はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は志村貴子先生の百合漫画「青い花」4巻の感想。
二ヶ月ぶりに続きを読みました。好きな作品なんだけど、読むと結構エネルギーを奪われるので
間を空けないと難しかった。そうすると内容を忘れちゃうので読み返さないといけないんだけど。
3巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78078877.html

青い花 4巻 (F×COMICS)
志村 貴子
太田出版
2009-04-23


【3巻までの主な登場人物とその関係】
あーちゃん(いつも明るく元気な主人公、幼なじみのふみから「初恋の人」と言われる)
ふみ(あーちゃんの幼なじみ。失恋して傷心中に杉本先輩と出会い付き合うが振られる)
杉本先輩(先生への想いを捨てられずふみちゃんと付き合うが後に振る。卒業したら留学予定)
井汲さん(あーちゃんの友人。杉本先輩が好きだけど相手にされない)
康ちゃん(井汲さんの許嫁。井汲さんの事が好きだけど井汲さんは・・・)
(あーちゃんを溺愛するシスコン兄。ふみの友人のモギーと付き合う)

【4巻からの主な登場人物】
大野さん(あーちゃんの後輩、コミュ力おばけの新入生。先輩ともすぐ仲良くなる)
上田さん(クラス替えであーちゃんと同じクラスになった、演技の上手い図書部)
山科先生(正確には3巻から登場しているあーちゃんたちの学校の先生。大野さんの姉と交際中)


3巻で留学する事になった杉本先輩。出発前にまたふみちゃんたちとひと悶着あるんだろうな!
と思っていたら、開始4ページですでにイギリスに旅立ってしまった事がさらっと語られている。
えー?!ショック!絶対ふみちゃんや井汲さんや片想いしていた先生と何かあると思ったのに!
以前も書いたように好きなキャラだったので、あっさり居なくなってしまったのが残念だ・・・。
あと、あわよくば6話の先輩を描く時のヒントになるものがあれば良いなと思っていたのに・・・。
想い人も結婚してしまったし、卒業もして、杉本先輩の物語はもう終わってしまったのだろうか。
絶対帰ってくるよね・・・?でもその頃にはもう大人だしなぁ。8巻までに語られるのだろうか。
しかしあんなに重要なキャラをあっさり退場させちゃうんだなぁ。なるほど、勉強になりました。

新入生のショートボブの大野さん、期待に満ちあふれて瞳がきらきらしている感じが可愛いです。
「よろしくて?」なんて言葉が自然に出てくるお嬢さま風の上田さんは何かありそうな感じだ。
2巻、3巻のおまけ漫画で少し登場していた山科日向子先生が、女性と付き合っているというのは
生徒の間でもうわさされているらしい。女子校だけど、やっぱりそういうのは特殊なんだな。
僕は最近百合学をベースに考えているので、そちらの方が普通なんだとはすぐに気づかなかった。

3巻でふみに「私の初恋はあーちゃんなの」と言われた事で、ふみの気持ちを考え悩むあーちゃん。
4巻ではどんどんふみの事を意識してしまうようになる。そんな気持ちが態度にも出てしまって、
ふみに「ちょっとよそよそしい」と言われてしまう始末。ちょっとずつ意識する感じ、良いですね。
すぐに杉本先輩の事を好きになったふみちゃんよりずっと良い。僕もそういうのが描きたいんだ!

あーちゃんがそんな中、ふみはまたしても彼女に「わたしあーちゃんの事が好き」と伝える。
そして自分の好きはあーちゃんの好きとは違う、過去に自分は好きな女の人とセックスしていた、
自分の好きはそういう好きなのだ、と話すのだった。ふみちゃん、君はどうしたいんだい・・・。
あーちゃんと付き合いたいのか、言って楽になってしまいたかったのか。まだよくわからないな。
ふみちゃんの事は嫌いじゃないんだけど、僕はあーちゃんが好きだし、いまいち目的が見えない。
混乱するあーちゃんが可哀そう。以前も書いたけど、この仲良し関係が壊れたら嫌だなぁ・・・。

そしてふみに恋愛相談を持ちかけられる、元恋敵の井汲さん。彼女も損な役回りだな・・・!w
井汲さんはそのうちあーちゃんからも相談されそうと笑うけど、マジでそうなりそうだな・・・w
まぁ一番損な役回りなのは、井汲さんの許嫁の康ちゃんなんだけど・・・。彼もまた片想いなのだ。

姉が女の人を好きかもしれないとふみに相談する大野さん。やっぱりこういう問題が持ち上がる
百合漫画は良いですね。姉の好きな女性が山科先生だと知ったら、彼女はどう思うのだろうか。
上田さんも気になる。4巻では大人しかったけど、何か怖い。この先どういう役回りになるのかな。


おまけの「若草物語」、姿子にあまり良い印象は無かったけど、なるほどこれは良いキャラだ。
超絶人気のある美人の姿子に告白したおぼこい薫子、でも恋人の多い姿子に対し苦しくなり、
結局別れてしまう。でもその後も腐れ縁で時々会う関係に。まだ片想いをしているのだった。
この最後の1ページが良いですねぇ。姿子の、自分が好かれている事をわかっていてけしかける、
試すような、からかうようなところは嫌だけど、惹かれてしまう気持ちもわかる気がするな。
どんな相手でも、好きな気持ちは消せないよね。惚れた弱みだよねぇ・・・。僕も昔そうだった。


【その他一行感想】

3巻であーちゃんの兄が良い・・・となっていたモギーは結局付き合う事になったのね!やるな!

37ページに登場する趣のある木造校舎、良いなー!僕もこんなデザインを目指して描かないとな。

42ページの「私も藤組でした」のあーちゃんの横顔、ぽにゃんとしていて可愛い。僕も描きたい。

51ページのストローでジュースを飲みながら本を読んでいるあーちゃんの顔、ゆるくて面白いw

あーちゃんの、88ページの赤面したところ、89ページの座っているところもとても可愛らしい。

ふみが「セックスした」と語るシーンでうっすら乳首が描かれていて、ちょっとどきっとした。

井汲さんの、お母さんへのモノローグがちょいちょいはさまる。どういう事なのか気になるな。


以上、面白かったです。が、「百合少女交響曲♪」で何となくこういう展開にしよう、と思って
考えていた内容と同じ題材になってきたので、これはまた考え直さないといけないな・・・。
今回はあまりエネルギーを奪われなかったので、5巻は早めに読むかもしれない。それではまた。