金魚ちゃんの晴耕雨読☂

読んだ本や漫画の感想を書いたり作った料理の記録をしたりするブログ。

2019年3月16日 人間失格 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は太宰治作の「人間失格」の感想を。振り幅よ!
たしか十代の頃に一度読んだ事があるけど、内容をまったく覚えていなかったので読み返す事に。
ちなみに我が家の本棚にあった、母が40年以上前に買った文庫本で読みました。定価140円!w

20190316_人間失格

【あらすじ】
人間を恐れ、他人の前では常に道化を演じていた主人公・葉蔵の凋落していく半生を描いた作品。
作者の経験に基づくエピソードが多く、フィクションでありながらも自伝的な小説とも言われる。
まぁ言うまでも無く有名な作品なので、わざわざあらすじを書くまでも無いんだけど、いちおう。


戦後すぐくらいの頃に書かれた作品だし、古くて読みづらいんじゃないかなと不安だったけど、
比較的読みやすくて大丈夫でしたね。それでも昔の仮名遣いだったり言い回しがあったりして
最初はなかなかエンジンがかからなかったのだけど、半分あたりからは最後まで一気に読めた。
今から70年前に書かれた作品だけど、言い回しはそこまで大きく変わっていないのだなというのも
意外だった。「永遠のテーマの一つ」という表現もあったりして、この頃からあるのか!なんて。
僕は日本の古い文学作品にまったくと言って良いほど触れていないので、新鮮な驚きだったな。

読んでいて最初に思ったのが、不死鳥先生の漢字の使い方ってこの時代の文学作品を参考にした?
という事。僕の漢字の使い方はもともと不死鳥先生の真似だったので、似ている事に気づいたのだ。
(ちなみに今は数年前からつばき先生の使い方も取り入れたりして、だいぶ別物になっているけど)
不死鳥先生がどんな文学を好きだったのかはもう覚えていないけど、案外当たっている気がする。
なるほど、ちょっと変わっているなと思っていたけど、こういうところにルーツがあったのかな。
もしかしたらこの作品も読んでいたのかもしれない、というのは、「パァトス」という単語が
出てきたところで思った。小説「フォルテシモ」に登場するカンジくんが言っていましたね。
燃える!燃えるぜ俺のパァトス!」。一般的な「パトス」じゃなく「パァトス」なのは珍しく、
検索してもほとんどヒットしない。この作品由来のものだったのだろうか?気になるところである。


本当の自分を出す事ができず、常におどける葉蔵。僕も、こと現実においては他人が怖いので、
わりと共感できる部分があるかも、と思って読んでいたけど、やっぱりぜんぜん違っていて。
第一僕はモテないからな!葉蔵とはまったく違う。驚いたというかよくわからなかったのが、
家出して友人の堀木のところに転がり込んだ葉蔵が、堀木にイラストを依頼していた編集者の
シヅ子と出会い、なぜかそのままシヅ子の家でヒモ生活を送る事になったところ。突然すぎる!
初対面のシヅ子に「あなたは、ずいぶん苦労して育って来たみたいなひとね。よく気がきくわ。
可哀そうに」と言われて次の行からはもう同棲していますからね。急すぎて訳がわからない!
何かしてあげたくてたまらなくなる男性としては描かれているけど。すごい魅力があるんですね。

その後葉蔵はそのシヅ子と娘の幸せを壊したくないと思い家を出る事になったのだけど(それも
身勝手な話で、葉蔵を愛していたシヅ子と娘さんが悲しんだと思うといたたまれない)、今度は
バーのマダムに「わかれて来た」と一言伝えたら次の行からはまたそこでやっかいになる事に。
やべーな。その後も薬屋の奥さんと関係を持つ事になるし。すいすいと渡り歩いていく才能がある。
「私を本当の姉だと思っていてくれていいわ」という女性の言葉に対し「そのつもりでいるんです」
と憂いを含んだ表情で答えた事もある。すごいな。美青年にそんな事を言われたらたまらない。
もちろん才能だけじゃなく、眼鏡をかけたところがハロルド・ロイドにそっくりだと言われたら、
映画まで観に行って彼の表情を研究してその真似をして笑わせる、なんて事もしていたので、
かなりの努力もあったのだろう。しかし相手に喜んで欲しいからというポジティブな理由では無く、
薄氷を踏む思いでご機嫌を取るというネガティブな理由でサービスをしていたのだから不思議だ。
僕はそこまでできない。相当追い詰められていたのだな・・・。強迫観念的なところがあったのか。

しかしその魅力は決して良い事ばかりでは無く、最初の方で幼い頃に女中や下男から犯されていた
と書かれている。他人を、両親さえも理解する事ができないから、何を言っても無駄だと思い、
耐え忍んでいたとも書かれていた。詳細については書かれていないけど、ひどい話だな・・・。
これって相当ショッキングな話なのだけど、作中では少ししか触れられていない。葉蔵の内面の
苦しみについてはフォーカスされているのにな。後に「自分の不幸は、すべて自分の罪悪から」
と書かれている。性的虐待や内縁の妻が手ごめにされた事も十分すぎるほど不幸な話なんだけど、
葉蔵にとっては内面の方が重くのしかかっていたのかな。そんな葉蔵がちょっと不思議でした。

葉蔵の内面の妻がけちな商人に犯された後に、そんな妻を許すか許さないか、許して我慢するか、
さっさと妻を離縁して新しい妻を迎えるかなどと書かれているだけど、え、どういう事・・・?
被害者である妻を許すか許さないか、という意味がわからない・・・浮気じゃないんだよ・・・?
許すかどうかはそれは相手の男に対してじゃないの・・・?妻に対してでは無いでしょ・・・?
そんな恐ろしい目に遭って、常におろおろびくびくと怯えるようになってしまった妻を守って、
ずっといっしょに居るのが普通なんじゃないの・・・?どうして離縁するという選択肢が・・・?
まぁ昭和一桁の時代の話なので、当時の考え方がわからず、どうにも引っかかってしまいました。
最初の方に「相手を殺すという事は、恐ろしい相手に幸福を与えるだけ」(この考えもすごいな)
だと書かれているので、相手の男をどうこうしようとは思ってないというのはわかるんだけどね。
その後、結果的に妻も捨てる事になる。ただひたすらに可哀そうだ。あんなに良い子だったのに。

もう一つ嫌だったのが、事件が起きる少し前に、堀木と再び旧交を温めるようになってから
自分が捨てたシヅ子のアパートに泥酔して泊まらせてもらうようになった事。お前どの面下げて!
こういうところがあるから葉蔵に完全には同情できないんだよな・・・。シヅ子と娘が可哀そう。
まぁそもそも、女性の持ち物を質に入れて酒びたりになる時点で同情はできないんだけど・・・。
しかし葉蔵、他人を恐れるくせにお酒や遊ぶ金欲しさに親兄弟に無心できるのはすごいよな・・・。
僕だったらそっちの方が恐ろしくてできないよ。申し訳無いし。僕が貧乏だからそう思うのかな?

その後致死量以上の催眠剤を隠し持っていた妻ヨシ子にショックを受けた葉蔵は、それを飲み
自殺を図る。しかし一命を取り留める、が、苦悩しアルコールに溺れ、アルコールから逃れる為に、
また打っていると身体の調子が良い、仕事に精が出るからと今度はモルヒネに溺れ、だんだんと
打つ量が増えていき、完全な中毒者となる。そして狂人扱いをされて脳病院に入れられた後、
父が亡くなった事で兄たちに引き取られ、田舎で療養という名の廃人のような生活を送る事に。
「いまは自分には、幸福も不幸もありません。ただ、一さいは過ぎて行きます」と書かれて終わる。

葉蔵が死なないと良いな・・・と思いながら読んでいて、退院した時は少しほっとしたのだけど、
最終的には死んだような人生になってしまったなぁ。死ななかったから良かった訳では無かった。
そのうち胸の病気で死んでしまいそうな感じでもあるし。幸せにはなれなかったのだなぁ・・・。
ヨシ子と出会って結婚を決意した時に、葉蔵は「やはりこの世の中に生きて在るものだ、結婚して
春になったら二人で自転車で青葉の滝を見に行こう」と決意する。その後モルヒネ中毒になった時、
「死にたい、もう取返しがつかないんだ、どんな事をしても、何をしても、駄目になるだけなんだ、
恥の上塗りをするだけなんだ、自転車で青葉の滝など、自分には望むべくも無いんだ」と独白する。
めちゃくちゃ悲しい。この感覚はわかると思う。以前自分が投稿したこのツイートを思い出した。
療養生活のお世話の為につけられた老女中からも犯されているというのもひどい。最後まで・・・。

幼い頃竹一に「お前は、偉い絵画きになる」と予言された時、シヅ子に拾われ雑誌のイラストや
漫画を描くようになった時、ヨシ子と出会った時、そのまま幸せになって欲しかったなと思う。
何かが一つ違えば、幸せな未来もあったのかな・・・。いややっぱり、葉蔵には無理だったのかな。
この葉蔵が、著者の姿がいくらか反映されたものというのも悲しい。自殺しちゃったしね・・・。

一番好きだったのは、堀木に「これ以上は世間が許さないからな」と言われた後の葉蔵の独白。
(それは世間が、ゆるさない)
(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)
(そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ)
(世間じゃない。あなたでしょう?)
(いまに世間から葬られる)
(世間じゃない。葬むるのは、あなたでしょう?)
ここの書き方良いですね。あと一番びっくりしたのは、最後の葉蔵がまだ27歳だった事。若い!


以上。また気が向いたら他の太宰治作品を読んでみても良いかもしれないな、と思いました。

あと、葉蔵の父が胃潰瘍で亡くなったとの記述を読み、胃潰瘍で死ぬ事もあるんだ!と驚いた。
僕も胃・十二指腸に20個くらい潰瘍ができた事があるけど、知らなかったなぁ。調べたところ、
胃壁が深く傷つけられ太い血管が切れてしまい、大量の出血でショック死する事があるらしい。
1950年代には19000人近くの人が胃潰瘍で命を落としたとの事。そんなに多く?!初めて知った。
今でも痛みに気づきにくくなった高齢者が命を落とすケースがあるらしい。ありふれた病なので、
命の危険があるとは思っていなかったな・・・。みなさまもお気をつけください。それではまた。

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2019年3月9日 ふわふわ・ふたしか・夢みたい 感想

はいこんばんはRM307です。今週は袴田めら先生の「ふわふわ・ふたしか・夢みたい」の感想を。
「ガレット」という百合漫画雑誌で連載されていた漫画や同人誌作品を一冊にまとめたものです。

ふわふわ・ふたしか・夢みたい
袴田 めら
ガレットワークス
2019-01-10


【主な登場人物とその関係】
千代田ちよこ(ネガティブ思考でスペックは低いが素直でまぶしい主人公)
大貫かおる(ちよこと付き合う事になるクールな先輩。陸上部と演劇部を兼部している)
弓華(演劇部の花形でかおるの事が好き)
桜(ちよこの幼なじみ。ちよこの事は友だちだと思っていたが・・・)


1話、大貫先輩に苦手な勉強を教えてもらうちよこ。大貫先輩は彼女にちょっかいを出します。
キスを迫る先輩に「こういうのは付き合ってからじゃないと」とちよこは抵抗する。そんな彼女に
先輩は「こういうのって具体的にどういう事?」と追求します。うわー僕もちょっと経験ある!w
照れながらも答えるちよこが可愛いです。その後無遠慮にちよこをじろじろ見る先輩も可愛い。
思わず涙目になるちよこも良いなぁ。めら先生の描く涙や汗などの水滴の描写がすごく好きです。

2話、1話では常にポーカーフェイスでクールだった先輩だけど、今回は笑顔がたくさん弾けます。
特にちよこの作った爆弾おにぎりを頬張る表情が可愛いwちよこも、ハードルに足をぶつけるコマ、
涙目で先輩にツッコむコマなどが可愛いです。苦手なものばかりで取り柄の無い自分にがっかり、
本当に先輩が好きでいてくれるのか自信が持てず、何度も確認をしてしまう。こういうのわかるな。
僕もかつて、そして今も不安です。低スペックな人間だし、良いところなんてまるで無いので。
僕には先輩の言うきれいでまぶしい要素は一つも無いけど、少しちよこに共感してしまうのだった。
「そういうの全部含めて好き」と言ってくれる先輩は良いなぁ。僕も言われてみたいなぁ・・・。
そして先輩に「今度裸見せてね」と言われてうなずくちよこに、先輩は素直だと笑いながら言う。
こうやってまじめに答えたら馬鹿正直だと軽くからかわれるの、僕も何度か経験した事があるなぁ。

3話ではちよこが先輩と出逢った時のエピソードが語られます。先輩の男装姿、カッコ良い・・・!
演劇で男装するのは「青い花」でもありましたね。もしかして百合漫画あるあるなのだろうか?
男装姿の先輩が麗しいです。彼女たちを見て頬を赤らめるちよこと桜の表情も可愛くて良いなぁ。
製菓部のちよこが作ったお菓子を食べにくる先輩。遠くから駆け寄ってくるコマが何だか面白いw
それを見て「本当に来た!」と緊張するちよこの表情も可愛いです。可愛いしか言っていないけど。

4話、オスカル役のかおる(先輩)、そしてアンドレ役の弓華。かおるの事を考えてもんもんとする
弓華が良いなぁ。かおるが急に入ってきてどきどきするところも可愛い。赤面した表情がキュート。
かおるが演劇部をやめた事で意気消沈する彼女が、偶然見たかおるとちよこが帰っている姿、
そして自分の前では見せないかおるの笑顔。自分にもそんな表情を向けて欲しいと思うよねぇ。
最後、演劇の練習にかこつけてかおるにキスするが、困ってさえくれなかった事を悲しむ弓華。
でも落ち込んではいるけど、まだどこか諦めていないような気がする。何となく芯の強さを感じた。
それにしてもキスした後の弓華の表情など、めら先生の赤面の描き方も好きだなぁ。魅力的だ。

5話、お泊りの妄想がせくしー!良い事ばかりがあると不安になってしまうちよこの気持ちもわかる。
予感が的中し、先輩が引っ越してしまう事を知る。ふーちゃんみたいな事にならないでくれ・・・!
そしてちよこに先輩と付き合っているのかと問う桜。桜、この時は平静を装っているけど・・・。

6話、先輩が引っ越して元の関係に戻る事を想像し涙するちよこ。泣き顔もすごく可愛いなぁ。
起きてもいない悪い事を考え続けて落ち込みドツボにはまるというちよこにもすごく共感する。
その後の先輩の意外な涙!ちよこ同様、普段は絶対に見せない先輩の泣き顔も可愛い・・・!
ふだん凛としているキャラが不意に見せる弱さって、より魅力が伝わってきて良いですよね。

7話、優しいキスが素敵だなぁ。そんなところにばったり現れる弓華。僕なら嫉妬してしまうけど、
彼女はそんなマイナスな状態にはなっていなかったみたい。すごいな。翌日かおるの姿を目にし、
髪を下ろしている姿を見てもだえる彼女がすごく可愛い。でもちよこの首元のキスマークを見て
ショックを受ける。けれど「生きる意味を失った」と言うわりにどこか前向きさも感じるのだよな。
試しに自分の手にキスマークをつけようとするところも面白可愛いwこの無表情なのが良いなぁ。
弓華がおせんべいを買ったのが、甘いお菓子をあげているちよこに対抗したかったからという理由も
可愛いな。ふたりがいちゃいちゃしているところを想像してつらくなってしまうのもわかる・・・!
その後かおるに「キスマークがついている」と嘘をつく弓華。焦ったかおるを見ていろいろ察し、
落ち込む弓華が可愛い。ネガティブな事をセリフのように口に出してしまうところが良いなぁ。
そしてかおるの笑顔も見た時の「私もうそれだけで生き返ってしまうのよ」というモノローグ、
好きなひとに微笑みかけられただけで、優しい言葉をかけられただけで簡単に復活できるよねぇ。
たとえ片想いでも、その想いを止められない。報われないだろうけど、弓華には頑張って欲しいな。
この頃にはもう、弓華がこの作品で一番好きなキャラになっていた。幸せになって欲しい・・・。

8話、髪を短くした先輩。イケメン度合いが増している・・・!僕もこういう髪型って好きだなぁ。
先輩と鍋をつつきながら「早くいちゃいちゃしたい」と期待するちよこが可愛い。その後先輩から
大学進学の際に引っ越す事を告げられ、ぽろぽろ泣くちよこ。涙の「ぼぼぼ」って効果音が良いw
上でも書いたけど、本当に泣き顔が可愛いんだ。そんなちよこを覗き込む先輩のコマも可愛いw
ちゃんとそばまで来て訊いてあげるところも良い。優しさと、ちよこを大切に想っている気持ちが
伝わってくる。これからもずっと仲良しで欲しいなぁ。いっしょに暮らしているところも読みたい!

「悪魔のケーキ」は同人誌で描かれた番外編。ちよこの友人である桜視点のお話。以前読んだけど、
この時はまだ本編を読んでいなかったので今回ちゃんと設定や背景を理解した上で読めて良かった。
幼い頃からいっしょだった桜とちよこ。小学生時代のふたりがキュート。舞い上がったアホ毛が良いw
ちよこのお菓子を「私だけが食べてきたの」という真っ白な背景に浮かぶモノローグもとても良い。
印象に残る演出だなぁ。その後桜は偶然ちよこが先輩とキスしているところを目撃してしまう。
自分のものよりも大きなケーキを渡していた。先輩と仲良くなった事を教えてもらえなかった。
それだけでもやもやしてしまうのに、桜はちよこが先輩に抱かれているところを想像し涙する。
そしてちよこからもらったケーキに何度もフォークを突き刺す。この時の桜の表情が良いなぁ。
この願いが叶うなら」で海がCDに八つ当たりをした時の事を思い出す。良いシーンですよね。
その後ちよこと着替えていた時に、想いが溢れて桜がぽろぽろと涙を流すシーンも美しいなぁ。
純然たる感情の発露って感じでこの本の中で一番好きなシーンかもしれない。せつないなぁ・・・。
最後、桜は自分がちよこを好きだと自覚して物語は終わる。もっと桜視点のお話を読みたいな!
これから彼女がちよこと、そして自分の想いとどうやって向き合っていくのか気になる・・・!
以前から何度も書いている通り、僕は恋が報われないキャラが好きなので。桜を応援したい・・・!
嫉妬がからむ、でもどろどろしているようでさらさらと繊細に流れるようでもある良い百合でした。

番外編その2では、先輩のLINEの返事を待ちながら部屋をうろうろするちよこのポーズが可愛かったw
お誘いするのって緊張するよねぇ。相手にも都合があるし、自分の存在が重荷になるのも嫌だし。
「悩みすぎて言い出すのが遅くなった」というのも非常によくわかる!w僕もいつもそうだった!w
「私が重くて先輩が飛べなくなるんじゃなくて 飛び立つ力になれるようなそんな自分でありたい」
というモノローグも良い。僕には難しそうだけど、ちよこがそんな存在になれたら良いなぁ・・・。

番外編その3では先輩の眼鏡を取って先輩から離れるコマが面白いwこういう描き方ホント好き。
「何も見えまい!」と軽くどや顔をするちよこが可愛い。最後、何だかんだまだキスまでしか
進んでいなかったのかw健全だ。そんな初々しいふたりのお話をもっと読んでいたかったなー!


以上、今回も非常に拙い感想ですが。久しぶりにめら先生の百合作品を堪能できて良かったです。
一つだけ、吹き出しの無い文字の後ろが黒だったり線があったりした時に、若干読みづらかった。
もう少し白の縁取りが厚めだったら良かったなぁと思いました。注文すみません。それではまた。

Web拍手

2019年3月2日 夢で会いましょう 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回。村上春樹作の短編集「夢で会いましょう」の感想を。
前回「村上春樹作品はひとまず終わり」と書きましたが、短編ではこの作品が残っていました。
夜のくもざる」や「象工場のハッピーエンド」に近い小説・エッセイ。読むのは2回か3回目。
正確には村上春樹さんと糸井重里さんの共著で、おふたりがそれぞれ短編を書かれています。
しかし糸井重里さんの短編をいくつか読んだところ、うーん、正直ぜんぜん惹かれない・・・。
なので今回は村上春樹さんが書かれた部分だけを読んで感想を書きました。申し訳ございません。



1作品あたり1~4ページで、さくっと読めた。読みやすいし良い気分転換になったように思う。

一番面白かったのは「インタビュー」という短編。村上さんがそそっかしいインタビュアーの
質問に答えていくのだけど、最初の方が録音できていなかった。インタビュアーが記憶力に
自信があると言ったので、不安ながらも任せたのだけど、結局でたらめな記事が載ってしまう。
「朝は何時に起きるんですか」→「五時」→「朝の?」→「朝の話をしているんでしょう?」→
「五時に起きて何を?」→「走るんですよ、別に下着泥棒やってる訳じゃない」→「ははは」
という会話があるのだけど、それが結局記事では『起きるのは朝五時。そしてジョギング。
「下着泥棒みたいなものですよ、ははは」本人は照れる』という書かれ方をしてしまう。ひどいw
これはフィクションだとしても、実際に大変な間違われ方をされた事があるのだろうなぁ・・・。
一度記事が広まってしまうと、訂正記事を載せたとしてももう遅い。最初の記事を読んだ人が
また読むとは限らないものね。僕もスレで間違った書かれ方をされた事がある。嫌だったなぁ。

アンチテーゼ」という架空の(あるいは比喩としての)高級食材が当たり前に登場する話は、
「夜のくもざる」にもありましたね!海亀とトランプをする「ストレート」、”ドーナツ化”した
彼女についての「ドーナツ その2」のそこに至る経緯も同じく「夜のくもざる」に書かれている。
こうして続きを読めるのは嬉しいですね・・・と思ったところでこの作品の刊行年を調べたところ、
何とこちらの方が先に出版されたものだとわかった。え?!という事は、「夜のくもざる」では
こちらを元にして過去のエピソードを作ったという事なのか・・・?本当に・・・?すごいなぁ。

そして「ラーク」は「カンガルー日和」に登場した「あしか祭り」の続き的なお話。「あしか祭り」
ではあしかが主人公の元に寄付を募りにくる話だったけど、この「ラーク」では実際にどうやって
あしか祭りが行われるかについて書かれている。率直に言うとあしかは無駄が多い、煩わしい。
あしか的に生きるのは何ともめんどくさそうだな、と思ってしまう。まぁ人間も似たようなものか。
村上さんの中でどうしてあしかはこういう生き物になったのか気になりますね。羊もそうだけど。

カツレツ」はビーフカツレツについての記述。美味しそうで読んでいて食べたくなりました。
僕は牛肉のカツは食べた事が無い。トンカツしか無い。美味しいのだろうか。いつか食べたいな。

コーピー・カップ」は「人生でいちばんせつない時間、それは女の子をタクシーに乗せて
家に帰した後の一時間ばかりかもしれない」という一文で始まる。たしかにわかる気がする。
大切な相手とまたねをしてしばらくはココロが持っていかれ、とても寂しく何も手につかない。
・・・と、またしても月並みな感想を書いてしまった。まぁ誰だって寂しいだろう。当たり前だ。
僕はその寂しさをまた感じたくないので、もう誰にもココロを奪われたくない・・・と思っている。
まぁ言っている事とやっている事が違うんだけど・・・。まぁ気持ちは止められませんからね。

「その日家から一歩でも外に出ると想像もつかない災厄が起こる」と占い師に言われ、主人公が
様々な恐ろしい事を想像しては可能性を潰していく「コンドル」の、そうかコンドルについては
想像しなかったな、というラストも好き。素直だなw「夜のくもざる」の短編にもあったけど、
こういう素直な気持ちをぽんと出して終わるのが好き。もし外に出ていたらどうなったのだろう?

ラッシュアワー時に電車に乗ってきたハイヒールを履いた象が周りから邪魔者扱いされる中、
主人公が優しく微笑みかける「ハイヒール」も好きな話。しっくり馴染んでいる非現実性が良い。
まぁでも、たしかにハイヒールを履いた象に踏まれでもしたらひとたまりもないからな・・・。

パン」は「パン屋再襲撃」の過去編にあたる作品。六、七年前、つばき先生にこの短編集を
紹介した事があったのだけど、この短編があったから勧めたんだったと思う。当時つばき先生には
「糸井重里に興味が無いから」とやんわり断られたけど、村上さんの作品部分なら楽しめると思う。
というかもう六、七年前になるのか・・・!月日の流れにびっくりだな。歳をとる訳だよ・・・。
図書館奇譚」と同様、この短編と「パン屋再襲撃」を合わせた絵本があったのでいつか読みたい。

マッチ」では、クリスマスイブに退屈そうにバーでマッチを折っている女性に対し、男性が
「世の中にはもっと楽しい事がある、あしかの首を折るとか」、「あしかは年に一度くらい
首を折ってやらないと上手く成長できないんだよ。君も喜ぶ、あしかも喜ぶ」なんて言葉巧みに
誘って夜の街へ消えていく話。あしか可哀そうだよ!wでもいろんな誘い方があるものですね。
それを見ていた主人公とバーの主人が「あしかねえ」と感心しながらため息をつくところが好き。
しかしあしかやらアリクイやらが登場する事が多いな村上作品は!村上さんがお好きなのかな。

マット」では、「全国玄関マット・コンクール」という架空のコンクールの選評が書かれている。
しかつめらしいものが多く、村上さんのお嫌いな日本の文壇に対する皮肉の比喩かな?と思った。
もちろん堅苦しい事が悪い訳では無いんだけど、旧態依然としているというか。そんな内容でした。

以上、長いけど今回も大した感想では無いな・・・。まぁ楽しかったから良かった。それではまた。

Web拍手

2019年2月23日 まだ見ぬ春の迎えかた2巻 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回。井上きぬ先生の「まだ見ぬ春の迎えかた」2巻の感想。
今回はあまり読んで嬉しい感想にはならなかったと思う。期待せずにお読みいただけると・・・。
感想が下手くそな僕がえらそうに書くのはおかしいよな・・・とも思いつつ、正直に書きました。
読み取り方がおかしかったりすると思うけど、駄目な読者の例としてお受け取りください・・・。
去年の1月に書いた1巻の感想はこちら。1巻のAmazonのレビューはこれを元にして書きました。
http://rm307.blog.jp/archives/73917298.html


【あらすじ】
バイオリンの勉強の為に海外留学してしまった修一郎の幼なじみのつづみと、彼らの後輩の舞。
修一郎の事が好きなふたりは、告白する権利を得る為に文化祭のミスコンに出場し順位を競う。
果たして順位が上になるのはどちらか、そして告白の行方は、春が訪れるのは・・・。完結編。


7話は日常回。つづみが偶然舞とその友人が話していた、舞と修一郎との思い出話を聞きます。
盗み聞きが思いっきりバレるつづみ。ただでさえ気まずいのに、後輩にバレるのはつらすぎるw
お互いに、自分の知らないつづみの中に居る修ちゃん、舞の中に居る桜井先輩と会えるって良いな。
でも僕だったら、好きな相手の知らない部分を恋敵から聞かされたらいちいち嫉妬してしまうかも。
恋敵のフィルターを通して語られる好きな相手の話を喜べるって、すごい事のような気がするな。
しかし聞かれてとても恥ずかしがってはいるけど、怒ったり嫌な顔をしたりしない舞はえらいな!

冒頭のつづみのメイド服姿から、本人曰くダサい私服、変装姿までどれも可愛くて良かったなぁ。
基本的に全コマ可愛いのだけど、強いて挙げるなら、つづみは10、11ページのきっとした表情、
盗み聞きがバレて顔を逸らした時の表情、26、29ページ1コマ目、最後の笑顔が特に可愛くて好き。
でも一番好きだったのは、24ページの気まずそうな「あの……」という表情。とても可愛らしいw
10ページの舞のちょっと困ったような笑顔も大好きなのだよな。15ページの恋に落ちた表情や、
「好きだからつづみ先輩と一緒に居たいの」と言う表情も可愛い。八重歯もホント素敵です。
舞のほわんとした優しい笑顔は、これからも近くでたくさん見たいなぁと思わせてくれるなぁ。


8話では、プールにやってきたつづみと舞と修一郎のお姉ちゃん。つづみがウォータースライダーに
行っている間に、舞と演劇をやっていたお姉ちゃんとで学祭の劇の練習をします。劇は「人魚姫」。
王子と結ばれず、最後は自らの死を選んだ人魚姫の自己犠牲の愛を、舞は素敵な終わり方だと言う。
恋が報われないキャラを好きになる事が多い僕だけど、これが素敵だと思った事は一度も無いなぁ。
舞が言うように儚くて、美しいとは思うけど。でも、舞には人魚姫のようになって欲しくない・・・。
その後、実はお姉ちゃんも人魚姫のように好きな相手から身を引いた事がわかる。なるほど面白い。
そんな相手の結婚式のスピーチなんて嫌だなー!そもそもお姉ちゃんは何で告白しなかったんや!
まぁ事情があったのかもしれないけど、好きな気持ちを抱え続けている様子がつらかったよ・・・。
お姉ちゃんの言った「悲劇のはじまり」が重い。でも、64ページと最後のページの微笑みが良いな。
何とか自分の気持ちに折り合いをつけていく事ができたら良いんだけど。舞の笑顔にも救われる。

と、まじめな事を書いてきましたが、44ページの舞にはめちゃくちゃどきどきしてしまった・・・。
それまでできるだけ目に入れないようにしていたけど、これはすごいですね。6話も良かったけど、
好きなキャラの水着姿って最高だな・・・。気持ち悪いかもしれないけど、正直に書いておきます。
あと、プールサイドで溺れている王子の演技は十分やりすぎだw周りがびっくりしていそうだなw


9話は文化祭当日、すでにミスコンの投票が始まっている。前日あたりのどきどきしている様子を
見たかったな。中間発表では舞が3位、つづみが5位。つづみは舞のアドバイスで、目立っている舞の
そばに居て、自分の順位を上げようとアピールをする事にした。涙目のつづみも、可愛いと言われて
笑顔になったりどや顔?をしちゃったりするつづみも可愛いな。容姿だけなら彼女に入れちゃう。

その後さらなる売名の為に舞のリハーサルに同伴したつづみだったが、後輩たちに目的がバレて
陰口を叩かれてしまう。そこにやってくる舞。僕は「きっと舞がびしっと言ってくれるのだろうな」
なんてのん気に考えていたけど、それは誤りだった。後輩にそう思わせる事が舞の目的だったのだ。
自分に泣きついて欲しくなかったからと言った舞だったけど、「先輩だから強く言えなかった」
と言って陰口に参加した舞を見た時は、冷水をぶっかけられたように一気に冷静になってしまった。
つづみを応援していたじゃん、好きだからいっしょに居たいって言ったじゃん、あの時の笑顔も、
あの時の優しさもぜんぶ無しにしてしまうの?嘘をつくのは全力を出す事に入るの?それとも本心?
1巻で「全力で来て」と言われた後も、舞はつづみと修一郎の事を考えているようだったので、
初見ではどうして舞がそんな行動に出たのかわからなかった。つづみを焚きつけるにしては
キツすぎる手段に感じられて。でももちろんつづみを切り捨てるつもりも無いはずなのだよなぁ。

読み返して、8話の舞の「ばかみたいなハッピーエンドも素敵かもしれない」というモノローグ、
ここで考えが変わったのかなとも思った。その後「せめてお話の中くらい」とも書いてあるけど、
これはお姉ちゃんに向けられたもので、舞は彼女自身のめでたしめでたしを見たいと思ったとか。
でも違うよなぁ。たとえミスコンでつづみに勝っても、舞は告白しないような気がするし・・・。
そもそも全力だとしても、舞からはつづみに勝ちたいという執念みたいなものを感じられなかった。
やっぱり「(私たちが一緒にいるのが評判になったら)修ちゃんもきっと喜ぶよね」というつづみの
セリフがトリガーになったみたいなんだけど、アホなので何が引っかかったのかわからない・・・。
決別シーンも悲しかったなぁ。最後の光と影の中に居るふたりも印象的だ。舞の表情がせつない。
9話の中では82ページのつづみの作画が一番好きかなぁ。髪のトーンやツヤベタが美しい・・・。


10話では何とすでにミスコンの投票が終了し、準ミスになっているつづみ。えー展開が早いな!
最終アピールとか聞きたかったよ!大食い大会でチャンピオンになっているのには笑ってしまったw
そこから修一郎との再会までぽんぽんと進んでいったので、7話冒頭のように夢オチかと思った。
そして再会後すぐに、舞の事を気にしている修一郎に焦ったのか、つづみはストレートに告白する!
うーん!早すぎるような?!それを聞いた修一郎のように、僕も正直あっけにとられてしまった。
それまで丁寧に内面をさらって話が進んできていたので、急激にギアチェンジしたように感じられた。
「そういうスキって本当にいいのかな?」という問題も、これまでだったら一話使っていたような。
でもバイオリンを隔てたつづみと舞の距離感は良かった。それでもまたいっしょに居てくれて嬉しい。
今回はつづみの、告白後の真っ赤な顔や、修一郎にバイオリンを弾いているところを見られた表情、
次のページの「うー」という声が聞こえてきそうな表情、告白の返事待ちの上目遣いもとても可愛く、
最後告白を受け入れてもらって、修一郎に抱きついた時の幸せそうな涙目の表情も良かったなぁ。
あと、9話から入るようになったおまけ4コマも好き。恥ずかしい夢をみてしまったつづみが可愛いw


11話はデート回。扉絵が素晴らしいですね。着替えようとしているつづみ。ふとももがまぶしい。
141ページの喜びと期待に満ちた笑顔も良いなぁ。手を差し出されてどきっとしたところも可愛い。
161ページの「これ以上は」の表情も良かったです。しかし修一郎、いっぱいっぱいと言いつつ
待ち合わせの間に本が読めるなんて余裕があるなw僕ならぜんぜん内容が頭に入ってこないよ!
ふたりを出迎えた時のお姉ちゃんの嬉しそうな表情も可愛いw147ページは・・・大きいな・・・!
ふたりの前に顔を出せなかった舞・・・。悪いとかじゃなく、顔を見せたくなんて無いよな・・・。
まだ無理をしている舞のおまけ4コマもせつない。でも、彼女は最初から諦めていたような気もする。
それでも好きな気持ちを消せる訳じゃないよね。そんな状態でつづみを応援していた舞はすごいよ。
9話の行動もあったけど、結局はこうなる事がわかっていて、これで良かったと思っているのかも。

残り話数からもしやこのまま?と思っていたけど、告白以降は舞の内面の描写がほぼ無い・・・!
1巻の感想の時にも書いたけど、この作品ではふたりを応援したくなるバランスがちょうど良かった。
2巻でも、読んでいる方としてはそうだったのだけど、描写が完全につづみに傾いてしまったので、
上手くバランスを取れなくなってしまった。修一郎のお姉ちゃんと同じように身を引く事になった
舞の心境を知りたかったなぁ。まぁでも最初からつづみ視点で話が進んでいたから仕方が無いのか。
だけどやっぱりどちらも好きだった分、8話があった分、舞の内面が描かれた話が欲しかったなぁ。
個人的には2巻の終わりで決別、3巻に告白後の舞視点のエピソードが入るのが理想だった、なんて。
何を勝手にって感じですが。まぁもちろんWeb漫画では無いので、いろいろと都合があるだろうしね。
どうしても2巻は駆け足だったように感じてしまって。それとも僕が間を求めすぎているのだろうか。


最終12話、扉絵のつづみと舞が何だか大人っぽいな!時間経過と成長を表しているのだろうか。
留学に戻ってしまう修一郎を見送りにきたつづみと舞。でもつづみはお見送りを躊躇してしまう。
9話とは逆で、今回は舞が明るい方に居てつづみが暗い方に居るのだなぁ。意識されていたのかな。
つづみは「色々と楽しいことしたかったよぉー」と嘆いているけど、舞の気持ちを考えると・・・。
舞がどんな気持ちで君と見送ると思う・・・?君にちゃんと見送ろうと言っていると思う・・・?
君は「半年って長い」と言うけれど、舞はこの先ずっと彼の近くに居る事はできないんだよ・・・?
なんて、つい報われなかった舞側に立ってしまう。やっぱり、僕も舞の事が好きだったから・・・。
彼女は結局修一郎の前で自分の気持ちを出す事は無かったのだなぁ。それってすごい事だよなぁ。
それだけ彼への感謝の気持ちが大きかったのだな。そして最後の最後まで、つづみをあれこれ優しく
気遣っていたのもすごい。器が大きいな!逆につづみは最後まで愚痴っているような気が・・・。
舞はずっとつづみを支えてくれていたけど、つづみから舞にしてあげられた事はあったのだろうか?
1巻のお見送りの時以外で。舞は「つづみと会わせてくれてありがとう」と言っていたけど・・・。
つづみが居るだけで十分だったのかもしれないけど、つづみからもっと何かが欲しかった気がする。
と、最後に舞びいきになった事でつづみへの見方が厳しくなってしまうのをお許しください・・・。

でも、つづみの想いが修一郎に届き恋人同士になったところまで読む事ができたのは良かったです。
177ページの2、6コマ目のような、さまざまな魅力的な表情をこれからも見られるなんて羨ましいな。
そして182ページの舞の表情も本当に良かった。どうか彼女も幸せを見つけられますように・・・。
あとがきの、ふたりが手をつないで修一郎を迎えているコマも良かった。舞がつづみを呼び捨てに
したように、ふたりがちょうど良い距離感で、ずっと仲良くしていってくれたら良いなぁ・・・。


【総括】
1巻の時に否定した「男子不在のラブウォーズ」、今回はばちばち火花を散らしていた感じでした。
真剣にぶつかり合う女の子、良いですね!つづみと舞、とても微妙な面白い関係だったと思う。
つづみの事も舞の事も好きだったから、もうふたりの物語を読めないのがとても寂しいな・・・。
また違うかたちでも、彼女たちと逢う事ができたら嬉しいなぁ。小さじ一杯の希望を込めて・・・。
何よりじゃこ先生の作品をたくさん読む事ができて本当に楽しかったです。読んで良かった!
連載お疲れさまでした。なかなか応援できませんが、次回作もとてもとても楽しみにしております。


以上、役に立つ気がしない拙い内容の感想ですが。今回は4時間かかったのでさすがにくたびれた。
ちなみに初めて楽天ブックスで購入したのだけど、14日夜に発送されて嬉しかった。また使おう。
そういえば今回は読者感想はがきが入っていなかったな。前回のが可愛かったのでちょっと残念。
好きな作品の他人の感想はたくさん知りたいので、良ければみなさまのご感想をお聞かせください。
まぁ残念ながら僕の感想をここまで読んだ人はほとんど居ないと思うけど・・・!それではまた。

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2019年2月16日 豚こまともやしのみそ炒め

はいこんばんはRM307です。この一ヶ月で作ったものはオムライス、チャーハン、チーズドリア。
あとホットケーキミックスとカフェオレを混ぜてオーブンで焼いたものもまた作った。美味しかった。
最近ほとんどおかずを作っていない。作るのがめんどくさくて冷凍食品ばかり食べています・・・。
さぼりがちな日々。今度また鶏むね肉が安い時に買ってきて、久しぶりに鶏ハムを作ろうかな。

なので今週の料理回、今週は豚肉を使った料理を。豚こまともやしのみそ炒めです。美味しそう。
https://www.glico.com/jp/product/food_curry/dekitatekakumei/21005/
この商品を見つけ、「自分でも作れるのかな?」と思い検索してこのレシピで作ってみる事にした。
https://cookpad.com/recipe/4110663
例によって例のごとく砂糖は入れなかった。あとごま油やねぎ、にんにくも無かったので不使用。
ごま油を使う料理、検索しているとわりと多いんだけど、量のわりに値段が高くて躊躇してしまう。

20190216_豚こまともやしのみそ炒め
完成したものはこちら。茶色だな。味は・・・うん、わりと美味しい・・・が、結構こってりしている。
作っておいて何だけど、今こういう重いものを食べたい気分じゃない・・・!美味しいんだけどね。
砂糖は入れなくても良かったみたいだな。母も美味しかったと言ってくれたので良かった。
一度では食べきれなかったので、残り半分は翌日に。次は作らないかな!それではまた。

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2019年2月9日 夜のくもざる 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は村上春樹作の短編集「夜のくもざる」の感想を。
大きな文字で各作品4ページほどのとても短い作品なのですぐ読めた。正直読み応えが無かったな。

コロッケ」は、酔っている時にお歳暮が何が良いか訊かれ、冗談で「若い女の子」と答えたら、
本当に若い女性がお歳暮としてやってきて「私を好きにして良い」と言う話。漫画みたいだな。
主人公がセックスを断ったら「お歳暮にもなれないんだわ。私って何ひとつものにできないのよ。
とうとう運転免許だってとれなかったし」の泣くのが面白いw運転免許のくだりがとても良い。
その後女の子がカラオケをしようかと提案するのを何とか断り、最終的にどうなるかというと、
「じゃあコロッケ作ります。コロッケ作るのすごおく得意なんです」
「いいねえ」と僕は言った。僕はもうなんてったってコロッケが大好きなのだ。
と言って終わる。最後の「僕はもうなんてったって~」の一文がすごく好き。可愛いですよね。
ドーナツ、再び」の「自慢じゃないけれど、僕は仏文科の女の子を笑わせるのがけっこう得意
なのだ。」という最後の一文も良い。他の作品でもこんな一文がありましたね。好きなユーモア。
留守番電話」でも『「いいわね、それ」と私は言った。私はなにしろ虎屋の羊羹に目がないのだ』
という結びの一文になっている。めでたしめでたしよりもほっこりするような好きな終わり方です。

ずっと昔国分寺にあったジャズ喫茶のための広告」は、ふんふんと読んでいるとこのジャズ喫茶は
昔村上さんが経営されていた「ピーター・キャット」というお店だという事がわかる。そうなんだ!
いささか問題があるけど古き良き時代の親しみの湧くお店って感じ。小さじ一杯の愛が伝わってくる。

バンコック・サプライズ」は、ある日電話をかけてきた女性が「昨夜バンコックでとてもすごい事が
起きたのでそれを伝えようと電話した、でもつながらないから一桁違いのお隣の電話番号にかけた」
と言い、結局「でも女性の方がこういう話はしやすいし、もっと若い方が良い」と言って切ってしまい、
主人公はどんなすごい話か聞く事ができなかった」という話。実際にあったらもやもやしそうだw
つながらないから一桁違いの電話番号にかけてみるのが面白い。よっぽど話したかったのだなw

動物園」は、お互いに交代して変な言動をする、ある意味バカップルなふたりの話。羨ましい。
以前このブログでも書いたけど、ここでも「いいですよ」という返答が登場する。村上さんも
よくそう仰っているのだろうか?ちなみにつばき先生の娘さんも言うらしい。可愛いなぁ・・・。

真っ赤な芥子」は、母が居るはずの縁側で、母の代わりに大きな赤い芥子が馬鹿笑いをしていおり、
お母さんを食べてしまったのか?と心配していたら芥子の口からぽんと母が飛び出してきた話。
だから笑っていたんだな!「僕の母親は昔からくすぐるのがすごくうまいのだ」という締めが面白い。
村上作品の登場する主人公の母親ってこの作品と「ファミリー・アフェア」しか無いですよね。貴重。

朝からラーメンの歌」は、先日の「村上RADIO」でも仰っていた「天使のハンマー」の替え歌。
朝からラーメンを食べるふたりの幸せな歌なのだけど、実は村上さんはラーメンが嫌いらしい・・・w
こういう何でも無いくだらない(つまらないという意味じゃなく)替え歌って良いな。もっと知りたい。


以上、これで短編作品はすべて読み返した事になる。長らく村上春樹作品の感想が続いていたけど、
今回で一度終了し、次回からは勉強の為に他の作者さんの作品を読む事にしよう。それではまた。

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2019年2月2日 少女惑星 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回。今回は柏原麻実先生の「少女惑星」の感想を。
本当は2のひと先生の同人誌の感想を書く予定だったけど、発送から4日経っても届かないので断念。
とらのあなやメロンブックスの同人誌は発送が早くても、届くのがめちゃくちゃ遅いんだよな・・・。
届くのを待っていた関係でさっき読み終わった。今は20時51分。さて更新は間に合うのか・・・?
まだ新ブログも途中までしか書いていないんだけど・・・?まぁ良いか、つらつら書いていきます。

実は二年前に読んでいるので再読。当時は、絵は最高だけど内容はいまいちだという感想でした。
言うなれば角砂糖を舐めているような感じ。基本的に僕が欲しいのは料理やお菓子の甘みなので。
当時Twitterにも書いたけど、イズミノミツバ先生の百合短編と比べたら物足りないなぁと思った。
しかし今回読み返したら、以前よりずっと楽しめた。どうしてだろう・・・?さっぱりわからない。
時間が経って読んだら感想が変わる事もあるんだ!とびっくり。読み返してとても良かったです。

【「花火が消えないうちに」あらすじ】
中学生になってぐっと女の子らしくなった幼なじみの夏海。男子からモテるようになった彼女に、
主人公のみどりはやきもき。幼稚園児の頃から仲が良く、今年もいっしょに花火を見る約束を
していたのだが、夏海が男子と花火大会の当日に待ち合わせしているところを偶然見てしまう。

ベタといえばベタなシチュエーションですね。でも「うそつき」と泣くみどりの表情が良かったし、
「大きくなれば花火の意味も変わる、女の子はずっといっしょに居られない」と泣くところも良い。
以前BL漫画「!!!!!」でも描いたような気がするんですが、女の子ってわりと距離が近いですよね。
いやまぁそれは人によるだろうけど、少なくとも「近い距離が許される」ようなところがあると思う。
でも成長し、いずれ大人になって相手に恋人ができたりして、そうなった時に隣に居られなくなる、
そんなの嫌だ、たまらなくつらい・・・そういう話はとても好きです。僕も描きたいと思っている。
最後、「ずっとみどりが一番、いつかみどりもそう思ってくれるのを待っていた」と話す夏海。
お互いが「来年もふたりでいっしょに花火を見られますように」と願いながらキスをしてめでたし!
良いですね!というかこれキスしようとしているよね?鼻先が触れ合っているし。ぐっときます。
主人公よりも相手の方が好意が強かったのかな?とわかる展開も好きですね。僕も描きたいと(ry


【「白線」あらすじ】
私の大事な一人になって欲しい、私が大事なたった一人であって欲しい。私の事を好きだと言っても、
それは本当の「好き」では無い、やがてみんなは男の子を好きになっていく。みんなうそつき・・・。
でもやっと見つけた、この子で願いを叶えよう、私の事を好きになって、私の願いを叶えて・・・。

女子校の王子様的な存在(僕が好きなやつ)の律花。王子様キャラでこういう描き方があるのか!
なるほど勉強になります。僕も拙作の先輩をこういう影のある魅力的な感じに描きたいなぁ・・・!
男性が苦手で、この子なら・・・と思った千晴が男の子からラブレターを渡され、戦律する律花。
ずっと自分が守ってきたのに、ぽっと出の男に大好きな相手を奪われる恐怖!ああー嫌ですね!!!
でもその男の子も千晴の事を守ってくれて、悪いやつでは無いんです。だけどそんなの関係ねぇ!
お礼の手紙を渡したいけど怖くて躊躇する千晴に、律花は「自分が代わりに話そうか?」と申し出る。
そして律花は男の子に「千晴が怖がっているので近づかないで欲しい」と言い、千晴にも嘘をつく。
良いですね!内容を忘れていたので、このまま千晴の事を騙し続けていくのかな?と思ったけど、
勇気を出して再度話しかけてきた男の子に千晴を託し、律花は身を引き、そして泣き崩れるラスト。
「どんなに守っても どんなにやさしくしても 私はスタートラインにすら立てない」なるほどね!
律花が「私は千晴がいてくれればそれで良い、わかってるでしょ?」と千晴ににじり寄った時に、
その意味を、自分の気持ちを理解してもらえなかった彼女との間に引かれている白線もせつない。
かつて好きになった女の子たちから一線を引かれてしまった事もそうだし、タイトルの「白線」が
いろいろなものにかかっているのだなぁ。プロに言うのは失礼かもだけど、お上手だな・・・!
ちょこちょこ茶化したような書き方をしていますが、かなりシリアスなお話でした。面白かった。


えー、あっという間に1時間経ってしまったので、ここからはあらすじをカットし簡単に書きます。

火の女王様と嘆きの下女」、「花火が消えないうちに」に登場したみどりをいびっていた性悪の
高津がメインの話。キャラが立っているなぁと思っていたら!みどりと夏海がまた登場して嬉しい。

表題作の「少女惑星」、元気っ子な主人公キャラは大好き。焦っている表情の由美浜先輩も可愛い。
そして柏原麻実先生の描かれる笑顔は本当に可愛い。さらっとさわやか、それでいて暖かいような。
先輩が大好きで日頃から愛を伝えていた木蓮だったけど、先輩と部長のキスを目撃しうろたえる。
でもそれは自分が好きな由美浜先輩がキスしていたから、では無く、部長も女の子だったから、
「女の人なのにどうして」、つまり、そう思ってしまった自分は、自分の今までの気持ちは・・・?
なるほど、失恋してショック!じゃないんだなぁ。最後、それが憧れに似た気持ちではあっても、
由美浜先輩と過ごしてきた時間ぜんぶが大好きだと伝え、ふたりを祝福する木蓮だった。めでたし!


以上、満足できたので良かったです。「宙のまにまに」同様、ちょこっと書かれた補足情報や
コミカルなセリフや動き、表情なども楽しかったですね。こういうところも非常に好きなのだ。
また百合漫画を描いて欲しいですね・・・今は「バンドリ」のコミカライズを描かれているけど。
正直原作を知らないので手を出していないのだけど、ファンとしては読んだ方が良いかなぁ・・・。
今は商業作品を読みたい欲求が無いけど、また「宙のまにまに」も読み返したい。それではまた。

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時間をかけて書いたけど、内容の説明をしているだけで感想部分が少ないな・・・駄目だなぁ・・・。

2019年1月26日 かに炊き込みご飯

はいこんばんはRM307です。久しぶりの料理記録ですね。この一ヶ月で作ったものはチャーハン、
チーズチキンソテー、チーズドリア、たまごサンド、オムライス。みそ汁とピーマン炒めも毎日。
フレンチトーストも。牛乳(豆乳)と卵だけに数分だけ浸すシンプルなものだけどとても美味しい。
それとカフェオレとホットケーキミックスを混ぜてオーブンで焼いたやつも食べた。美味しかった。

先週お米を炊いたら、蓋をしっかり閉めてなかったみたいで炊き上がる前に開いてしまっていた。
食べてみるとちょっと固い・・・。「赤子泣いても蓋取るな」を破るとこういう事になるのだな!
そこで以前作ったかに雑炊を作る事にした。料理をやっていて良かったと思うのはこういう時だな!
しかし食べてみると、いまいち美味しくない・・・やっぱりごはんが駄目だったか。残念・・・。

さて今週の料理回、今回はかに缶を使った炊き込みご飯。炊き込みご飯シリーズはこれで三回目。
年が変われば違うレシピなら同じ種類の料理を作っても良いというルールを設けているので・・・。
去年祖父からもらった賞味期限の切れたかに缶を半分ほど使い作りました。使用したレシピはこちら。
https://cookpad.com/recipe/2960871
レシピでは2合になっているけど1合にして、かに缶の量や調味料なども半分に減らして作りました。

20190126_かに炊き込みご飯
完成したものはこちら。おこげもできていて良い感じ。味は・・・うーん、不味くは無いけど・・・。
期待ほどでは無い。薄味という訳でも無いんだけど。食べきるのが大変だったので、残り半分は
お茶漬けにして食べました。やっぱりかに缶はサラダとかに使った方が良いのかな。それではまた。

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2019年1月19日 象工場のハッピーエンド 感想

はいこんばんはRM307です。今週の読書回は村上春樹作の「象工場のハッピーエンド」の感想を。
村上春樹さんの短いエッセイと短編、そして安西水丸さんのイラストが収められた作品です。
ほとんどを絵が占め、文章自体も一作品に付きにつき2~3ページ程度なので短時間で読めた。



スパゲティー工場の秘密」には羊男と双子が登場して嬉しかった。「私」が書いた小説に対して
羊男が気に入らないと言った時の『「ふうん」と私は言う。私だってわりにと苦労して書いたのだ』
という一文がとても面白くて好き。「ふうん」だけでここまで気持ちを伝えられるってすごいなぁ。
僕は昔から双子にすごく興味がある。一度でいいから双子の女の子とデートしてみたいというのが僕の積年の夢である。両脇に同じ顔をした女の子が一人ずついたら、いろんなことがすごく楽になるような気がするんだけど、そうでもないのかな。
双子町の双子まつり」の冒頭に書かれているこの文章、この「僕」は村上さんの事なのかな?
だから「1973年のピンボール」に双子の女の子が登場したのだろうか。気になるところですね。

マイ・スニーカー・ストーリー」では、スニーカーを発明したブラッドリー氏についての話。
最初はゴム蹄鉄を発明したが、馬が音も無く歩いて老婦人を舐めて驚かせてしまった事件があり
罰金をくらう。しかしそれにもめげず研究を続け、「蹄鉄にゴム底があるなら人間にあっても
良いじゃないか」という発想からゴム底つきの靴を発明し、やがて「こそこそ歩く」という
意味の単語からスニーカーと呼ばれるようになったのだ・・・という逸話が書かれていて、
なるほどなぁ面白いなぁと読んでいたのだけど、最後に「ぜんぶ嘘です。ごめんなさい」と
書かれているでは無いか!内容を完全に忘れていたのですっかり騙されました!wちくせう!
でもこんな面白い嘘なら騙されても良いですね。村上さんの発想はやっぱり面白いなぁ・・・。

巻末の村上さんと安西水丸さんの絵にまつわる対談もなかなか面白かったです。それではまた。

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2019年1月12日 青い花3巻 感想

はいこんばんはRM307です。今年から始まりました漫画の読書感想文、初回は「青い花」3巻の感想。
志村貴子作の百合漫画です。去年全巻買ったのに読んでいなかったので。少しずつ読んでいきます。

青い花 3巻 (Fx COMICS)
志村 貴子
太田出版
2008-03-20


【主な登場人物とその関係】
あーちゃん(天真爛漫な主人公)
ふみ(あーちゃんの幼なじみ、杉本先輩と出会い付き合うが振られる)
杉本先輩(先生への想いを捨てられずふみちゃんと付き合うが後に振る)
井汲さん(あーちゃんの友人、杉本先輩が好きだけど相手にされない)
康ちゃん(井汲さんの許嫁)
あーちゃん兄(あーちゃんを溺愛するシスコン兄)
先生(杉本先輩の姉と結婚する)

まず冒頭の2ページの若草物語、2ページだけでしっかり百合が表現されているのすごいなぁ・・・。
さすがプロ・・・。僕はどうしてもページ数がかさんじゃうからな・・・。こういう境地を目指したい。

本編、井汲さんの別荘にやってきたあーちゃんやふみたち。あーちゃん兄も交えて楽しく過ごす。
テニスや乗馬をしてはしゃいだり、飯盒炊爨をして盛り上がったり、女子高生パワーはすごいな。
あーちゃん兄や康ちゃんの気持ちがわかる気がする。正直僕はあまり近づきたくないな・・・w
しかしカレーの匂いを嗅いだり、カレーを食べて美味しさに悶絶する彼女たちは可愛くもある。
あとテニスで応援されるポンちゃんや、幼い頃のあーちゃんとふみちゃんもとても可愛かった。
幼いといえば、幼い頃の井汲さんと康ちゃんのエピソードも語られている。昔の井汲さん可愛い!

康ちゃんはあーちゃんから井汲さんが振られた話を聞き、その想い人になりたいと静かに言う。
ずっと昔から井汲さんの事を想っているけど、自分の気持ちは押しつけず、そっと見守っている。
僕もこういう人になりたいものです。なかなか難しいんですが。井汲さんと結ばれて欲しいなぁ。
まぁ杉本先輩に叶わない恋をしている彼女みたいな報われないキャラも応援したいのだけど・・・。

その次は杉本先輩の話。先輩の姉と、先輩の想い人である先生との結婚式に出席する事になった。
先輩のネクタイ姿めっちゃ決まっているなー!カッコ良い。84ページ目の憂いを帯びた瞳も素敵。
くろすけ先生にも指摘されたけど、やっぱり僕は百合漫画の王子様的なキャラが好きなんだな・・・。

その杉本先輩とあーちゃんとあーちゃん兄とふみで江ノ島に行く事になる。ふみの心境は複雑。
なぜなら別れた杉本先輩がいっしょだからだ。でも103ページ目の三人を待つ表情は可愛いなぁ。
ふみは先輩に「相手にされないのなら、好きな人(先生)をいさぎよく諦めてください」と言う。
「自分は(あなたを)諦めたのだから」、と。でも本当に先輩の事を諦められたのかなぁ・・・?
ふみちゃんは絶対引きずるタイプだよねぇ・・・と、何となく自分と似たタイプだと思ったり。

その次の話では、井汲さんから杉本先輩がイギリスに留学する事を知らされる。えーびっくり!
こんなに魅力的なキャラなのにもう登場しないのだろうか、まぁもう先生も結婚しちゃったしなぁ。
そんな中、ふみはあーちゃんに自分の初恋はあーちゃんだった事を伝える。うーん、今後ふたりの
友情が壊れないと良いんだけど・・・ふみちゃん厄介そうだもんなぁ・・・(自分の事を棚に上げて)。

以上、面白かったですね。杉本先輩はやっぱり拙作の先輩と被るなぁ・・・影響されそう・・・。
いやまぁもう一つ影響されている部分があるのだけど・・・。詳細は「百合少女交響曲♪」の6話で。
4巻は来月以降に読もうかな。次回もたぶんこんな感じの感想になると思います。それではまた。

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