器の蓋が途中で開いてしまいごはんを炊くのを失敗しました・・・。
かちっと締めたんだけどなぁ。まぁ長年使っているから接続部が弱くなっているのかな・・・。
前回はかに雑炊を作ったけどいまいち美味しくならなかったので、今回は炊き直す事にしました。

検索したところ、クックパッドにも意外と炊き直す方法が載っていた。まずはお酒を使う方法。
お釜のごはんに五ヶ所ほど穴を空けて料理酒を注ぎ、もう一度炊飯ボタンを押すというもの。
たしか数分で炊き上がったと思う。ごはんからはお酒の匂いが香る。さて食べてみると・・・。
駄目だ、ぜんぜん固い。炊き直す前と大して変わっていない。これは時間がかかるのでは・・・?

次に試したのは熱湯を注ぎもう一度炊くという方法。これはたしか10分ほどで炊き上がった覚えが。
https://cookpad.com/recipe/1325093
さてどうかな・・・おお、ちゃんとしたごはんになっている!良かった!ほっとして食べました。


さて今週の料理回、今回は鶏むね肉のチーズマヨソテーです。チーズチキンソテーと似ていますね。
マヨネーズを使っているのが違うところだ!と言い訳して作りました。使用したレシピはこちら。
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1000005377/?l-id=recipe_list_detail_recipe

20190330_鶏むね肉のチーズマヨソテー
完成したものはこちら。たまに思い出して画像を加工したり。さて味は・・・うん、美味しいな!
材料は似ているけど、デミグラスソースをかけたチーズチキンソテーとはまた違って楽しめる味。
マヨネーズでわりとこってりしているのだけど、今ちょうど食べたい気分だったので良かった。
母も美味しいと言ってくれたので良かったです。気が向いたらまた作ろうかな。それではまた。

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2019年3月23日 青い花4巻 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は志村貴子先生の百合漫画「青い花」4巻の感想。
二ヶ月ぶりに続きを読みました。好きな作品なんだけど、読むと結構エネルギーを奪われるので
間を空けないと難しかった。そうすると内容を忘れちゃうので読み返さないといけないんだけど。
3巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78078877.html

青い花 4巻 (F×COMICS)
志村 貴子
太田出版
2009-04-23


【3巻までの主な登場人物とその関係】
あーちゃん(いつも明るく元気な主人公、幼なじみのふみから「初恋の人」と言われる)
ふみ(あーちゃんの幼なじみ。失恋して傷心中に杉本先輩と出会い付き合うが振られる)
杉本先輩(先生への想いを捨てられずふみちゃんと付き合うが後に振る。卒業したら留学予定)
井汲さん(あーちゃんの友人。杉本先輩が好きだけど相手にされない)
康ちゃん(井汲さんの許嫁。井汲さんの事が好きだけど井汲さんは・・・)
(あーちゃんを溺愛するシスコン兄。ふみの友人のモギーと付き合う)

【4巻からの主な登場人物】
大野さん(あーちゃんの後輩、コミュ力おばけの新入生。先輩ともすぐ仲良くなる)
上田さん(クラス替えであーちゃんと同じクラスになった、演技の上手い図書部)
山科先生(正確には3巻から登場しているあーちゃんたちの学校の先生。大野さんの姉と交際中)


3巻で留学する事になった杉本先輩。出発前にまたふみちゃんたちとひと悶着あるんだろうな!
と思っていたら、開始4ページですでにイギリスに旅立ってしまった事がさらっと語られている。
えー?!ショック!絶対ふみちゃんや井汲さんや片想いしていた先生と何かあると思ったのに!
以前も書いたように好きなキャラだったので、あっさり居なくなってしまったのが残念だ・・・。
あと、あわよくば6話の先輩を描く時のヒントになるものがあれば良いなと思っていたのに・・・。
想い人も結婚してしまったし、卒業もして、杉本先輩の物語はもう終わってしまったのだろうか。
絶対帰ってくるよね・・・?でもその頃にはもう大人だしなぁ。8巻までに語られるのだろうか。
しかしあんなに重要なキャラをあっさり退場させちゃうんだなぁ。なるほど、勉強になりました。

新入生のショートボブの大野さん、期待に満ちあふれて瞳がきらきらしている感じが可愛いです。
「よろしくて?」なんて言葉が自然に出てくるお嬢さま風の上田さんは何かありそうな感じだ。
2巻、3巻のおまけ漫画で少し登場していた山科日向子先生が、女性と付き合っているというのは
生徒の間でもうわさされているらしい。女子校だけど、やっぱりそういうのは特殊なんだな。
僕は最近百合学をベースに考えているので、そちらの方が普通なんだとはすぐに気づかなかった。

3巻でふみに「私の初恋はあーちゃんなの」と言われた事で、ふみの気持ちを考え悩むあーちゃん。
4巻ではどんどんふみの事を意識してしまうようになる。そんな気持ちが態度にも出てしまって、
ふみに「ちょっとよそよそしい」と言われてしまう始末。ちょっとずつ意識する感じ、良いですね。
すぐに杉本先輩の事を好きになったふみちゃんよりずっと良い。僕もそういうのが描きたいんだ!

あーちゃんがそんな中、ふみはまたしても彼女に「わたしあーちゃんの事が好き」と伝える。
そして自分の好きはあーちゃんの好きとは違う、過去に自分は好きな女の人とセックスしていた、
自分の好きはそういう好きなのだ、と話すのだった。ふみちゃん、君はどうしたいんだい・・・。
あーちゃんと付き合いたいのか、言って楽になってしまいたかったのか。まだよくわからないな。
ふみちゃんの事は嫌いじゃないんだけど、僕はあーちゃんが好きだし、いまいち目的が見えない。
混乱するあーちゃんが可哀そう。以前も書いたけど、この仲良し関係が壊れたら嫌だなぁ・・・。

そしてふみに恋愛相談を持ちかけられる、元恋敵の井汲さん。彼女も損な役回りだな・・・!w
井汲さんはそのうちあーちゃんからも相談されそうと笑うけど、マジでそうなりそうだな・・・w
まぁ一番損な役回りなのは、井汲さんの許嫁の康ちゃんなんだけど・・・。彼もまた片想いなのだ。

姉が女の人を好きかもしれないとふみに相談する大野さん。やっぱりこういう問題が持ち上がる
百合漫画は良いですね。姉の好きな女性が山科先生だと知ったら、彼女はどう思うのだろうか。
上田さんも気になる。4巻では大人しかったけど、何か怖い。この先どういう役回りになるのかな。


おまけの「若草物語」、姿子にあまり良い印象は無かったけど、なるほどこれは良いキャラだ。
超絶人気のある美人の姿子に告白したおぼこい薫子、でも恋人の多い姿子に対し苦しくなり、
結局別れてしまう。でもその後も腐れ縁で時々会う関係に。まだ片想いをしているのだった。
この最後の1ページが良いですねぇ。姿子の、自分が好かれている事をわかっていてけしかける、
試すような、からかうようなところは嫌だけど、惹かれてしまう気持ちもわかる気がするな。
どんな相手でも、好きな気持ちは消せないよね。惚れた弱みだよねぇ・・・。僕も昔そうだった。


【その他一行感想】

3巻であーちゃんの兄が良い・・・となっていたモギーは結局付き合う事になったのね!やるな!

37ページに登場する趣のある木造校舎、良いなー!僕もこんなデザインを目指して描かないとな。

42ページの「私も藤組でした」のあーちゃんの横顔、ぽにゃんとしていて可愛い。僕も描きたい。

51ページのストローでジュースを飲みながら本を読んでいるあーちゃんの顔、ゆるくて面白いw

あーちゃんの、88ページの赤面したところ、89ページの座っているところもとても可愛らしい。

ふみが「セックスした」と語るシーンでうっすら乳首が描かれていて、ちょっとどきっとした。

井汲さんの、お母さんへのモノローグがちょいちょいはさまる。どういう事なのか気になるな。


以上、面白かったです。が、「百合少女交響曲♪」で何となくこういう展開にしよう、と思って
考えていた内容と同じ題材になってきたので、これはまた考え直さないといけないな・・・。
今回はあまりエネルギーを奪われなかったので、5巻は早めに読むかもしれない。それではまた。

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