はいこんばんはRM307です。今週は映画回、今月も実写映画の「君と、徒然」の感想。微百合。
10代、20代、30代の女性同士の関係を描いた三本立てのオムニバス形式の短い作品です。42分。

君と、徒然
秦佐和子
2019-07-17


Episode 1 17歳と17歳
読書家の物静かな少女と、彼女に話しかける明るく元気な少女。王道のカップリングですね。
静かに下校したり、電車内で並んで黙々と読書をしたり。大きな展開がある訳では無く、淡々と
時間が流れていくのだけど、きっとふたりは沈黙が苦にならない良い関係なのかな、と思った。
こういう特別な時間、素敵ですよね。僕もかなり昔に好きだった相手とこうやって過ごしたな。
元気な少女は「明日の映画楽しみだね」と言って笑顔で去っていく。物静かな少女も、表情は
ポーカーフェイスを崩さないのだけど、でもちょっぴり嬉しそうで。その明日も観たかったなぁ。

Episode 2 21歳と20歳
大学の先輩後輩。最後に先輩が「退学届を出したんだ」と大学を辞める事を突然後輩に伝える。
これを観て、「生天目先輩の百合学時代のエピソードもこれだけ描けば良かったんじゃ?!」と
気づいた。そうすればもっと楽できていたかもしれないのにな・・・w当時は一話で成立する
「終わり」のエピソードを構築できなかった。こういうやり方もあったのだなと勉強になった。

Episode 3 31歳と30歳
何となく死にに行くふたりなのかな、と思って観ていたらやっぱりそうだった。30代にしては
ずいぶんと若い服装(偏見に聞こえたらすみません)なのにも何か意味があったのだろうか。
「少女のような純粋な気持ちを捨てない」という意志の表れだったのかなぁ。その気持ちには、
お互いへの特別な感情も含まれていて。もしかしたらその事でつらい目に遭ったりしたのかも。
まぁこれはただの想像ですが。ふたりがいつまでもいっしょに、幸せに生きていけますように。


以上、正直なところ、百合を期待して観ていたので物足りなさを感じた。短かった事もある。
もっと長い物語を観たかった。映像の切り取り方も相まって、何だか映画ぽくない印象だった。
技術が拙いと言いたい訳では無くて、ホームビデオやスナップ写真の延長のような感じがした。
そのへん狙って作られたのかもしれないな。日常の、でも一瞬一瞬が大切な時間、なのかも。

ちなみに声優の木戸衣吹さんと五十嵐裕美さんも出演されています。でも顔を知らなかった。
そういえば先月の映画回で書いたスクールガール・コンプレックス~放送部篇~」の感想で、
「寿美菜子さんも出演されていたんだ!声優でも映画に出るのだな」と書いたけど、寿さんは
もともと子役出身らしかった。なるほど!映像の演技もできるなんてすごいな。それではまた。

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