金魚ちゃんプレゼンツ 学べ!不死鳥学

主に不死鳥作品を読み返して感想を書くブログ。小説、漫画、映画、演劇、料理の感想も。

【Web漫画感想】2021年9月18日 絶対加速クレッシェンドQ 補話

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の補話「周回遅れランナー
の感想。チヨジのエピローグ。補完編などのおまけを除き、実質的な本編はこの話が最後です。

【あらすじ】
夜更け、ひたすら地面を掘るチヨジ。掘っても掘っても脈が、才能が無い。投げてしまおうかと
考えた時、ナナミが現れる。余裕な彼女を見て、チヨジはより一層奮起する・・・そんな夢。
目が覚めたチヨジはミナセを想い涙するが、彼を、自分を諦めない、走り続ける事を誓った。

扉絵のナナミの背景に描かれている模様、細かく丁寧に描かれていてすごいなぁ。僕だったら
コピペを使わないとしんどいな。他のページも背景が描き込まれており、完成度が高くて好き。
濃度の高い三~五話が一番好きだけど、今回のよりマイルドになった表現も優しくて良いなぁ。
芸術的でありながら、漫画としてのクオリティはかなり上がっている。2ページ目の連続した
同じコマに少しずつ現れていくナナミ、穴を堀り続けるちーちゃんが目を覚ますきれいな流れ、
8、12ページの印象的なカット。セリフも短くてわかりやすく、全体的にとても読みやすい。
不死鳥先生はねとらじでアクが弱い事を気にされていて、長文で説明した方が良かったかもと
仰っていたけど、成長した新たな不死鳥先生の漫画を読めて、個人的にはとても嬉しかった。
昔絶クレスレ★2で、「不死鳥先生は芸術家として劣化して漫画家として成長した」と言われて
いたけど、補話はさらに次のステージへ一歩踏み出されたような印象を受ける仕上がりだった。

夢の中で、変わらず何者かになる努力を続けているちーちゃん。ミナセやナナミとは違い、まだ
低いステージに居る。これは未だに何者にもなれていない僕と、成長してどんどん人生の次の
スタージへ進まれている僕以外の絶クレファンの方々との対比にもなる。僕もそんなみなさんを
見ていると、たまに投げてしまいたくなる。最近それでよくTLを眺めて自嘲気味に笑っている。
昔からちーちゃんには共感する点が多かったけど、最後まで同じだとは、ふしぎな偶然だなぁ。
あるいは僕と不死鳥先生の共通点かな。だとしたら嬉しい。もちろん僕とは違い、ちーちゃんは
努力しているのでいっしょにしてはいけないんだけどね。ちーちゃんと違いもう若くも無いし。

魔界神の助手まで務めたちーちゃんが、今は農園の一スタッフか。泥臭く頑張っていてすごい。
あと少しだけ油川氷魚が登場している。これは深夜特急ファン歓喜!wどういうキャラだったか
思い出せないので、今後いつか雲林院水徒シリーズを読み返す事があったらその時に考えよう。

2011年4月1日の絶クレオン会で、週刊少年ワロスのざっは先生が「同じ泥臭さでもミナセたちは
勉強をしているけど、チヨジは無意味の代名詞的な行為の穴を掘っている。チヨジの方にこそ
不死鳥先生の根本的な悩みと解決が表れている気が」と仰っていて、ひざを打った事があった。
不死鳥先生は2010年1月28日のねとらじで、「リアルの自分は普通になる事をためらっている、
ポテンシャルは落ちているけどそれでも普通を認められない」と仰っていたけど、最終話後編の
ミナセとは違い、その想いがちーちゃんに乗ったという事はあるのかもしれない。想像だけど。

ナナミは自室で勉強をしている。これも前述したちーちゃんとの対比になっている気がする。
部屋のポスターはまたしても森野練無!閑話、最終話と続き、意味があるよなぁ。気になる。
「仏頂面して・・・」の表情は、こんな余裕のある表情をできるようになるなんて・・・と
初期のナナミから考えると感慨深い。僕はずっと悩んでいた頃のナナミの方が好きだったと
思っていたけど、成長が嬉しく、今のナナミも素敵だなと今年読み返して感じるようになった。
そして今でもちーちゃんの事が好きで、大切に想ってくれているのがとても嬉しいなぁ・・・。

自分を諦めない、投げないと決めたちーちゃんは本当にえらい。僕も見習わないとな・・・。
「この手は・・・まだ届く・・・?」もラストも良いシーンだ。ちーちゃんが自分にとって
意味のあるものを掘り当てて、ミナセに手が届きますように。幸せになって欲しいと説に願う。
同じように、不死鳥先生にとってもそうでありますように。幸せをずっと願い続けています。
そしてできれば僕も、何者かになって、幸せに手が届いたら良いな・・・とても難しいけど。

「負けたくないもん」、「会いたいよ・・・。」の表情も可愛かった。最後にちーちゃんに
逢えて本当に嬉しかった。暖かくてせつなくてじーんとする、とても良いエピローグでした。

以上。読み返すと決めた時、もしかしたら面白く感じられたのは連載当時の学生時代だけで、
今の自分には響かないのでは無いか、ただの思い出補正だったらどうしようとかなり不安が
あったのだけど、ぜんぜん杞憂でしたね!三~五話の濃さは今読んでもめちゃくちゃ良いし、
十九話など当時よりも刺さる内容もあったりして、今でもとても楽しく読む事ができました。
一話として無駄が無く、キャラが一つずつ成長していく構成力も見事だなと改めて感じました。
一般的な漫画の形式からは外れている特異な作品だけど、だから逆に流行遅れになる事も無く、
古びた印象を受けなかった。改めて、絶クレという一つのジャンルになっているなぁ。すごい。

昔は全漫画の中で一番の名作だと言っていた。これは布教の為に誇張していた部分もあるけど、
半分は本気だった。今回読み返し、さすがに一番とは言わないけど、やっぱり名作だったなぁ。
感想の文字数の合計は約51000字。全創作物の中で、一番感想を書ける作品なのは間違い無い。
本当に面白かった。読み返せて良かった。不死鳥先生、ありがとうございます!それではまた。

Web拍手

【Web漫画感想】2021年9月11日 絶対加速クレッシェンドQ 最終話後編

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の最終話「翼よ、アレが
地球の灯だ!それでも、人生は続くのです!
」後編の感想。これでとうとう本編はラストです。

【あらすじ】
現世で一年間勉強し、大卒資格を得て大学院に進学したミナセイザヤ。周りについていけない
厳しい現実に苦労しながらも、魔界で大事なモノを捨てた代わりに得たこの「実りある世界」を
大事にすると誓う。そんなふたりを、准教授として配属されたテレーゼはねぎらい祝福する。
そしてミナセが再び目を開けた時、新しい世界の一部になっていた。社会に属すると決意する。

冒頭の自信のある学長は、連載当時不死鳥先生が経験した大学院の入学式が元ネタかな。
テレーゼは一年で博士号を取れるの、めっちゃすごいな!キャリア・カウンセリングまで
できるようになっているし。あと髪が伸びて美人に、さらに胸も大きくなっていませんか?!
現世でも天才力を発揮しているけど、自分の基準では十分に普通で地味だと思うのもわかるよw
ミナセを見守る為に雪国大学の准教授になったという理由が良いなぁ。優しくてとても嬉しい。
イザヤとの仲は進展したのかな?描かれて欲しかった!(だから当時その様子のFAを描いた)
イザヤは「専門職に就く為に」とあるけど、何を目指していたのだろう?知りたかったなぁ。
森野練無は閑話2でナナミが読んでいた本の著者。目が隠されていたし、重要なキャラだった?
ホロクサ・ソウヘイは「絶クレHELL」の主人公と同姓同名だけど、同じ世界の同一人物?
Tシャツの「京大に入りたかった猿」の元ネタは泥辺五郎先生の「小説を書きたかった猿」?
この作者さんも当時絶クレを読んでいらっしゃったけど、その関係かな?それともこの小説にも
元ネタがあったんだっけ?当時そんな記述も目にしたような気がしたけど、忘れてしまったな。
服の文字といえば、ミナセの胸に書かれている「minor problem」はそのままブランド名かな?
それともこの「小さな問題」という意味自体が何かを示唆しているのだろうか。気になるなぁ。
ヤエグサ・ウコンは当時男性だと思っていたなw後に他作品では可愛く描かれていたような。
24時間開いている図書館も実際にあった。ホロクサから言われた事も経験されたのだろうか。

一話で描写されたように、頭が悪いとされている赤羊の中でもミナセはエリートで、超進学校に
通っていた。子どもの頃からかなり難しい本も読んでいる。そして一年で大卒資格を得られた。
なので、雪国大学が世界レベルだとしても、イザヤはともかくミナセがついていけないのは
結構意外なのだよな。そこまで周りの学生と差が出るものなのだろうか?不死鳥先生が自分の
実感を反映させる過程で、ミナセを同化させすぎてしまっていないだろうか?と気になった。

今回特にそう感じた初めて気づいた点は、ナナミやちーちゃんを想う描写が無かったところ。
「大事な何かを捨てて」とは書かれていたけど、愛したふたりをもっとしっかり思い返しても
良いんじゃない?と思って。一応ラブコメとして描き始め、閑話1でもふたりがミナセを想う
描写だってあったのに、ミナセのパートでは一切触れられていないのが残念に感じてしまった。
これはミナセのパーソナリティが不死鳥先生に食われたからじゃないかと思うのだけど・・・。
ここで絶クレスレ★2を読み返したら、不死鳥先生ご自身によってまさにその話がされていた。
http://neetshalog.web.fc2.com/senyo/1263382442.html#R463
たしかにこれまでのミナセが反映された言動をして欲しかったかも。僕は当時もちろんこの話に
感動したし、作者さんの描かれたものを否定するのはご法度だと思っていて肯定派だったけど、
不死鳥先生ご自身がそう仰るなら、描き直された話も読みたかったなと初めて後悔も生まれた。

そして何よりつらかったのが、ミナセやイザヤがホロクサに馬鹿にされたり、周りの学生より
劣っている描写がされていた事。イザヤは魔界ではあんなに類まれな才能のある特別な存在で、
ミナセもその強いイザヤに頑張って食らいつき、魔界廃止に一役買ったすごい活躍をしたのに、
何も知らないただの学生がこんな扱いをするなんて・・・!と読んでいてつらく、腹が立った。
これは不死鳥先生とも重なったからだと思う。不死鳥先生もこんなに素晴らしい作品を生み出し
最後まで描き切ったけど、現実では周囲の人間から馬鹿にされる事もあった。もしかしたら今も
そうなのかもしれない、と思うととても苦しくなってしまったのだ。本当にどれだけすごい事を
成し遂げたか何も知らないくせに・・・!と。まぁただの僕の勝手な妄想なんだけどね・・・。
不死鳥先生が世間に認められて欲しい。僕が絶クレを布教しているのはそれも理由の一つだ。

唯一救われるのは、ミナセの近くにはイザヤとテレーゼが居る事。孤独じゃなくて良かった。
かつてテレ子が死ぬ時に「FUCK・THE・長生き」と言っていたミナセが、「長生きしよう」と
思えるようになったのは感慨深いな。『そういうのも、お前達の目指した・・・「実りある
世界」だろう・・・?』というイザヤの穏やかなセリフもとても良い。成長したんだなぁ。
俺達は「前に進む為だから」とか理由をつけても、大事な物を失ってばかりで納得なんかできないぜ。
このミナセのモノローグには共感した。それでもマイナスを埋め合わせるように頑張っている
ふたりはえらいな。僕はそこまで頑張れるバイタリティは無いし、そもそも何も失いたくない。
未だに大人になれない。以前はそれを悩んでいたけど、今は開き直って大人にならなくても
良いとすら思っている。不死鳥先生の中二病は終わっても、僕の中二病は終わりそうにない。

最後に描かれるのはテレーゼの話。少年漫画で「世界に負ける、生き残る為に逃げるのもあり」
というメッセージが贈られるのはすごい。僕は自分の現実を捨てているので耳が痛い・・・。
テレーゼが言ったように、自分のココロを疲れさせて殺したりしないようにはしたいけど。
一連のメッセージは、不死鳥先生がご自身に言ってあげたかった言葉だろう。当時は読み込みが
甘くて言えなかったけど、今なら僕もよく頑張りましたね、おめでとうございますと言いたい。
カフカの言葉を引用する時に落ちる指揮棒の表現は良いな。静かだけどドラマティックだった。

ラストシーンもナナミやちーちゃんの事を考えるでも無く、絶クレスレでも言われていたように
不死鳥先生の決意表明になっている。ミナセも本当に「歯車になる」と思っていたのだろうか?

以上、感慨もあったけど、それ以上に胸が痛くなる内容だった。当時の僕は未熟で、そこまで
考えていなかったな・・・。次回は補話。本当にもう終わってしまう・・・。それではまた。

Web拍手

【Web漫画感想】2021年9月4日 絶対加速クレッシェンドQ 最終話前編

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の最終話「翼よ、アレが
地球の灯だ!それでも、人生は続くのです!
」前編の感想。タイトルの元ネタは、映画の
翼よ! あれが巴里の灯だ」と、冬目景姐さんの漫画の「イエスタデイをうたって」で
主人公の陸生が告白して振られた時に言った「それでも人生は続くのだ」というモノローグ。

【あらすじ】
現世でクリエイターを目指す事にしたフユヒコ、地獄で生き生きと開拓する元魔界存続派の
メンバーたち、ナナミを想いつつも仕事に集中するムク、夢の限界が見えつつもシホとともに
「実りある季節」の到来を実感するカンジ、勉強をしながらユアイミズエと親交を深める
ライマ、水無田の名を遺そうと確立した剣術を後世に伝える為に指南に勤しむナナミとフミキ
天国の矛クラリオンに入隊し日々修業に励むミズエ、太陽神ラーの傍でミナセを見守るテレ子
そして現世の大学に通うミナセ。魔界廃止後、それぞれが大切な夢に向かって現実を生きる。

作中作の絶フォルから始まる導入が良いなぁ。内容はミナセとラグナロクが戦うというもので、
昔不死鳥先生が仰っていた「レッドラム連合と神々戦」(リメイク前の絶クレ)だとわかる。
セツナに「ルナとの願望充足型漫画だ」と言われているけど、自分を主人公にしていないのが
フユヒコらしいなぁ。それだけミナセの存在を認めていたという事でもあるのかもしれない。
それとルナの泣き顔は可愛いなwナナミが現世へ行き、生まれる事はあったのだろうか・・・。

絶クレを初めて投稿された時、不死鳥先生はラブコメ漫画だと仰っていたけど、この作品で
一番ラブコメしているのはフユヒコとセツナだよなぁw描写は少ないけど大好きなふたりだ。
またいっしょに居られるようになってとても嬉しいし、フユヒコがセツナにさらっと好きだと
伝えているところも良すぎる!ふたりがケンカしたりいちゃいちゃしたりするところ、もっと
読みたかったな・・・次回作希望!そしてクリエイターになるフユヒコの夢も叶いますように。
最終決戦の最後で演説をした自分がふわふわしているのは格好つかない、という考えもえらい。
弱い自分という殻の中に逃げ込む状態を脱却し、競う事を恐れない。彼にもまた、不死鳥先生の
一部が付与されていたのだなぁ。セツナのような存在が居てくれたら良かったのだけど・・・。
セツナの最後の「・・・必ず、勝てよ。」というセリフも良い。フユヒコ、頑張ってね・・・!

しかし絶フォルは236話もあるのか、すごい!と思ったら、思えばフユヒコは中学の時から十年
描いていたのか!長期連載だ!尊敬する!この経験がフユヒコにとって強みになりますように。
不死鳥先生が新都社へくる事が無かったらこの展開も無かったと思うと、何だか感慨深いな。

地獄で増殖している世界樹。このあたりの設定は雲林院水徒シリーズの「世界樹の下で」や
農ネーム」で語られていたけど、内容をすっかり忘れてしまった。今後読み返せたら良いな。
開拓工事を行う元赤羊たちは身体能力を維持したままなのか。かなりチートだけど良いのかな?

最終決戦で意見が対立していたムッくんとリュイシュンは、意気投合していたのが意外だ!w
どういう経緯でそうなったのだろうw社交能力に長けていた者同士だったから?気になるな。
眼鏡を外したムッくんは小説「フォルテシモ」のヤマギワっぽさがある。ナナミへの性欲も
マイルドになって、彼も年月を経て成長し、大人になったのだなぁ。十二話後編で、ムッくんは
ナナミに八年間しつこく言い寄っていたと書かれていたけど、その様子も読む事ができていたら
もっと楽しめたなwまぁこのへんは十一話補完編を読んだら少しは感じ取れるかもしれない。

カンジくんも二話や十二話と比べるととても大人になっている!ただ大きな夢をみていた時は
どこまでも広がっていくように感じていたけど、実際に具現化していくと限界が見えてくる、
という事もあるなぁ。でもカンジくんは小さくなっていく考え方も受け入れていて大人だな。
この「考え方も小さくなって一人前」は、2010年2月11日のねとらじで不死鳥先生が節をつけて
歌われていたのだけど、元ネタは何だろう?と思って検索したら「明治コパン」のCMだった。
初めて知った!2015年にYouTubeにその動画が投稿されていなかったらわからなかったな。
「大事な人だけ照らせれば。例えば私とか」とさらっと言うシホさんも素敵だなぁ・・・大人!
赤羊と炎熱羊は子どもを作れなくて、それは新しい肉体でも変わらなかったみたいだけど、
技術が進歩して可能になると良いな・・・。ふたりの子ども、子育てする様子をを見てみたい。

ユアイの描き下ろしの漫画も読みたい!!!エッセイだけじゃなく漫画も描いていたのだなぁ。
それと肉体が赤羊では無くなり虚力ももう無いと思うんだけど、はまだくっついているんだw
ライマくんと月一で会っているのも気になるよね・・・ふたりは今後どうなっていくのだろう。
でも不死鳥先生がこんなツイートをされていた事があったから、実はくっつかないのか・・・?

そのライマくんは毎日18時間も勉強するなんて大変!無境界弁護士、どんな仕事なのだろう。
弁護士なら理の無い人間も弁護する場面がありそうで、それは彼の貫く正義と相容れない事も
あるのでは無いかと思ったけど、大丈夫なのかな。あとミズエさんとの関係の進展も気になる!
こんなツイートもされていたから、ふたりがすんなりくっつく事は無さそうだけど・・・!w

天国では水無田流剣術を指南するナナミ。16ページの表情がめっちゃ美人~!!!最高!!!
閑話の感想でも書いたけど、やっぱり僕は両目のナナミを描くべきだな・・・!可愛すぎる!
フミキさんといっしょに、義兄妹で指南したり鍛錬したりしているのもとても嬉しい・・・。
閑話2でも描かれていたように、ふたりで支え合って生きているのだなぁ・・・素敵だ・・・。
そしてあんなにコミュ力不全だったナナミが、こんなふうに他人を指導できるようになるとは!

フミキさんとミズエさんの会話も、絶クレMを読んでいたらめちゃくちゃエモく感じる!!!
自分の歳を追い越した相手と再び邂逅するシチュエーションって大好きなんですよね・・・。
小さなミズエちゃんを知っているフミキさんは、大人なミズエさんを見てどう感じたのだろう?
あとフミキさんが文車を持っていたけど、今は文車の人格はどうなっているのだろう?封印?

ミズエさんの他に、クラリオンにはウリエルミカエルサツキも入隊している。ミズエさん、
ここでもファンを増やしているな・・・!w今はウリエルやサツキを可愛がっているのかなw
アリスもミズエさんについてきたのだな。笑顔がとても可愛くて良いなぁ。ロングヘアも美人!
創設の指示を出したゲルニカのコマは、ミズエさんの表情が意味深だ。十六話では浅からぬ縁
のようだったし、不死鳥先生もふたりについてよく言及されていたので気になるな・・・!
そして19ページの寂しそうな表情と背中はせつない・・・ミナセへの気持ちは完全に絶った
ようだったけど、まだお嫁さんと口にするほど想いがあったのだな・・・。ミズエさんはずっと
ミナセを母性で包む存在、作中で一番の客観力のある大人として描かれていて、彼女自身の
葛藤や決着は描かれなかったから、本当に自分の幸せを見つけて幸せになって欲しい・・・。
あと現世には妖怪も出現するらしいのが気になる。そのネタで物語が描けそうでわくわくする!

その次にはオリジナルのテレ子が登場!ミナセのココロにインストールされたテレ子は消滅し、
それが感動的だったから、当時はここで再登場するのは感動が薄れるような気がしていたけど、
今は純粋に嬉しく、何より超絶美人になっていて眼福!!!21ページも23ページも良いなぁ。
ミナセと居たテレ子が好きだったから大人のテレ子も描いていなかったけど、いつか描きたい!
COCOLOスタビライザーはもう不要になっただろうにまだつけているのだな。思い出だからかな?
ミナセに知覚される事が無くても、いつでも見守っている彼女。深い愛で素敵だなぁ・・・。
でもいつかミナセにそれを知ってもらいたい、テレ子が報われて欲しいと思ってしまう・・・。
僕も不死鳥先生がご存知無くても、ご迷惑じゃない限り、いつまでもずっと応援しています。

最後は現世の大学に通うミナセ。キジの声や朝カレーやサプリメントなどは当時の不死鳥先生の
生活環境が反映されている。27ページ目も同様。ミナセが完全に作者と同一になっているかも。

以上、今週こそは短めになるだろうと思っていたけど3100字。面白かったです。各キャラの
エピローグはその後がもっと気になってしまうな!もっと読みたかった・・・。いよいよ次は
最終話後編。補話と補完編があるけど、もう終わってしまうなぁ・・・寂しい。それではまた。

Web拍手

【料理感想】2021年8月28日 米粉のスコーン

はいこんばんはRM307です。先日「洲崎西」422回で僕の送ったメールをお読みいただけました!
やったー!公式アーカイブがありますので、良ければお聴きください。該当部分を載せます。

ここから始まったくだりは、先日のイベントでもお話しされて盛り上がっていて嬉しかったな。

この一ヶ月で作った料理はチャーハンぐらい。またしてもベチョベチョだった・・・良いけどさ
(「絶対加速クレッシェンドQ」一話のミナセのセリフより)。あとピーマン炒めとお吸い物。
お吸い物ではお麩を毎日三つ食べています。美味しい。オクラは結局入れなくなってしまった。
長雨もあった影響か、葉物野菜の価格も下がりませんねぇ。毎日たくさん食べるので頭が痛い。

さて今月の料理回、5月にチョコパウンドケーキを作る為にケーキ用マーガリンを買ってから、
毎月このブログでお菓子を作り少しずつ使っていたけど、ついに賞味期限がきてしまいました。
残った40gで作れるレシピを探していたら、ホットケーキミックスのスコーンが美味しそう!と
思ったのだけど、材料は過去に作ったケーキやクッキーと同じだし、また似たような味になって
しまいそうだなぁと迷っていた。そんな時に、先日つばき先生がこんなツイートをされていた。
なるほど米粉!今まで使った事が無かったな。という事で今回は米粉のスコーンを作りました。
使用したレシピはこちら。超シンプルで簡単。ベーキングパウダーはたった4gか。また余るなw
米粉もスコーンも初めて食べるのでどんな味かどきどきする。果たしてちゃんとできるかな?
ちなみにクッキングシートを切らしていたので、サラダ油を塗ったケーキ用の型で焼きました。

20210828_米粉のスコーン
完成したものはこちら。触るとかちかちでした。もっと軽い固さのイメージだったけど・・・
もしかして失敗したかな・・・?肝心の味は・・・うん、食べてみると外は思っていたほど
固くなくてさっくり、中もしっとりしていて美味しい!味も食感もわりとクッキーに近いんだ。
でも小麦粉とは違う美味しさがあり、新鮮でとても良い。お米ってこんなに美味しくなるんだ!
砂糖のおかげもあるだろうけど。甘さもちょうど良かったな。これはつまみ食いしちゃう!w
その後一応冷蔵庫で冷やしたものも食べ比べてみたけど、やっぱり温かい方が美味しかった。
母にも「さくさくして食べやすくてすごく美味しい」と言ってもらえて良かった。今回は成功!
これでようやくケーキ用マーガリンを使い切ったー!・・・けど、よく考えたら今度は米粉を
使い切らないといけなくなったので、お菓子作りはもう少しだけ続きそうですwそれではまた。

Web拍手

【Web漫画感想】2021年8月21日 絶対加速クレッシェンドQ 閑話

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の閑話1「懲りない二人」、
閑話2「ナナミの改名」の感想。いずれも短い話だし同時更新されたので、2話分まとめて。

【「懲りない二人」あらすじ】
ナナミラグナロクの面接会場へ向かう為、死者の道を歩いていた。その途中で彼女と話そうと
待っていたチヨジと再会する。チヨジはオシリスが始めた、無境界の人としての働きが評価され
試験に受かったら、現世で暮らせるようになるプログラムの存在を教える。ふたりは大好きな
ミナセと再会する為に、このプログラムを受験する事にした。恋敵、でも親友なふたりだった。

読み返すまで内容をすっかり忘れていた為、ナナミとちーちゃんが再会して久しぶりにふたりの
会話を読めてめちゃくちゃ嬉しかったー!2ページ6コマ目の生き生きとしたちーちゃんの表情!
とても良いなー!悔しがりつつも嫉妬はしていない、清々しい性格が本当に素敵だなぁ・・・。

現世人再評価プログラム」、無境界の人としての目線でと書かれているけど、現世について
具体的にどのようなレポートを書くのだろう?でも、ミナセとまた再会できる可能性があるのは
とても嬉しい。ちーちゃんも、ナナミと結ばれてなおミナセの事を想い続けるのが良い・・・。

そして3ページ目のセリフの後から、ふたりともお互いを愛称で呼ばなくなった事に気づいた!
相手を一人の大人として、ライバルとして認めて尊重するようになったという事なのかな。

4ページ2コマ目のナナミのセリフは、ちーちゃんがラグナロクの面接で答えた事と同じだなぁ。
性格が違うように見えて同じところもあるふたりが愛おしい。ナナミが照れるのも良いなぁ。
百合を感じてしまう。ちーちゃんの言うように僕も好き・・・もちろんちーちゃんも大好き!
「もっともっと、色んな事話そうね?ね?ナナミ」というセリフではじーんとしてしまった。
ふたりがこれからも定期的にお話しできると良いなぁ。そしてその様子をもっと読みたかった!
大好きなふたりだったので、この話を読めて本当に良かった!ふたりとも本当にお疲れさま!

あとナナミの「今は君が危なっかしそうに見えるよ」というセリフは補話につながるのかな?

【「ナナミの改名」あらすじ】
無境界の人の選抜面接に合格したナナミの元に、フミキがやってくる。フミキはナナミに、
考えたナナミの新しい漢字の名前を渡す。絶が生前ムスイと飲んでいた時に、ミナセの為に彼が
遺したものを知り対抗意識が芽生えたようだった。その話を聞いてナナミの右目の傷が癒える。
負の執着から生の執着へ。フミキはナナミに、ふたりで支え合い生きていこうと優しく言った。

冒頭、ナナミが読んでいる「創る技術」の著者の森野練無を調べたら、雪国大学の教授だった。
最終話に登場するキャラだけど、何か意味があったのかな?読み返してから改めて考えよう。

フミキさんはやっぱりこの作品一の超絶イケメンだな・・・もしこの漫画が人気作品だったら、
女性ファンからは大量のFAやFCやFN、バレンタインデーにはチョコが贈られただろう・・・。

ムスイも好きなので、また出番があって嬉しかった!しかも絶さんと飲むなんてレアすぎるw
ホント何を思ったか、だねw絶対に絶の嫌いなタイプなのに、よくムスイと飲む事にしたなぁw
彼にいらだち声を荒げてはいるけど、そんなやりとりも微笑ましく、不器用な姿も好ましい。
絶に「俺の事好きなのもよく知ってるからな?」と臆面もなく言えるムスイは本当にすごいなw
ミナセがナナミと結ばれた時のムスイの反応も知りたかったな。生きていて欲しかったなぁ。

十九話で家族の温かさに感動したけど、絶の「そんなモノに縛られなくても、俺らは強くなれた
じゃねェか」というセリフも好き。それまでの孤独とストイックさを感じられてとても良い。
彼もまた、親の愛情とは無縁に生きてきたのだろうな・・・。多少経験していれば、ナナミへの
接し方も違ったものになっていたかもしれない。でも、ナナミに与えた一太刀も、絶にとっては
大事なモノだったとわかる。そこまで想っていたのなら、もっと態度に出して欲しかったよ~!
本当に不器用だなぁ・・・。まぁそういうキャラじゃないという事はよくわかるけどね・・・。

フミキさんの「捨ててから今日までの分の誕生日プレゼントだ」というセリフもすごく良く、
決めゴマで使っても良いくらいなのだけど、さらっと話して途中で言葉が切れ、泣くナナミに
つなげる演出も好き。泣いているナナミの表情もとても良いなぁ・・・口元が可愛い・・・。
フミキさんの「小匙一杯の確かな愛があれば・・・それで十分だったんだな・・・?」という
セリフも泣けた。ナナミがこれまで求めていた愛情を、ついに得られたのだな・・・と思って。
絶もナナミの事をちゃんと大切に想っていたんだね、それがわかって本当に良かったね・・・。
この「小匙一杯の~」は気に入っているフレーズで、よくまね(改変)して使っていました。

フミキさんの「たくさん、たくさん、色んな事を話そうな?」というセリフでも泣きそうに
なった。支え合おう、ふたりで生きていこうという優しくて力強い言葉もとても嬉しかった。
めちゃくちゃ温かい・・・。十九話ではミナセが、そしてナナミが家族の愛を知る事ができた。
本当に嬉しい!ナナミは今まで悩んだりつらい思いをしたりして頑張ってきた分、これからは
フミキさんとたくさん話せると良いね、埋め合わせをできると良いね・・・本当に良かった!

僕は今まで、悩んでいた頃のナナミが大好きだった事もあり、鬼太郎カットのナナミのFAばかり
描いていたのだけど、これからは傷が癒えたナナミの姿もちゃんと描いてあげたいなと思った。

閑話1のちーちゃんのセリフもそうだけど、僕は「話そうね」という言葉にかなり弱いみたい。
たぶん昔大好きだったひとに何度かそう言ってもらえたのが嬉しく、幸せだったからだろうな。
また言ってもらいたい・・・そしてたくさんお話ししたい・・・。まぁ叶わないし諦めるけど。

あとフミキさんが「まだ気持ちの整理ができていない」と言っていたけど、何に対してだろう?
ナナミ?それとも他に何かあるのだろうか。頭が悪いので読み取れませんでした。すみません。

読み終わって気づいたのだけど、2010年1月28日の不死鳥先生のねとらじで「絶クレのラストは
フミキさんが締める」と仰っていたのはこの話の事だったのか!!!恐らく元々のエピローグ、
あるいは補話がこの話になる予定だったんだ。なるほどなぁ・・・まったく気づかなかった。

以上、連載中に読んだ時以上に感動しました。絶クレってこんなに優しい物語だったのだなぁ。
作画も良かったな。画面が暖かい鉛筆の線で埋められているところも読んでいて心地良かった。
さて、来月はついに最終話と補話を読み返します。もう終わってしまう・・・。それではまた。

Web拍手

【Web漫画感想】2021年8月14日 絶対加速クレッシェンドQ 第二十一話

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の第二十一話「獅子の
プライドと羊のプライド!二つのせめぎ合いの果て!
」の感想。第一話の羊を思い出そう!

【あらすじ】
イザヤに対峙したテレーゼは、イザヤの本質も自分と同じ羊だと説き、時が経ち大人になり、
他人の事を考えられるようになっている点を指摘する。そして彼に最強を諦めてもらう為に、
テレーゼは知を結集して生み出した技術で武のイザヤを圧倒する。その間イザヤは考えていた。
自分が今何を成すべきか、自分が本当に欲しいものは何か。何が自分にとっての幸せなのか。
我を通す事で失ったもの、遠のく満足。何かを諦めた分だけ得られる何か。――テレーゼ。
自分の曲げ方に気づいたイザヤは、テレーゼに負けを認め、最強の座を捨てて彼女を選んだ。
最終決戦は魔界廃止派の勝利で幕を閉じた。そして移民が進み、一年後に魔界は消滅した。

冒頭の八重歯テレーゼが可愛くてきゅんきゅんするなwこの牙を持った羊、これは第一話に
描かれている「羊の群れに紛れた狼は、さみしい牙で己の身を裂く」(元ネタは「羊のうた」)
の伏線回収だ!すごい!!!まさかこんなところがつながっているとは思わず驚き、感動した。

普通になろうと頑張っているミナセと、自分たちは普通に固執しなくても良いと言うテレーゼ。
これはこの漫画を描き始めた頃とこの話を描いている時とで変質していった、不死鳥先生の
ココロの差異が表れているのかもしれない。「極端に走りすぎる」も不死鳥先生の傾向だった。
「シーソーの真ん中には誰も乗ってない・・・。無理にそんなモノを目指す必要は無い」
という比喩はとてもお上手だ!たしかに普通や平均にこだわらなくても良いのかもしれない。

さあ、この後テレーゼはラスボスのイザヤをどう説き伏せるのかな?と思っていたら、なんと、
技術の粋を集めて作ったエニグマと発明品を使ってイザヤをボコる!w忘れていたので驚いたw
この作品はバトルより対話を重視していて、てっきり説得して和解するんだと思っていたので、
そこを逆手に取った不死鳥先生にまんまとやられたwめっちゃ上手いなぁw面白い展開だった!
ボコっている時に流れているナレーションも好きだな。「ふしぎの海のナディア」を思い出す。

ネタ的にあえて「ボコる」と大げさな表現をしたけど、ただ相手を傷つけている訳じゃない。
イザヤと同じ武の土俵に立ち、真正面からぶつかるテレーゼの心意気と覚悟が良かったなぁ。
戦闘シーンという見せ場の「動」の中に、イザヤが思惟する「静」の時間が入るのも良い。
雷に打たれたような大きな言葉や体験で考えが変わる展開もドラマティックで良いものだけど、
ナレーションが言うように感覚を細かくしてよくよく考える、模索して答えを出すのが大好き。
イザヤの思惟の中で、スタンスが違うリュイシュンムッくんが挿入されるのも好きな演出だ。
ムッくんから「金は汚い!人をダメにする!」という純情ぽいセリフが出てくるのは面白いなw

イザヤもラグナロクと同様に、年月を経て性質が和らぎ、考え方が変わっていったのだなぁ。
単に考えを改めて相手に負けを認めるのでは無く、全力でテレーゼのエニグマを破壊して、
その上で自分の正直な気持ちを伝える流れも、力による戦いで負けたから諦めるのでは無く、
きちんと自分から刀を捨てたのだとわかって良い。荒い息を吐くイザヤの作画も良かったな。
大人になる事、諦める事を肯定し、ポジティブに受け取ろうとしている絶クレは改めて面白い。

もちろんそれだけじゃなく、イザヤにとってテレーゼの存在も大きかったから。これが嬉しい。
お前が俺の限界、天元で、鞘でいてくれ、お前が欲しい!という告白もめちゃくちゃ良いな~!
ずっと書いているけど、不死鳥先生は恋愛を描くのもお上手だよ!経験が無いとは思えない!
赤面したテレーゼの泣き顔もかわよいし、抱き合うラブラブな様子も見られて本当に良かった。
そして天高く放ったサン・フェアリー・アンの爆発した光がふたりを祝福する演出は最高だな!
あと飛行帽の外し方にも優しさが表れていて良いよね。この飛行帽もエニグマだと知り驚いたw
しかし主人公カップルが死別し、ラスボスカップルが結ばれる。一筋縄ではいかない作品だw

リュイシュンの言葉をユアイが受けるシーンも好き。キャラのこういうかけ合いって良いよね。
「折られたんじゃなくて包まれたんだよ」、詩的だなぁ。ユアイとシホサティーといっしょに
居るけど、どういう戦いだったんだろう?見たかったなぁ・・・。シホの優しい表情も素敵だ。
26ページのユアイもとても美人で良かったな。今までで一番の美貌!上達されたなぁ・・・。
恋に敗れたメグツシュカの「たはは・・・ボクは恋も戦闘もかませ犬かァ・・・♪」も好き。

そしてフユヒコは良いところを持っていったなwレプタイル戦でのセツナとの別れでも描かれて
いればもっと感情移入できたのに・・・!でも良い演説だ。僕には耳が痛い言葉だったけど。
俺様は猛々しい人間で、自分しか見えていなくて、他人の気持ちなんて考えられなくて、馴れ合う事もできないし、他人と慈しみ合う事もできない。
(中略)
魔界でなら、ずっと上手くやり続けていけるんだ。
このイザヤのセリフには結構共感した。魔界を「ネット」に変えたら僕と同じかもしれない。
でもたしかに、万人が潜り抜ける青春の終わりの時に、テレーゼのような相手がそばに居る
イザヤは幸運だとも思う。だけど僕は独りだから・・・と羨ましく思うのはまぁ言い訳だろう。

そして24ページからのフユヒコの演説、現実で生きなくてはいけない中二病患者たちへの言葉。
自分たちの得意な分野を取り上げられて、新しい世界で頑張って生きていかなくてはならない。
以前も書いたけど、現実から離れたファンタジー漫画でここまで大人になろう、現実を生きよう
というメッセージが直接的に描かれるのは珍しい気がする。特に昨今の作品だと少なそう。
そこを巧妙にぼかしつつ、現実逃避をして楽しんでもらうのが創作物のイメージだったので。
僕はやっぱりまだみじめで嫌な事はつらいよ・・・避けたいよ・・・と思ってしまう子どもだ。
不死鳥先生はえらいな・・・きっと今も頑張っていらっしゃるのだろうな・・・。まぁもちろん
たとえ頑張っていなくても、生きていてくださればそれだけでオールオッケーなのだけど!
「しんどい目に遭った分のリターン」、本当にあるのかな・・・。僕も得られるのかな・・・。

でも完全に中二病に別れを告げるのでは無く、『これからも友達として付き合っていく事に
なるだろう。たまに「無限の夢」を見るのも、楽しくて元気がでるもんさ」と言うところが
とても優しくて大好き。十九話絶クレMでも思ったけど、絶クレの優しさは素晴らしいな!
このへんをもっと未読の人々に知ってもらいたい・・・以前も書いたけど見る目が変わりそう。
絶クレQ完結以降に書かれた作品は、優しさを意識しながら読んでみるのも良いかもしれない。

ミナセへの「俺もお前に言ってやるよ」は、十一話後編で言われた「お前も気ィ落とすなよ。
フユヒコ・・・」を受けてのセリフだな。細かいところまでよく描かれていらっしゃる・・・!

最後、問題ばかりだった魔界だけど、消滅してしまうラストはやっぱり寂しくて、何だかとても
せつない気持ちになってしまった。静かに去ったラグナロクの記述の所為もあると思うけど。
「その事はオシリスとチヨジだけが知っている」。ああ、親しい人、好きな人と別れて、独りで
自分を誰も知らない現世の人の波にまぎれていってしまったのだなぁ・・・とてもせつない。
ミナセやちーちゃんなど主要キャラはもちろん、ラグナロクがその後幸せに暮らしているのか
どうかもすごく気になる!大好きな相手とめぐり逢えて、楽しい日々を過ごせていると良いな。
不死鳥先生と重なるから、という事もあると思う。不死鳥先生も、どうか幸せでいて欲しい。

以上、今週こそは短めになるだろうと思っていたけど2800字。この予想は毎回外れるのだよなw
面白かったです。今回は特に、モラトリアム中やこれから社会に出る人に刺さる内容だった。
以前2のひと先生も仰っていたけど、高校生や大学生など若い人たちにも読んでもらいたいな。
とても難しいだろうけど、いつかそんな機会に恵まれたら嬉しいなぁ・・・。それではまた。

Web拍手

【Web漫画感想】2021年8月7日 絶対加速クレッシェンドQ 第二十話

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の第二十話「両雄、相見える!
誓った決意を守れない主人公の無残!
」の感想。思いっきりタイトルでネタバレしていますがw
連載当時も更新と同時にこのタイトルがつけられていたんだっけ?さすがに思い出せないな。

【あらすじ】
ミナセは満水門の中での一年分の修行を終え、両親とテレ子と別れ、現実世界に戻ってきた。
強くなり、確執を解消でき、ナナミを守る覚悟も決まった。そしていよいよ最終決戦が始まる。
ナナミはメグツシュカマリエルを相手に個々の能力では上回るが、戦いの最中命を落とす。
ミナセは人を愛せない過去の自分に終止符を打ち、世界最強のイザヤに挑み善戦するが敗れる。
万事休すに思えたが、深手を負ったイザヤの前にテレーゼが現れる。もう一度話をする為に。

両親やテレ子との別れはやっぱりせつない。男勝りなプラトさんがミナセに優しくキスをして、
涙ながらに見送るのがまた良いなぁ。爽やかなムスイはカッコ良い!テレ子の気遣いも好き。
前話も本当に温かくてじーんとしたから、家族で過ごす話をもっと読みたかったなぁ・・・。
僕の方が胸を痛めているかもしれない。見送られるミナセの表情は一切描かれていないけど、
あえてなのかな。どういう顔をしていたのかな。泣いたりしたのかな。とても気になる・・・。

両親への執着から消えなかった火傷が治り、右目を隠していた前髪を切ったミナセ。それを見て
きゅんとするナナミが可愛い。良いなぁ・・・僕もナナミに可愛いって思われたいよ・・・。
「おはよ。ミナセ。」の澄んだ笑顔も素敵だ。ミナセは時間的には一年会えなかったんだから
もっと何か言え!まぁこれからたくさん言う機会があると思っていたのかもしれないな・・・。
あと6ページ目、ナナミは戦場の左方面を見据えているのかと思っていたのだけど、ミナセに
おんぶされているテレーゼに嫉妬してにらんでいるのかな?w今さらその可能性に思い至った。

最終決戦はミズエさんやアリスも監視していたとの事。不死鳥先生がねとらじでは出演させると
仰っていた気がするけど、この話には登場しなかったな。二十一話ではどうだったっけ・・・?
ナナミが死んだ時、ミナセが善戦していた時、敗れた時にどういう反応をしたのか見たかった!

戦闘は絶クレ名物のダイジェストシーン。ミズエさんのエニグマを受け継いだライマくんや、
その力が明らかになるミカエル、もちろんナナミやシホさんやユアイのバトルも見たかったよ!
作画が難しいのであれば、今からでも他の人に依頼したりして補完編が読みたいなぁ・・・。

そしてメグツシュカに倒されるナナミ。ショックだったなぁ。当時、三話から読み始めた僕は
ナナミこそが主人公だと思っていたから、死ぬとは思っていなかった。フラグは立っていたけど
漫画を読み慣れておらず、感性も子どもだった僕はまったく気づいていなかったのだ・・・。
突き立てられた剣でえぐられる描写は痛々しくてつらい。こんな仕打ちをしたのに、僕はよく
メグツシュカのFAを何枚も描いたなw今だったら無理だw二十一話の彼女が好きだからかも?
最期にミナセと会えた時の和らいだ表情も可愛いなぁ。両目が見えているナナミも激可愛い。

思えばナナミが戦闘で強さを発揮するのはレプタイル戦しか無いんだよね。レインパッカー戦の
シホさんとの戦闘でも敗れているし、今回もメグツシュカとマリエルの力を上回っていたけど
活躍シーンが描かれる事無く敗れている。過去の自分と和解して成長したり、ミナセのように
わだかまりが解けたりして強くなっても、敵を倒す強さに直結させる訳では無いのが面白い。
強さとは、強くなるとは戦いとは違うベクトルの話だという意味なのかもしれないな。こうして
読むと絶クレは少年漫画では無いのだな。不死鳥先生は少年漫画がお好きだったのにね。

カンジくんたちがボロボロになっているのも結構ショッキングだった。その中でライマくんは
ヤムチャの格好で倒れているwどこまでライマくんをいじるんだ不死鳥先生はwひどい・・・w
天帝妖狼の活躍シーンは結局見られなくて残念だ。あと足には深夜特急を履いているのね!
これも幼い頃のミズエさんが使っていたエニグマだった。どこまでもお下がりを使う男・・・!

ミカエルが倒れた後の「自由力(マックスフリー)・・・。」というセリフは誰が言ったんだ?
と気になり、読み進めるとカンジくんたちを精神エネルギーで呼ぶイザヤだとわかる。一連の
セリフとコマがまさに強敵!といった感じでめちゃくちゃカッコ良くて鳥肌が立った。痺れる!
人間、赤羊、合わせて百億!どの花見ても綺麗だけれど・・・最も愛でられしは俺様の花!
このセリフもカッコ良いなぁ。イザヤが「チューリップの歌」や「世界に一つだけの花」の
歌詞を引用しているという事実は面白いけどwでも二つの花の歌が上手く組み合わされている。

ミナセに呼びかけるフミキさんもイケメンで惚れ惚れ。ナナミはミナセに守られるような女じゃ
ないから死なせた事には文句を言わない、というスタンスもとてもキャラが立っていて良い!

イザヤに対峙したミナセ。最強のラスボスを相手にした時のセリフは、普通は世界や未来の為、
死んだ仲間たちへの言葉になりそうだけど、ミナセは現実と本気で関わる事、人を愛する事を
恐れない自分でありたいという決意なのがとても面白いなぁ。他人の為では無い、でも自分の為
でも無く、過去の自分と決別と、世界と向き合う覚悟、これが「自己実現」なのかなと思った。
まさしく絶クレのテーマだ。その内面の成長を描き切った不死鳥先生は本当にお見事・・・!
この過程が本当に重要で、戦いの勝敗だけではミナセ自身の評価は何も損なわれないのだな。
昔はナナミを守れず負けた結果だけを見て、「約束したのにナナミも守れなかったし、修行して
成長もしたのに戦いにも勝てなかった、ミナセは主人公(笑)」と思っていたのが恥ずかしい。
読み取る力が無かったな。11年前、2のひと先生に「認めたくない」と言ったけど訂正します。
ミナセ、君は立派な主人公だ!タイトルのように「無残」なんかじゃない!すごく頑張った!

あと「おおきく振りかぶり続ける」の元ネタは不死鳥先生がお好きな「おおきく振りかぶって
だな。不死鳥先生がイメージしていたミナセの声もこの漫画の田島というキャラと同じだった。

最後はテレーゼがイザヤの前に立ちふさがる。イザヤを弱らせる事こそが彼女の作戦だった!
これは他の魔界廃止派のメンバーには話して了承済みだったのかな?それとも自分だけの秘策?
だとしたらしたたかだな・・・wまぁたとえ仲間に嫌われてでも必要な事だっただろうけど。
十八話で揺らいでいる様子も見られたけど、このイザヤをどう説得するのだろうか?楽しみだ。

以上、今週こそは短めになるだろうと思っていたけど2400字。面白かったです。それではまた。

Web拍手

【料理感想】2021年7月31日 チョコチップバナナクッキー

はいこんばんはRM307です。この一ヶ月で作った料理は見事にチャーハンぐらいしか無かった。
あとは毎日のお吸い物とピーマン炒め。お吸い物には以前から書いていたオクラを入れるように
なった。でも期待値を超えてこないというか、無くても別に構わないなと思う味だった・・・。
それと前回お麩が美味しくなかったと書いたけど、消費しないといけないので一日1個ずつ入れ
食べていたら慣れてきたのか、わりと好きになってきたかも。最近は一日2個入れています。

さて今月の料理回、今回は顔見知りの野菜の業者さんに痛みかけのバナナをいただいたので、
先月作ったソフトチョコチップクッキーに入れたチョコチップバナナクッキーを作りました。
バナナクッキーを作るのは2017年以来で2回目。その時はサクサク感が無く、いまいち美味しく
作れなかったのでリベンジです。参考にしたレシピは検索していくつか見つけた中でこちらを。
https://entabe.jp/32806/easy-banana-cookies-recipe

しかし「クッキーとしてはソフト」と書かれてあり、できれば先月のようなサクサクしたものを
食べたかったので、「なら前回と同じ作り方ならサクサクしたものになるのでは?!」と思い、
ボウルに入れて混ぜた後に手でこねて作る事にしました。しかしそう簡単に上手くはいかず。
もちろんバナナが入っているので、生地はクッキー種のようなしっかりした固さにはならず、
とろとろの状態に。なるほど、だからみんなしっとりしたクッキーになりやすいのか・・・!
なので抵抗として、焼き時間は5分延長して20分焼きました。固くなっていると良いな・・・!

20210731_チョコチップバナナクッキー
完成したものはこちら。触った感触は柔らかくて弾力があり、先月のクッキーとは全然違う。
たぶん焼き時間を増やしても変わらなそう。やっぱり固いクッキーにはならなかったか・・・。
まぁ仕方が無い。肝心の味は・・・うーん、2017年に作った時と同じだ!w不味くは無いけど
別に食べたいと思う味でも無い。せめて先月のようにサクサクだったらまだ良かったのだけど。
好きな味では無い。チョコチップを入れたのが救いだったな。無かったらもっと厳しかった。
という事で、リベンジは失敗でした!今後また作る事は無いかもしれないな!それではまた。

Web拍手

【Web漫画感想】2021年7月24日 絶対加速クレッシェンドQ 第十九話

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の第十九話「実母(と実父)
襲来!純粋戦士(プラトニック・ソルジャー)の愛ある拳!
」の感想。タイトルは「新世紀
エヴァンゲリオン
」の1話タイトルの「使徒襲来」と「ONE PIECE」のガープ中将のセリフ
「愛ある拳は防ぐ術なし!!」が元ネタだと不死鳥先生がねとらじで仰っていた記憶がある。

【あらすじ】
ミナセのエニグマ満水門には、両親のプラトムスイの人格が移植されていた。満水門の内部、
精神がデータの肉体を伴って実体化される世界で、息子を強くするべく一年分の修行が始まる。
戦闘と語らいの日々、一度も会った事の無かった両親との触れ合いの中で、ミナセにあった
わだかまりは解けていき、家族の温かさを知る。そして自分も新しい家族を作りたいと思った。
修行モードが終わるまで一年。その終わりの日には、プラトとムスイ、そしてテレ子も消える。

扉絵は家族写真のようで、ここからもう泣けるな・・・。幼い頃のミズエさんの笑顔も素敵だ。
1ページ目、ライマくんの「ミズエの身体(ボディー)をなぞって」という言い方がやらしいw
頭には相変わらず「オレの名はライマ。」と書かれていてw不死鳥先生にいじられていない?w
鵺の羽だけを生やしたユアイゲルニカみたいだな。黒羊もこういう形態をしているんだっけ?

「今の努力や不自由が、明日の成功や自由に直結してる」、『「今の不自由」が「未来の自由」
に繋がってるって信じれるから・・・本当の意味で頑張れる感じがする』というセリフはすごく
現実的で面白いな。大人が子どもに、上司が新入社員に「だから今は辛抱して頑張れよ」と
諭しているようで、若者だったら反発しそうなメッセージなので。僕も苦手なタイプの言葉だ。
それをこんな前衛的な漫画で発信する事って普通は無さそうな気がする。絶クレはかなり特殊な
作品だけど一見ストレートなメッセージもあって、でもそこに実感がこもっているのが良い。
作者の事を知りたくなるし、知ればもっと楽しめるようになる。不死鳥先生はやっぱり面白い。

テレーゼの「久ぶー!」というあいさつはオリジナルかなw「生きた心地で精進してる?」
というセリフも良い。いずれも使ってみたいけど、誰にも上手く伝わらないだろうな・・・w

ミナセの両親への「俺の事、好きだったのか?」というセリフではかなり泣きそうになった。
僕も離婚して家を出ていった父は好きでは無くなったと思っていたので、そう訊きたかった。
僕と違い、生まれてから一度も両親と会った事が無く、その愛を知らなかったミナセの場合は
もっと深い傷があっただろう、今までずっとわだかまりを抱えていただろうと思うと胸が痛い。
この時のミナセの表情もすごくお上手だなぁ。その言葉に対し、両親が淡々と答えるのも良い。

両親からの愛を実感できなかったから自分が誰かを愛する事にも懐疑的で、ちーちゃんの好意も
受け入れられなかった、という理由はやっぱりそうだろうなと思った。以前も語られたっけ?
本当は愛情をココロの底で馬鹿にしている、友だちの好意を無下にしているというプラトさんの
言葉は僕にも刺さったな。だから僕は現実でまともな人間関係を作れないのだろう・・・。
まぁミナセとは違い、僕に好意を寄せる人はほとんど居ないのだけど。僕は鈍いというか過敏?
ミナセを取り巻く四人の女性キャラが描かれているコマも良いなぁ。表現も構図もカッコ良い。

額の7が光り、魔界総番長が登場するコマはめっちゃカッコ良い!親世代の戦いや物語ももっと
読みたかった!ともどかしくなる。絶クレMを完結まで読みたかったなぁ・・・悲しい・・・。
心配するテレ子、「ういいいぃ・・・?」の表情は可愛いなぁ。あとムスイの「君みたいな娘に
ミナセの嫁に来て貰えれば、本当に(俺が)嬉しかった・・・。」というセリフは、この所為で
絶クレ板ではロリコン扱い?されていたけど、実際はどうだったのかなwまぁ余計な事だけど。

テレ子はムスイから、修行モードの終わりとともに、自分たちといっしょにミナセの中から
消えないかと提案される。「アイツはもう守られる立場でなければ癒される立場でもない。
守る立場で癒す立場だ」というムスイのセリフはめちゃくちゃカッコ良いし重い言葉だ・・・。
ミナセの歳をとっくに超えた僕もそうあるべきなのだろうけど、未だに弱いままで恥ずかしい。
ミナセの戦いを見つめながら考えるテレ子、特に18ページの一つの構図を2コマに分ける表現は
めちゃくちゃ良くない?!すごくドラマチック。僕も遠ざかる世界」で描いた事があるけど、
もしかしたらこれが元ネタだったのかもしれない。まったく覚えていなかったけど・・・w

そしてテレ子は自分が消える決心をする。連載当時、彼女が大好きだったから寂しかったなぁ。
当時の僕は(今もだけど)未熟で、それがミナセにとって必要なのだとわからなかったので、
近くでずっと見守っていて欲しいよ!!!と思っていた。本人の為に去る展開が苦手だったし。
今もせつなく思うけど、さすがに理解はできる。まぁ自分がミナセの立場だったら納得できるか
どうかはわからないけど・・・。自立、自律するって大変だな・・・と当たり前な事を思う。
不死鳥先生もそう思って、今は一人で立派に生活されているのだろうか。あるいはお相手と。
火曜日のゴミ出しも、お風呂の掃除も、日曜大工も、犬の散歩も、お中元の予約も、ご近所付き合いも、面倒くさがりながらでもやれる人に、きっとなれる!
このモノローグがまた良くて・・・じーんとした。平凡な日常だけど、それが一番得難くて。
連載当時のまだ学生だった身には迫っていなかったけど、歳をとった今ならよくわかる・・・。
僕にはきっと手に入らない。その分不死鳥先生や絶クレファンの方々には幸せになって欲しい。

今回の一連の描写を読み、作品全体を通して出番は少なかったけど、不死鳥先生がねとらじで
仰ったようにたしかにヒロインはナナミとチヨジだけじゃなくテレ子もだな!と改めて感じた。
ミナセにとってそれぐらい大きな影響を与えたし、今回の話だけでもとても強く印象に残った。

一日の修行を終えた後のプラトさんの笑顔とセリフは優しいなぁ。もしも彼女たちが死なず、
ミナセとともに生き続ける事ができたら、こんな温かい毎日が存在していたのだろうか・・・。
もしそうなら、ミナセはもっとたくさんの愛情を受けられて、それはとても幸せだっただろう。
それとも人と上手く関われない赤羊だから、ミナセの言うように和らいだ関係は築けなかったの
だろうか・・・わからない。ミナセにとってはこれで良かったのだ、と思うしか無いな・・・。
しかしプラトさんは料理上手なのかな?忘れちゃったな。絶クレMも読み返さないと・・・。

小説「フォルテシモ」でたびたび登場したミナセの「器じゃない」というセリフは、今作では
「器が小さい」としてムスイが使っている。ニット帽にも「LOW CAPA」と書かれているし、
もともと自分を卑下して言っていたけど、いつの間にか座右の銘のようなものになったのかな。
遺言の「勉強して偉くなってくれ」は、恐らく当時の不死鳥先生の「勉強して偉い人になり隊」
というブログタイトルからきているのかな。思わぬところからの伏線回収で、当時少し驚いた。

そして最後に両親との修行と語らいの中で、家族の温かさを知り、つながりに安心し、自分も
新しい家族を作ろうと思ったミナセにとても感動してしまった。両親と再会できて良かったね、
短い間だけどいっぱい愛をもらえて良かったね、そう思えるようになって良かったね・・・。
話の流れがめちゃくちゃ良いし、読んでいる方にも温かさが伝わってくる。絶クレを読まずに
敬遠していた人たちは――まぁ読んでも変わらないだろうと思いつつ――この話まで読んだら
評価ががらっと変わるんじゃないかと思った。それぐらい非常に素晴らしい回だった・・・。
たぶん連載当時よりもすごくココロに深く染みた。やっぱり不死鳥先生の漫画はすごい・・・。

以上、今週こそは短めになるだろうと思っていたけど2800字。面白かったです。それではまた。

Web拍手

【Web漫画感想】2021年7月17日 絶対加速クレッシェンドQ 第十八話

はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の第十八話「イザヤ陣営は
悪そうだ!ミナセとナナミはアッツアツ!
」 の感想。どんどん愉快にもなっていくタイトルw

【あらすじ】
魔界存続派では幹部の選抜が行われ、一戦を交えるメグツシュカマリエル。戦いの横で
リュイシュンサティーは互いの目的を話す。実力を見せたこの三人が幹部として認定された。
イザヤは妥協や弱さが嫌いだと再認識するが、そのココロは「別の何か」を想い揺らいでいた。
ナナミは自分が両親に似てきたと自覚する。そして水無田一族の存在も認めていこうと考える。
ミナセはナナミと向き合い、現実を生きつつあった。そして戦いが終わったら現世で暮らそう、
結婚しようとナナミにプロポーズする。テレーゼはミナセのエニグマ満水門の秘密に気づく。

あらすじと言いながら最近いまいち上手く流れを作れず、ただの要約になっているな・・・。

リュイシュンは「オジサン」と自称しているけど、何歳なんだろう。7歳のサティー相手だから
そう言っているだけなのかな。パンチラを見ただけでモブにもてはやされているのは面白いw
メグツシュカたちが超スピードで戦っているからなんだけどね。その流れから、下着のツテが
あるとメグツシュカに話し、サティーと話していた「シガラミ」につなげるのは上手いなぁ。
苗字の「バシャーモ」ってやっぱりポケモンからきているんだよね?相棒だったのだろうか。

サティーは「文句あるの?」のコマの表情が良いな。「強い人は優しい」という持論は面白い。
強さから生まれるココロの余裕を指しているのかなと思ったけど、どうなんだろうな・・・。
ずっときれいなままで、揺らがない無垢で居る為に独りぼっちになりたいという願いも珍しい。
メグツシュカは「信条は幼女然としている」と言っていたけど、そんなに幼い考えかなぁ?
それとココロの交流が重要に描かれているこの作品で、「努力と才能の結果が優劣を決める」、
「ココロの在りようは勝敗を分かたない、ココロの持ち方だけでは現実は1ミリも動かない」
という主題の否定とも受け取れるセリフが出てくるのもすごいな。敵だからそう言って突き放す
キャラが居るという訳でも無さそうで、これも不死鳥先生の実感に基づいたセリフなのかな。
ココロについて考えすぎるのをやめて動き出そう、という中二病からの脱却とたぶん同じで。
絶クレは中二漫画と呼ばれていたけど、テーマやメッセージは真逆なのが極めて特殊だなぁ。
見かけだけで中二だと切り捨てていた人たちは知らないから面白い事も理解できないのだろう。

十七話で、一見ただのわがままな主張をしている子どものようにも思えたイザヤだったけど、
世界が弱さに走ろうとしている時に引き止める役割を担おうとしていたり、世界中のみんなに
強さを諦めて欲しくない、そう振る舞う事が恩返しだと思っていたりなど、冷静で内に秘めた
想いもあったのだなぁ。適当な理由を作って自分が弱いと納得し、周りが「成長したね!」と
褒める事をもどかしく思う気持ちも、言われて初めて薄っぺらく思う人も居るのか!と知った。
僕自身が自分を弱いと認識しているのも、ただ安心したくて逃げているだけだと思うので、
イザヤには軽蔑されるだろうな・・・。でも、イザヤのように強くはいられないよ・・・。

内容を忘れていたので、ここですでにイザヤから「諦める」という言葉が出てきた事に驚いた。
今まであれだけ信念を突き通していたから、ネタバレだけど、テレーゼと再会するまでブレない
と思っていた。テレーゼへの想いがあって揺らぎながらも、最終決戦に向かったのか・・・!
それでも期待されている役割と、己の信条の為に戦う事を選んだんだ。敵ながらあっぱれだ。
そしてミナセだけじゃなく、イザヤ自身の中二病からの脱却もテーマなのだなぁ。面白いなぁ。

魔界廃止派本部ではナナミのお風呂シーンが!こちらも内容を忘れていたので嬉しかった!w
湯船から上がる時のポーズ、次の背中越しに見える胸がえっちだな・・・!大好きなキャラの
裸が見られるの、嬉しい!ただその後のミナセと身体を重ねるシーンは複雑です(やっかい)!
浴室の鏡を拭き、鏡越しに笑うシーンはセリフとリンクしていて良い描写だなぁ。カッコ良い。
何気ないシーンだけど、思えばこうやって自然に笑えるようになったのも、本当に成長だなぁ。
背景に書かれている言葉はTHE BACK HORNの「ピンクソーダ」と「無限の荒野」の歌詞でした。

XY」の感想でも触れたけど、ナナミがミナセのマフラーを取る行為にも意図があったんだね。
ミナセ談「あんまり何も感じなくなりました」という事は、最初はチヨジに対して思うところ、
引け目に感じるところがあったりしたのかな。というか、大人になって、ちーちゃんが死んで
何年も経つのに今でもこのマフラーを身に着けているのだなぁ・・・。ちーちゃんへの愛かな。
ナナミもそれに対して何も言わないんだ。同じくちーちゃんを大切に想っているからなのかも。
それとミナセの部屋にはミズエさんの写真も飾ってあるしwこれについては何か言わないの?w

複雑とは言いつつ、ナナミの表情はめっちゃえっちで良いな・・・。ミナセにしがみつく様子、
後頭部をつかむ様子も良い。両目が見えたコマもとても可愛い。どんなナナミも魅力的だなぁ。
何よりミナセにプロポーズされたのコマ!!!最高の可愛さ!!!特に目が素晴らしい・・・。
基本的に本編から画像を転載しないようにしていたけど、今回は特別に引用させてください。
20210717_絶対加速クレッシェンドQ十八話
記憶よりもずっとずっと可愛くてびっくりした・・・。僕はナナミのFAを描くようになって
11年になるけど、まだまだこの可愛さに近づく事ができていないなぁ・・・頑張らねば・・・。
プロポーズを伝えたミナセの表情、目のアップのコマも、覚悟が伝わってきてすごく良いなぁ。
ナナミの涙を浮かべた笑顔も大好き。でもその次のモノローグ、これフラグだったんだな!w
初めて読んだ当時は(も)子どもだったなと思う。まったく気づいていなかったので・・・w
ミナセにはちーちゃんとくっついて欲しいと思ってはいるけど、ナナミが悲しむのもつらい。
この笑顔が、幸せが続いて欲しかった・・・。ナナミは今(現在)、幸せなのかなぁ・・・。
不死鳥先生の中で今も生き続けているのだろうか。ちょっとでも知れたら嬉しいなぁ・・・。
あと、もう文車に裸や情事を見られても何も思わないんだwまぁフミキさんは気にしないかw

この最後のモノローグや、イザヤの口から出た「諦める」や「別の何か」という言葉をフラグと
考えると、十五話や今回の「ミナセは有名人のミカエルにサインを貰って喜んでいた」という
わざとらしいモノローグも絶対にミカエルの敵フラグだよねw何も無かったのが不思議だよw
このへん何か意図があったのだろうか?もしかして次回作へのフラグ?と思って検索したら、
こんなツイートがヒットした。なるほど、ちゃんと意味や伏線があったのかもしれない・・・!


同ページでミズエさんの天帝妖狐を受け継ぐライマくん(「オレの名はライマ。」は初出w)。
爆音夢花火同様、ミズエさんのお下がりです。それについてはねとらじでも触れられていたなw
めちゃくちゃ強力なエニグマだったと思うけど、後に使いこなしている描写ってあったっけ?w

テレーゼは前髪を留めた眼鏡スタイルが可愛いな。満水門はPCにケーブルでつなげるんだwww

以上、今週も特に書く事が無いかなと思っていたけど2600字。面白かったです。それではまた。

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