金魚ちゃんの週末インプット★

読んだ本や漫画、観た映画の感想を書いたり作った料理の記録をしたりするブログ。

2019年12月28日 みかんケーキ

はいこんばんはRM307です。あっという間に今年最後の更新。今年も一年間続けられたぞ!!!
この一ヶ月で作った料理は鶏むね肉のチーズマヨソテー、フレンチトースト、トマトスープ。
トマトジュースで作るスープは、たくさん飲みたくて水の量を増やしたら美味しくなかった。
欲張るのは良くないという事ですな。フレンチトーストは豆乳と卵だけのシンプルなもの。
あと相変わらずきゃべつと納豆のコールスローも毎日食べているのだけど、ある時きゃべつが
少なくて、仕方無くレタスを入れたらまた味が変わってわりと美味しくなった。怪我の功名!

さて今週は料理回。今年もクリスマスケーキを作りました。ただ24日は母がインフルエンザで
臥せっていたので、週末まで待って。今年はみかんとホットケーキミックスで作ったケーキ。

レシピに「みかんの薄皮を取る」とあったので、手で剥いたのだけど、これがとてもキツかった。
剥きにくくてぼろぼろになるし、指と爪の間は痛めるし・・・。缶詰にすれば良かったと後悔。
結局生地に対しみかんがちょっと少なくなってしまったけど、指が痛かったので諦めました。
レシピ通りにアルミホイルを被せて35分焼いたのだけど、僕は焼き色がつく方が好きだったな。

20191228_みかんケーキ
完成したものはこちら。うーん、見た感じ汚いな・・・まぁいつもの事だけど。失敗したかな・・・。
味は・・・うん、やっぱりほぼほぼホットケーキだけど、思っていたよりみかんの味が楽しめる。
胸を張って成功と言えるほどでは無いけど、まぁ美味しいからこれはこれで良いかなという感じ。
今回豆乳で作ったけど、次は牛乳で作ってみても良いかもしれないな。その時はみかん缶で!

アクセス数の著しい落ち込みの為、来年も続けているかどうかわかりませんが、それではまた。

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2019年12月21日 少女少年Ⅳ 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回はやぶうち優先生の「少女少年Ⅳ」の感想。
僕が初めて読んだやぶうち優作品。もともと単行本を持っていて、読むのは六年ぶりぐらい?
Ⅰの感想http://rm307.blog.jp/archives/79800528.html



【あらすじ】
白原允(みつる)の特技は女装。レディースデーなどは、女装姿でサービスを享受していた。
ある時芸能事務所のマネージャーの村瀬からスカウトされる。最初は允を女の子だと思って
声をかけた村瀬だったが、男子小学生だと知った彼は女装してタレントにならないかと誘う。
允はお金に目がくらんでデビューを決め、さっそくCMのオーディションを受ける事になった。
そのCMに出演する相手役は、芸能活動をしている同じクラスの、良く思っていない藍沙だった。
藍沙への気持ちを正直に語った允は彼女との共演が増えていき、少しずつ藍沙へ惹かれていく。
しかし藍沙には幼い頃から好きな相手が居るという。もしかしたらそれは、親友の雪火――?


親友が恋のライバルなのか・・・?と思って読み進めていたら違って好きな子と両想いになり、
もしかして親友の主人公への気持ちも恋なのか?!BLか?!とどきどきできるのが好きだなぁ。
初めて読んだ時、相手の好きな子は実は主人公だった!とわかったところは嬉しかったなぁ。
また、両想いになってゴールじゃなくて、そこから正体をばらしてわかり合うところまでが
描かれているところも好きなのかもしれない。恋するだけじゃなく、ちゃんと相手に向き合う。

允が女装した姿のつぐみ、思い入れもあるのだろうけど、シリーズでは一番可愛い気がする。
作中でも村瀬が語っているけど、男性だからわかる女性の可愛い仕草をしっかり心得ていて、
その所為か何気無いポーズが女の子ぽくてめっちゃ可愛いな!と思うコマが多かった気がする。
107ページの1コマ目とか、最後のページのコマとかすごく好きだな。特に前者は素晴らしい。
前傾姿勢とか足の向きとか、すごいな・・・!僕は棒立ちしか描けないので大変勉強になった。
というか、もちろん元からお上手なんだけど、今作では女の子の可愛さが増している気がする。

正統派ヒロインポジション枠も相変わらず可愛い。藍沙は主人公と結ばれるのが良いですね。
」のるりが恋を諦め仕事を選んだ事を考えると、報われて良かったなぁという気持ちになる。
終電にはかえします」の感想でも書いたけど、毛量の多いキャラって一度描いてみたいなぁ。

Ⅰ~Ⅲは「最後は元の生活に戻る」事を意識して描かれたそうだけど、今作では藍沙の希望も
あり、允はこれからも芸能活動を続ける(ただし声変わりまでだろう)という選択になった。
そして最後の2ページがすごく良いんだよね。1話の冒頭と同じく、けれど今度は三人になって
街を歩いている。その途中でレディースデーである事を知り、允が抜け出しつぐみになって戻る。
喜ぶ藍沙と呆れる雪火、「だって今日はレディースデーだも~ん!」で締める。めっちゃ良い!
決着をつけて元の生活に戻る展開も好きだけど、この変わった日常がまだまだ続いていきそうだ、
というラストも好きだなぁ。ラストでいえば、「」もすごく良かった記憶がある。楽しみだ。

以上、面白かったです。先々週4000字近く書いた(まぁ内容のおさらい部分が多かったけど)
青い花」8巻の感想のアクセス数が0で少しがっくりきた事もあり、今回は短めに(1000字)。
でもシリーズの中では一番好きな面白い作品です。やっぱり楽しかったな!それではまた。

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2019年12月14日 風の万里 黎明の空 上巻 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、小野不由美作の「風の万里 黎明の空」上巻の感想。
「十二国記」シリーズの四作目、前回が外伝だったので本編としては三番目の話になります。
読むのはたぶん4回目ぐらいかな。アニメも2回ほど観ているので、内容はほとんど覚えている。



【あらすじ】
家が貧しく、奉公に売られた12歳の。しかし奉公先へ向かう際に川に落ち、気づいた時には
虚海に居た。言葉が通じず、何の能力も無い彼女は苦しい数年を過ごすが、ある飛仙に拾われる。
仙籍に入り言葉がわかるようになった鈴だったが、翠微君梨耀による嫌がらせの日々が始まった。
ある時、同じ年頃の娘が景王に即位した事を知る。同じ海客である景王ならば、自分の苦しみを
理解してくれるかも、自分を救い出してくれるかも――鈴は梨耀の元を逃げ出し、慶を目指す。

芳国、峯王仲韃の圧政で虐げられる民を救う為に、諸侯は恵州候月渓の元に集い、王と王后、
峯麟を弑した。そしてその娘、公主の祥瓊は仙籍を剥奪され只人となり、里家に預けられる。
王宮での贅沢な生活しか知らないかつての王女は一向に慣れる事ができず、月渓を呪っていた。
ある時閭胥の沍姆に身元が割れ、以降つらく当たられるようになる。そしてついに里人にも
露見し、祥瓊は処刑されそうになる。しかしすんでのところで州師に救い出された祥瓊は、隣国の
恭に預けられる事になる。だがそこでの下女の生活にも耐えかね、恭国の御物を掠めた彼女も
慶を目指し出奔する。かつて自分が持っていた王宮での暮らしを享受する同じ年頃の女王が憎い、
許せない、ならば簒奪してやろう、月渓に許されたのだから自分にだって許されるはず――と。

慶国、即位やもろもろの祭典は終わっていったが、国府は一向に落ち着く様子を見せなかった。
二つの派閥に分かれて紛糾する朝議、先王の任じた奸吏は専横し罷免する理由も見つからず、
そもそもこちらの世界の事がまだわからない景王陽子は誰の意見を聞けば良いか苦心していた。
そんな中、政治力は無いが王に近しい存在である三公に反逆の疑いが持ち上がる。その裏には
先の偽王に最後まで抵抗し、軍門に降らなかった麦州候浩瀚が関わっていると噂されていた。
彼の処遇に対しても意見は割れる。あまりにもこの世界のものを知らないとわかった陽子は、
街に下りて民と暮らしながら勉強すると決め、里家で遠甫という老人に教えを請う事になった。

どうも短くまとめられなかった。ちなみに漢字以外は何も見ないで書いています。無駄な頑張り。


鈴と祥瓊、生まれも境遇も何もかも違うふたりが、同じ景王に会うという目的の為に慶を目指す。
それもまったく異なる印象、目的を持って。面白いですよね。予想ができずにわくわくしたなぁ。

今回も清秀楽俊の言葉が刺さった。僕も鈴や祥瓊のような愚かなところがあるから耳が痛い。
「自分が可哀そうで泣くのは子どもの涙だ」とか、再読した中高生の頃は身に覚えがあったので
恥ずかしくなったなぁ。今回も清秀の「そうやって、ぽやぽやしたことばっかり考えてるから、
いつまでもガキみたいなんだよな」という言葉に、「申し開きのしようもありません・・・」と
恥じ入った。初めて観た子ども頃はまだ許される部分があったけど、歳をとった今はもう・・・。
清秀は「自分の事を好きじゃないなら他人が嫌うのは当たり前、自分ですら好きになれない人間を
他人に好きになってもらうなんて厚かましい」と言う。僕も厚かましいのかなぁ・・・。でも、
自分を好きになるって難しいよね。僕も何度も挑戦しているけど、未だに上手くできない・・・。
卑屈だと批判される事もあるけど、どうしようも無い。こんな自分を好きになるなんて、とても
恥ずべき事のように感じるのだ。誰かに好きになってもらえないと、価値を信じる事ができない。
僕という存在の許否は他人の評価で成り立っていると思う。でも、それが厚かましいのかなぁ。

清秀はまだ幼いけど、鈴に大きな影響を与えた。そして遠甫や楽俊、采王など、彼女たちは
良い大人に恵まれたよなぁ。楽俊は言わずもがな、采王の鈴への処遇も面白い。彼女だけを
王宮に召し上げずに、しばらく下界で暮らす事を勧める。本当に相手の事をちゃんと見て、
相手の事を考えていないとできないよね。王が一人の民をそれだけ気にかけているのがすごい。
そして結果的にこの処遇が良かったのだけど、慧眼だなぁ。さすが王になるだけの事はある。

そういえば翠微洞で働く人々が王宮に召し上げられた後、一人になった梨耀はどうしたのだろう。
処罰もされたのかな・・・。梨耀についてその後語られる事が無かったのはちょっと残念だった。
作中で、梨耀は先々代の王をよく助け、諌めて疎まれるほどの存在であった事が語られている。
このへんも気になる。「華胥の幽夢」で登場していた記憶は無い。彼女の事も知りたかったな。
それほど王を助けていた彼女が、ああも陰湿になってしまったのはなぜだろうな。歳の所為かな。

歳といえば采王が初めて鈴と会った時に「ずいぶん若い娘さんだこと」と言っていたけど、実際は
鈴の方が長生きしているんじゃなかったっけ・・・wまぁおばあさんだから仕方が無いけど。
この世界には仙籍、神籍があって歳をとらないから、見た目で判断できないのがややこしいな。

見た目で判断できないといえば供王珠晶。12歳で王になり在位90年だから、100歳を超えている。
でも中身はさすがしっかりしている。祥瓊が御物を盗んで出奔した時、哀れんた供麒を叱る。
「嫌だ嫌だって駄々をこねて逃げ出す人間を許すことはね、そういう仕事をきちんと果たしている人に対する侮辱なの。同じように朝から晩まで働いて、盗みも逃げ出しもしなかった人と同じように扱ったら、まっとうな人たちの誠意はどこへ行けばいいの?」
景麒もそうだけど、仁道の生き物である麒麟は大変だよなぁ。哀れまずにはいられないから。
哀れみの対象を向ける相手を考えろと言っても難しいだろうし。と言いつつ、蓬莱へ行った時に
そちらの服を持って帰ってくる延麒には笑った。性向が仁とはいえ、悪い事もできちゃうんだw
そんな麒麟だけど、別に良い感情だけがある生き物という訳でも無いのだよな。陽子と初めて
会った時に、予王と似ている事に辟易したとあって最初読んだ時はちょっと驚いた覚えがある。

予王も可哀そうな人だよな・・・。欲しかったのは穏やかな暮らしで、慎ましやかな幸せで。
月の影 影の海」だったかアニメだったかで、ただの娘に返してくれと景麒に詰め寄る姿が
せつなかった。予王が官に恵まれ、王としての責務を果たす事ができたら良かったのにな・・・。
楽俊が言っていたけど、王や公主は玉座を失えばやり直しはできない。特に王は死に直結する。
でも祥瓊に知らない事はこれから知れば良いと言い、ぜんぜん問題じゃないと言うのが優しい。

アニメでせつなかったところが、固継の里家が妖魔に襲われたシーン。アニメでは陽子が妖魔を
倒したすぐ後に遠甫と話すのだけど、その時後ろで蘭玉たちが殺された子どもたちと対面して
悲しみ泣き叫ぶ声が入っていたと思う。つらかっただろうな・・・。王が登極してからも、まだ
荒廃した地には妖魔が出没するというのが悲しい。ぴたっと居なくなるものだと思っていたから。
王が玉座にいなければ国は荒れる。天災が続く、妖魔が跋扈する。火災や水害で家を失えば、人は冬に生きる術を失う。(中略)夏の気候がましでも、実った麦を蝗が襲えば民は食べるものを失う。
シビアな世界だよなぁ。平和な日本で生きているとどこか遠く感じる飢えや死が身近な存在で。
芳や柳や巧がこれからその荒廃を迎えていくと思うと悲しいな。もうちょっと天帝も生きやすい
世界を作ってくれたら良かったのに・・・。そして慶や戴が救われていきますように、と思う。


以上、やっぱり面白かったです。清秀が亡くなるシーンは悲しかったけど・・・。それではまた。

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2019年12月7日 青い花8巻 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は志村貴子先生の「青い花」8巻の感想です。
最終巻!2017年から読み始めたこの作品とも今回でお別れ。寂しいなぁ。もっと読みたかった。
3巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78078877.html
4巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78693186.html
5巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/79156982.html
6巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/79634959.html
7巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/80383586.html

青い花(8)(完) (Fx COMICS)
志村貴子
太田出版
2013-09-12


【主な登場人物とその関係】
あーちゃん(進級して落ち着いてきた主人公、幼なじみのふみと付き合う事になったが悩む)
ふみちゃん(あーちゃんの幼なじみ。何度かの失恋の後、初恋だったあーちゃんと付き合う)
井汲さん(あーちゃんの友人。杉本先輩に片想いしていた。幼い頃は康ちゃんが大好きだった)
康ちゃん(井汲さんの許嫁。井汲さんの事を真剣に想っている)
杉本先輩(ふみの先輩。学校の王子様的な存在だった。卒業してイギリスに留学中)
山科先生(あーちゃんたちの学校の先生。家族を説得して大野さんの姉と同棲する)

相変わらず感想部分が少なくて本編の説明や引用が多いんだけど、好きなところを紹介したい
と思うとどうしてもこうなっちゃう・・・。本当に感想文が下手だなぁ・・・。まったく成長しない・・・。


まず松岡女子トリオのエピソード。中学の演劇部時代、三年生が卒業して仲の悪かった二年生と
衝突し全員で部活を辞める。なるほど、僕は帰宅部だったからまったく経験が無かったけど、
こういう事ってあるんだなぁ。漫画のネタの為にも何か部活に入るべきだったかもな・・・。
そんな彼女たちも高校では良い後輩を持てて良かったな。演劇コンクールでも成功して良かった!

7巻で、ふみちゃんに「あーちゃんのしたい事をしたい」と言われてしたい事が出てこなかった
あーちゃん。ふみちゃんと居るのが楽しい事ばかりじゃなくなってきて、この関係が心配だった。
あーちゃんはふみちゃんに「ふみちゃんの好きとわたしの好きってちゃんといっしょなのかな」
と言う。それに対しふみちゃんは「好きになったのがあーちゃんでよかった」、「あーちゃんと
お別れする日がきたとしても絶望しないで生きていけそう」と答える。でも絶対つらいよね。
もう何回も書いたと思うけど、ずっと仲の良かったこの関係が失われて欲しくないよ・・・。

あーちゃんたちは修学旅行でロンドンへ行く。自分も行きたがるふみちゃんに、あーちゃんは
「ふたりで卒業旅行しよーよ」言う。この時のあーちゃんの笑顔が可愛いなぁ。嬉しすぎて
ぷるぷる震えるふみちゃんも可愛いw「うれしすぎて泣いちゃうかと思った…」のもわかる。
その夜のおしっこが漏れそうになる夢wあーちゃん面白いw夢の中では卒業時と変わっていない
杉本先輩の容姿が嬉しい。やっぱり杉本先輩はこの王子様的なスタイルが良いよ・・・魅力的。

そんな杉本先輩とイギリスで再会する。髪がめちゃくちゃ伸びて女性ぽくなっている・・・!
正直ぜんぜん魅力無いです!!!高校時代のショートの方がぜんぜん好きだったなぁ・・・。
井汲さんはどうだろう?と思ったけど、もう杉本先輩の事からはすっかり立ち直っているみたい。
良かった。というか、卒業したら康ちゃんと結婚するらしい!そうなんだ!めっちゃ嬉しいな!
7巻のつないだ手、そこから希望を見出したかったけど、まさかこんなに早く結ばれるとは!
康ちゃん良かったね・・・。杉本先輩の言う通り、本当に井汲さんはきれいになったと思う。

「ふみにひどいことしちゃった」と言う杉本先輩に対し、あーちゃんは「わたしいまふみちゃんと
つきあってるんですよ」と言う。驚き「いつから意識しはじめてそうなるに至ったの?」と訊く
杉本先輩に、あーちゃんは「ふみちゃんに告白されて わたしもふみちゃんのこと好きだし
告白されたのなんて生まれてはじめてだし ふみちゃんのこと傷つけたくなかった…」と答える。
自分の中に受け身の気持ちしか無い事へのショックか、涙を浮かべるあーちゃんがせつない。
杉本先輩の質問は誰もが気になるであろうもっともな事で、あーちゃんは初めてそれに答えた。
そこで自分の気持ちをはっきりと自覚してしまう。終盤で持ってくるのが上手いなぁ・・・。
そして帰国したあーちゃんから別れを切り出され、一人になった時に涙を流すふみちゃん・・・。
やっぱりそうなったか・・・。覚悟はしていたけどため息が出て、少し考え込んでしまった。
今回も一冊を数日に分けて読んでいたのだけど、気が重くてしばらく続きを読めなかったな。

推測するに、別れというよりあーちゃんは自分の気持ちを素直にふみちゃんに話したのだと思う。
ふみちゃんから「今まで通りでいよう」と言ったらしいので。周りはその破局を誰も知らない。
破局=お別れじゃなくて良かった。それまで通り友だち関係でいてくれたらまだ救われる。
でも実際そんなにすんなり友だちに戻れるかというときっとそうじゃないよね。難しいと思う。
それでもちゃんと元気になると誓ったふみちゃん。つらいだろうけど、その方が僕も嬉しい。

そして月日は流れ、あーちゃんたちの卒業式。お祝いする大野さんの明るい笑顔が可愛いな。
あーちゃんとふみちゃんが笑顔でやりとりできているのも嬉しい。帰り道、あーちゃんは
ふみちゃんに「あたしのことまだ好き?」と訊く。ふみちゃんは「あーちゃんのことなんて
好きよ」、「ずっと好き……大好き」と泣きながら答える。「~なんて嫌いよ」じゃなくて
「~なんて好き」という言葉の使い方が良いなぁ。本当にあーちゃんの存在は光なんだ・・・。
実はふみちゃんの気持ちに対しては懐疑的な事が多くて、あーちゃんに比べたらそこまで好きな
キャラでは無かったんだけど、終盤も終盤になってやっとふみちゃんを好きになれた気がする。
本当につらい日々だとは思うけど、ずっと希望を捨てないで欲しい、諦めないで欲しいと思った。

その後あーちゃんに異変が訪れる。進学後に見かけたふみちゃんの隣に知らない女の子が居た。
楽しそうなふみちゃんを見て、心の奥が焦げつく。どうかその気持ちが愛でありますように・・・!

そこからまた時は流れ、ラスト杉本先輩。かつて片想いしていた各務先生と姉の幼い娘ちゃんに
「学校の先生だけは好きになっちゃだめよ?」と言う。その冗談の意味をこの姪っ子が知る日は
くるのだろうか・・・w杉本先輩ともこれでお別れかぁ。好きなキャラだったから寂しいな。
彼女がいつか自分の幸せをつかむ日もくるのだろうか。もっと見ていたいキャラだったなぁ。

杉本先輩が帰国したのは井汲さんと康ちゃんの結婚式に出席する為。続々と集まるかつての
友人たち。上田さん大人っぽいなwそういえば上田さん、初登場児から絶対裏があるキャラで
いつか局面を引っかき回す役回りだと不安に思っていたのに、結局何も無い普通の子だったな。
絶クレでいうところのミカエルタイプだった。ちょっと拍子抜けだったかも。でも良かった。

ウェディングドレス姿の井汲さんが幸せそうで本当に良かった。嬉しいなぁ。末永くお幸せに!
ふたりの結婚には井汲さんのお母さんが尽力したという。関係も修復できたのかな、良かった。
大野さんも大人っぽくなっているなー!もうあの頃の元気娘は居ないんだ、と思うと寂しいけど。
大野さんはお姉さんと山科先生に結婚式をあげたいか訊くと、ウェディングドレスは着たいと
返ってきた。大野家は腫れ物に触るような扱いで、山科家も同性愛を否定するような扱いを
受けているところがあるけど、ふたりが理解を得て幸せに暮らし続けてくれたら良いな・・・。
そしていつか結婚式を挙げられたらな。その時は家族みんなが出席してくれたらなお良い。
あと山科先生に片想いしていた新聞部の部長も。素敵な人と出逢って幸せになって欲しいな。
あーちゃんの兄とモギーの付き合いも順調に続いているようで何より。こちらもお幸せに!

そしてあーちゃんとふみちゃんも久しぶりに再会する。いつもと同じような会話で安心した。
以前ふみちゃんと知らない女の子が歩いている様子を見たと告げるあーちゃん。ふみちゃんは
その子の事を楽しそうに話すのだけど、あーちゃんはそれを聞きながら一つの答えに行き着く。
そして「その人の話聞きたくないかも」と言い、ふみちゃんに「ふみちゃんが好き」と伝える!
少し重くなったふみちゃんとの場所は、離れた途端に空洞になり、すぐに嫉妬が埋めたという。
号泣して涙や鼻水でぐちゃぐちゃになるふみちゃんの泣き顔が可愛くて、愛おしくて、ココロから
良かったなぁという気持ちになった。本当に良かったねふみちゃん!!!一人でよく頑張った!
そんなふみちゃんに「ふみちゃんはすぐ泣くんだから」とこぼすあーちゃん。幼い時、高校で
再会した時にもかけてもらった言葉。その言葉が今までの道のり、そしてこれからも光となって
照らし続けていくのが素晴らしい。いつまでもあーちゃんがふみちゃんの光でありますように!
ふたりはお互い一度離れる事が必要だったのだなぁ。時間はかかっても、この結末は嬉しい!

ただ、初めて告白されたあーちゃんは、もしかしたら幼い恋の延長であるのかもしれない。
その気持ちがまた揺らぐ事もあるのかもしれない。あーちゃんは告白を呪いだとも言った。
その呪いが解ける事もあるのだろうか。あるいは純粋な愛に昇華されていくのだろうか。
正直に言うと、ふたりの今後が心配じゃない訳では無い。あーちゃんは初めての恋愛だし、
ふみちゃんも結局のところ恋愛依存的なところがあるし。だけどそれでも、信じたいと思った。

嫉妬を知ったあーちゃんは「人を好きになることがこんなにみにくいことだと知らなかった」
と思う。わかる。僕も同じように嫉妬をして、同じように自分の醜さを自覚してつらかった。
でも自己弁護する訳じゃないけど、そんなに醜いと感じなくても良いよあーちゃん。当然だよ。
好意、愛という光があるならば、嫉妬という影ができても仕方が無いんだ。でも影は影だよ。
これからもふたりの間をたくさんの光で満たして欲しい。ずっと幸せで居てね!おめでとう!

以上、あーちゃんとふみちゃんがお別れしてしまうんじゃないかという不安が常にあったから、
ふたりがいっしょに居られるようになって本当に良かった!悲しい終わりも覚悟していたからね。
大好きなキャラが幸せになる!なんて喜ばしい事だろうか!以前も書いたけど、あの作品の
ふたりにも、こうやってもっと早くいっしょに居られるようになって欲しかったんだ・・・。

二ヶ月に一回だったけど時間をかけて読んでいた作品だったので、キャラに愛着が湧いていて、
これでお別れだと思うととても寂しい・・・。この物語はもうここで終わりなんだよなぁ・・・。
大好きな彼女たちの物語の続きを知る事ができないのが悲しい。みんなとまた逢いたいなぁ。
本当に面白い良い作品でした。また憧れる百合作品が一つ増えてしまった・・・。この作品と
出逢えて本当に良かった!キッカケをくださった方、ありがとうございました!それではまた。

Web拍手

ここからは「百合少女交響曲♪」の展開のネタバレを含むので、知りたくない人はご注意ください。

この作品は百合だけど、男女の恋愛が描かれているのも良かった。百合作品で男性を絡めても
良いんだ!と背中を押された感じ。僕も「百合少女交響曲♪」で描きたいと思っていたので。
ただ百合好きの読者さん方からはすごく抵抗があるだろうなぁ・・・そこをどうするか悩ましい。
まぁどのみちずいぶんと先の話なので、その時がきたら考えよう。続けているかもわからないし。
あと、最終話の舞台が結婚式というのも同じだなwまぁまだ僕の方は描いていないんだけど。

2019年11月30日 さつまいもの甘煮

はいこんばんはRM307です。夏が終わり、とうとうオクラを見かけなくなってしまいました・・・。
残念だなぁ。なので最近はまたたまねぎのみそ汁を飲んでいます。これはこれで美味しいけどね。
そういえばオクラのみそ汁に切り替えた時、たまねぎの使い道が無く余らせてしまっていました。
そこでこれをサラダとかに使えないかな?と考え検索し、このコールスローを作ってみました。
https://www.orangepage.net/recipes/detail_125665
味は・・・ぎゃー!たまねぎがめちゃくちゃ辛い!!!レシピ通りに作ったんだけどなぁ・・・。
食べるのがとてもつらかった・・・。生のたまねぎならそうなっても仕方が無いのか・・・?
考えが足りないというか、僕にはこういう想像力が欠如しているのだよなぁ・・・(駄目人間)。
ものすごく後悔しました。そしてその数ヶ月後、没先生がこんなツイートをされていました。
そのお気持ちはよくわかりますよ・・・!と思ってココロの中で五億回ふぁぼりました。それだけ。

この一ヶ月で作ったものはチャーハン、カフェオレケーキ、鶏むね肉の甘酢ケチャップ炒めなど。
それと6月の記事で書いた美味しくなかったみそ、美味しいみそといっしょに少しずつ使い続け、
5ヶ月かかってようやく使い切りました。長い戦いだった。開封したらもっと早めに使わないと
いけなかったのかもしれないけど、まぁ良いか。別段おなかを壊したりする事も無かったしな。

さて今月の料理回、今回はさつまいもを1本もらったので、さつまいもの甘煮を作りました。
https://cookpad.com/recipe/5356356
あく抜きは5分とあったけど10分間にした。さつまいもを先に一度湯がく方法もあったらしい。
厚みが2cmもあるのでちょっと心配だったけど、茹でる時間を2分足したら無事柔らかくなった。

20191130_さつまいもの甘煮
完成したものはこちら。味は・・・おお、美味しい!砂糖が少なめだったかなと思ったけど、
さつまいも自体の甘みもあるからか十分美味しいな。ほくほくで、熱々でも冷めても美味しい。
母にも好評でした。これは自分で買ってまた作りたくなる!太りそうだけど!それではまた。

Web拍手

2019年11月23日 東の海神 西の滄海 感想

はいこんばんはRM307です。読書回の今週は小野不由美作「東の海神 西の滄海」の感想。
十二国記シリーズの3作目。1作目と2作目にも登場した延王尚隆と延麒が主役の過去編です。
一応番外編らしい。延王が登極して20年後の話なので、1作目から数えると480年以上前になる。



【あらすじ】
暴虐の限りを尽くした前王が斃れ、次の麒麟も王を見つける事ができず、30年の月日が流れた。
国土は荒廃し、三百万居た民の数は十分の一になった。半ば廃墟と化した雁国にようやく待望の
新王が践祚して20年、地にはだんだんと緑が戻ってきていたが、前王の任じた奸臣はそのまま、
国土の復興を最優先とし、官吏の整理にまで手は回っていなかった。そんな国府から始まる。
王宮を抜け出しては城下でふらふらと遊ぶ延王尚隆、そして同じく政をさぼりがちな延麒六太
側近たちから叱責される日々だったが、ある時、元州が武器を仕入れているという情報を得る。
そしてそれと同じ頃、六太は更夜と再会する。昔一度だけ会った、妖魔と生きる人の子だった。
元州の射士となった彼と再会を喜ぶ六太だったが、更夜は赤子を人質に、六太を元州へと招く。
そこで待っていた元州の令尹斡由は、最初こそ漉水の治水の権、州候の復権を願っていたが、
政務を放棄していると聞いた王から実権を取り上げ上帝となる事を望み、兵を挙げていた。
麒麟を害されれば王も死ぬ。王が死ねば国が荒れる。尚隆は六太を救い出さなくてはいけない。


やっぱり面白かったけど、尚隆は普段からまじめに政務に取り組んでも良かったんじゃない?
と気になってしまった。街に下りて民衆と交流する事でわかった情報があって、それによって
犯人をすぐに特定できたり敵陣に潜り込めたりした事はもちろん良かったと思うんだけど、
解決できたから許容するという気にもなれなかった。冒頭から提起されていた治水の件は特に、
尚隆が早く決断していれば斡由にもつけ入る隙を与えなかったんじゃないかな・・・と思った。
最後、尚隆が六太に「任せろと言ったろう」と言ったけど、いまいち納得できなかったな。
民の声を聞くのは大事、それはわかる、でもここまでさぼる必要はあったのだろうか・・・?
昔は何も考えずにすんなり読めていたのだけど、今回はどうもすんなり受け止められなかった。

とぶちぶち言っていますが、切れ者の尚隆の事は好きなんだけどね。困窮していた国の為に
王宮の装飾をすべてはがしたり建物を解体したりして売り払い、国庫の足しにするところとか。
王宮は初代の王が天帝から賜ったとされ、取り壊すのははばかられて誰もやらなかったのに。
あとは「俺が王なんだから勝手にやらせてもらう」と言って、内乱になりそうなタイミングで
唐突に六官三公を罷免したり。ただこれには意味があった事が後々わかるのが面白いところ。
まぁ普段からしっかりしていれば周りをはらはらさせなかったのに、と思わないでも無いけど。
政務をさぼった罰として王と宰補の心得を書写させられている時に、一文一文ぜんぶ適当に
書き換えてやろうと無駄に悩んでいたところも面白い。六太の「朱衡ってかわいそう」もw
朱衡から叱られ、どちらが悪いかなすりつけ合っている時の尚隆と六太の「五十歩百歩という
言葉を知っているか?」→「五十歩の差は確実にあるって意味だろ?」というやりとりも良いw

尚隆が敵陣に潜入した時も面白かった。いつも尚隆がないしょで街へ抜け出す手引をしていて、
もし左遷されたら・・・と心配していた毛旋という兵を大臣クラスの役職に抜擢したところ、
尚隆が成笙に「首を取られないように気をつけろ、禁軍将軍は悪くない(元州士が徴兵する際に
「王の首を獲ったら禁軍将軍になれる」と言っていたのだ)」という伝言を残していったところ。
側近たちは生きた心地がしなかっただろうなぁ。でも本当に生死に関わる危機なのは尚隆で、
その状況でいつもと変わらず飄々と、そして大胆に動けたのがすごい。計り知れないな・・・。

本当に振り回される側近たちは可哀そうだw彼らも魅力的で、特に帷湍のエピソードが好き。
祭典のさなかに、登極に時間のかかった尚隆に「なぜもっと早く王にならなかったのか、
その間にこれだけの民が死んだ」と責めた。そして自分が処刑される事で、浮かれている官や
浮かれているであろう王に前王の暴虐を思い起こさせようとしたのだ。しかし尚隆は帷湍を
処分する事無く、逆に要職に抜擢した。日本の政治家にもこういう人が居たら良いのにな!w
そんな側近たちをそこまで位の高くない官に選んだ理由が驪媚によって語られたシーンも好き。
尚隆は適当に見えて、ちゃんと考えるところは考えているのだな。でももうちょっとまじめに(ry

本筋も面白いのだけど、また戦いが起こるのかという不安から司右府に民衆が集まった時の、
兵役に志願した人々のエピソード、州士が堤を切ろうとした時の兵士たちの視点もとても良い。
こういう描写がある作品は魅力的ですよね。本筋という大黒柱をしっかりと支える支柱になる。
丕緒の鳥」も十二国の世界の民が主役の話だったけど、同じくとても面白く魅力があった。


だんだん斡由の化けの皮が剥がれていくのも面白かったですね。最後に追い詰められるシーン、
この時の言動がこないだ規制された新都社の荒らしを思わせる。この作品を初めて読んだ時は
実際こんな人間は居るんだろうか、なんて思ったけど、本当に居るものなんですねぇ・・・。
斡由の本性がもっと早く露呈していれば、更夜が人を殺したりせずに済んだだろうにな・・・。

家が飢えるほど貧しく、口減らしとして親に捨てられた二つの世界の幼い子ども、六太と更夜。
ふたりは不思議な縁で邂逅する。更夜は声が石田彰さんだけど、そこまで好きでは無いかなぁ。
やっぱり罪人を妖魔に喰わせていたのがな。六太を逃してくれた女の人が殺されて悲しかった。
梟王から生き延びた亦信が死んでしまったのも、赤ちゃんが犠牲になったのも悲しかったな。
ただ、妖魔とともに暮らし、人々から忌み嫌われ殺されかける生活を送っていた更夜と妖魔が、
初めて自分たちを受け入れてくれると思えた斡由に出会った時のこの部分は胸にくるものがある。
「――更夜」
更夜は答え、名乗れる自分にささやかな感銘を受けた。名を持つ自分、それを尋ねてくれる人のあること、そんな場面を何度も夢見ていた気がする。
やっぱり子どもがつらい目に遭う話は創作でもキツいな。子どもはみんな幸せであって欲しい。

尚隆に対し、斡由に仇なせば妖魔に襲わせるという更夜。でも、最後に斡由が尚隆に後ろから
斬りかかった時は思わず妖魔を止めてしまった。その流れも良い。前フリが効いている(?)。
斡由は決して妖魔に触れようとはしなかったけど、尚隆は気にせず撫でてくれたのも良いシーン。

そして終章に書かれた雁史邦書の文章。尚隆は斡由を討った年に元号を「大化」から「白雉」に
改めている。これは日本の元号が大化から白雉に変わっていたからそれに倣ったのか、それとも
生涯で王の即位と崩御の二回だけ鳴く白雉という鳥を意識して名づけた、意味があるものなのか。
大元元年には、「乗騎家禽の令」を発し、妖魔を騎獣や家畜の一つとして加えて更夜との約束を
果たした。国を越えて、更夜が暮らしているであろう金剛山まで発布したのも良いですよね。
元号が「大元」に改められたのも元州を意識してなのかな。いつか尚隆や六太と再会して欲しい。
この部分は読むまですっかり忘れていたので、今回読んで「おおっ!」と思った。良かったです。


以上、不満を述べたところもあったけど面白かったです。最近感想文は一日、1時間半~2時間で
書いていたのだけど、今回は何だか難しくて二日、3時間以上かかってしまった。疲れた・・・。
まぁ大した文章は書いていないんだけどね・・・。つくづく感想が下手だ・・・。それではまた。

Web拍手

2019年11月16日 ハルタオルタ 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回。今回は「ハルタオルタ」という雑誌の作品の感想を。
896ページ41作品もあるボリュームのある一冊。雑誌といってもすべて新作の読み切りなので、
他の漫画雑誌のように作品の途中から読まないといけない事も無いのも選んだ理由の一つです。
一番の目的は、大好きな井上きぬ先生の読み切りを読みたかったから。以下、感想は掲載順です。
といっても全作品分ある訳ではありませんが。感想が一行以上生まれた作品だけ書いています。

80's video trip」赤瀬由里子
息子が今はケンカする事が多くなった両親の若い頃のビデオを見つけ、最後に両親が仲直りする話。
面白かったです。僕の両親が遠距離恋愛時代に送っていた手紙を見つけた時の事を思い出した。
仲の悪い両親を見ているから恋愛に踏み出せないナオト、僕も似たような理由で、あんなに熱心な
文通をしていた両親も離婚したのだから、僕も結婚なんてできないな、怖すぎる!と思っている。

ナイトゲーム」山本和音
プロ入り目前の高校野球のスターが初恋の女の子と再会し、プロより悪い道を選んでしまった話。
こういう話はすごく嫌い。この作品が駄目だというつもりはぜんぜん無くて、単に好みの問題です。
いかに燃え尽きる一瞬が美しくても、その後やってくる暗闇を考えると気が重くなるのだ・・・。
ゆりかがひなたの好意を利用し、転売目的のサインを書かせたり犯罪の片棒を担がせたり・・・。
文字通り日向に居たひなたの人生を捻じ曲げて、ゆりかは何の責任も取らないのだろうな・・・。
ふたりが警察に見つからなかった事を祈りたいけど、無理なんだろうな。告白シーンは良かった。

黒髪を舞うころ」黒川裕美
舞妓はん最後の日に着付けをしてもらったけど、いつもと違う人だからどうもしっくりこない。
でも来ないと思っていた男衆さんが現れ着付けしてくれる話。ただそれだけの短い話なんだけど、
漫画がお上手!と思った。僕なんかがプロの作家さんにこんな事を言うのは失礼なんだけどね。
舞妓はんの表情だけでああこの男性と何かがあったんだな・・・と伝わる。男性の表情は至って
普通で意識していないのに、舞妓はんだけはつらそうで。良かったです。絵柄もわりと好き。

ハートのお仕事」富沢未知果
恋のキューピットである妖精と、妖精に代わるAI妖精の話。ヒロインがふとまゆで可愛かった。

ゾンビのビビ」福島聡
自分以外全員ゾンビになってしまった小島で、校舎の中に入ろうと必死なゾンビの女の子の話。
銅像を重そうに運んだり傘を開いて驚いたりと、一生懸命なビビが可愛かった。最後、池に傘を
浮かべて喜ぶところ、主人公もいっしょになって傘に乗るところも微笑ましくて良かったな。

円楼暮らし」サカノ景子
引っ込み思案な妹がおつかいに行き、人々と交流して少し成長する話。とにかく絵柄が可愛くて、
夕凛の表情やリアクションが楽しかった。顔を赤らめたり口をあんぐり開けたり泣くのを
こらえたり。可愛かった。作画がきれいで、円楼の見開きページの書き込みもすごかったな。

午前1時の同窓会」松本水星
ホストになった優等生だった友人と再会する話。BL風味で、赤月に怪しい魅力があって良かった。

テイラーとクリスの事件簿」佐々木尚
死体や犯人が怖いけど有能な刑事とその助手の甥が事件を解決する話。一番面白かったかも。
近年アニメを観ていると推理物の皮を被った作品がわりと多いけど、これはしっかりしている。

スター・ドリーマー」三星たま
星の草を盗んだ疲弊した社会人が、罪を償う前に癒やされる話。なぜかバニーガールの格好を
している警察職員が可愛かった。バニーは良い。でも一番好きなのは編み込みの女性刑事さん。
まゆ毛がふとめで、目元もクール。警官の服装も似合っていてカッコ良い。もっと見たかった。

夏の夜」高橋那津子
帰省先で親戚の子と秘密の時間を過ごす話。絵柄はたぶん古い方に分類されると思うけど、
かなり好き。初期冬目景姐さんを思い出した。シチュエーションもおっぱいもエロくて良かった。

預言者カロン」右野マコ
過激派宗教団体の教祖の息子で、預言者である男の子の話。僕は預言者なんて存在しないという
強固な観念がある為、実はただの父親の傀儡なんじゃ?と思いながら読んでいたので、いまいち
入り込めなかったし、正直よくわからなかった。小学生レベルの僕には難しかったかもしれない。

洋裁店の蝶」高江洲弥
洋裁店の店主もさちゃんが、彼女が好意を寄せるお客の月子にワンピースを仕立てる話。百合だ!
こちらも絵柄が良い。長いまつ毛を伏せた時の目の描き方が好き。せつなげな表情も可愛かった。

不利な相手」佐々大河
身長の低い空手選手の話。主人公が好意を寄せる先輩の恋する表情が可愛かった。絵柄も良い。

愛の焦土」吉田真百合
地球を侵略しようとする宇宙人の息子が、地球の花に魅入られる話。タイトルを見ずに読み始め、
マスコット的なキャラが可愛い、癒やされると思いながら読んでいたら、すごく怖い話だった。
傷口の断面とかもえぐいし・・・。この雑誌を買った事を後悔した。でも力があるのは感じた。

100人の百子さん」川田大智
同一人物が100人居る日常。僕が描く場合はころころ顔が変わってしまう為、同じ顔を何人も
描くのは逆に大変だなと思った。100人の百子が同時に一人に告白する見開きページは圧巻。

豪烈送球」浜田慶亮
ハンドボール大会決勝戦、最後の59秒の話。動きのある作画がすごくて良かったけど、何かしら
オチにすごいものが待っているんじゃないか、と期待しながら読んでしまったのが失敗したな。

ランランランダ」冨明仁
動物園に暮らすメスチーターのランダと、他のいろんな動物たちの話。動物の作画がすごかった。
手塚治虫作品みたい。手塚治虫さんってあの頃すでに完璧な漫画を描かれていたんだな・・・。

つきの裏側」仁科彰太朗
外に出たくないヒロインが昔同棲していた女性を家に呼んでごはんを作ってもらう話。百合だ!
最後にふたりの関係がわかるのが良いですね。顔をゆがめる月乃と、彼女の名を呼ぶ日和が良い。
最初は月乃をただ怠け者かと思っていたんだけど、かつての恋人の顔が見たかったのだな・・・。

彼らのルナシー」井上きぬ
密かに想いを寄せる同僚の教師のスペンサーが、夜毎外で踊っているのを見つけたアラン。
やっぱり絵柄が最高ですね。スペンサー先生は髪を結んでいる時も下ろしている時も可愛い。
赤らめている顔も、誰にも言わないでとお願いしている表情も良い。507~8Pの表情も美しい。
月明かりがブロンドの髪を暖かく照らし、コマ割りの間も読んでいて心地良い。好きです。
主人公がいきなりヒロインにキスする展開は正直好きじゃないのだけど、これも好みの問題。
最後のページの表情も良かったな。スペンサー先生はいつか踊るのをやめられるだろうか?
それとも、これからはアラン先生といっしょに踊り続けるのだろうか?ふたりの未来に乾杯!

アンダソンちゃん生活史」長沼修
ぴょんぴょんぐもの擬人化?と思ったけど糸を出しているから違うのかな。ハエトリグモ・・・?
僕も蜘蛛が好きなので楽しめた。表情が可愛かったな。最後の砂糖水を喜ぶ表情が一番好き。

緋袴をぬがさないで」佐藤春美
アラサー巫女が小学生時代の同級生と再会し、彼の為に厄払いをする話。今回絵柄が一番好き!
眼鏡っ娘でおでこが少し出ていて・・・可愛い。最後の表情も良かったな。幸せになって欲しい。

琥珀の鳥の夢」丸山薫
義理の父親から虐待を受ける鉱物が好きな少年が、いわくつきの琥珀を手に入れのめり込む話。
子どもが痛めつけられるのは創作であってもつらいので、読んでいて結構しんどかった・・・。
なので最後にエーレが父親を殺してくれて嬉しかった。そして主人公は別の世界へ連れて行かれ、
もしかしたらそれは不幸な事なのかもしれないけど、僕にとってはハッピーエンドだなと思った。

子連れ魔王」嵐田佐和子
人間と結婚した魔王とその息子の赤ちゃんの日常。日本なのかw息子の可愛さにもだえる魔王が
可愛かった。旦那さんは仕事で疲れているとはいえ、ちゃんと奥さんの話を聞いてあげて欲しい。
いやでも僕も100億分の1、いや4兆分の1の確率で結婚したら旦那さんみたいになってしまうかも。

ラークの冒険」大武政夫
少年がとある森の中で猫型の獣人と出会う話。「ヒナまつり」の作者さんなのか!ところどころ
シュールで良かった。ラークがお礼に差し出したカブトムシを叩き落とすシーンが好きだなw

みちのくピンポンステーション」渡邉紗代
とある田舎の駅職員が、構内に卓球台を置いて利用客と触れ合う話。一番読んでほっこりした。
好きな方。ドジっ子なヒロインが魅力的だったな。絵柄が古い方だと思うけどそこが良いと思う。

青い夜」namo
教室から出ようとしたら外で教師たちの情事を目にし、出るに出られなくなったふたりの生徒が
自分たちも身体を重ねる話。この柔らかくて可愛い絵柄でえっちな話を描かれたらたまらないな。
愛が先か性が先か。僕の場合は愛(と呼んでも良いのならば)が先である事が多かったかなぁ。

竜巻狂い」加藤清志
竜巻をカメラに収めるストームチェイサーの話。僕みたいな大した漫画を描けない素人がプロに
意見するのもおこがましいとは思うんだけど、何だかすんなり読めなかった。わかりづらい。
場面とキャラクターの行動と言わせたいセリフとやりたい事の歯車がずれているような違和感。
まぁ僕に向いていないだけだったのかもしれない。僕は漫画を読み慣れている訳でも無いしね。

捨て丸さま」氷堂ジョージ
フラれて汚部屋に帰ってきたOLの元に捨て丸という神が現れて断捨離する話。オチが良かった。

俺が一番愛してる!」八重樫莉子
主人公が大学のマドンナ?的存在に告白する話。ヒロインが可愛く、胸も大きくて良かった。

マリリトルサーモネーター」押岡大和
肌に触れる摂氏温度によって肉体年齢が変わる妹の話。老婆の状態から幼児に戻る様子を見て、
おばあちゃんが自分も水風呂に入って「それは無理じゃ~」とツッコまれたコマが面白かった。
妹が可愛く、まゆ毛が太かったので良かった。成長した時に胸が大きくなるのも良かった。


以上。30作品分でした。正直しんどかったのでもう雑誌は読まないと思う・・・。それではまた。
20191116_ハルタオルタ店舗特典
井上きぬ先生が描かれた店舗特典も手に入れました。しかも4月のカレンダーだった!嬉しい!

Web拍手

2019年11月9日 風の海 迷宮の岸 下巻 感想

はいこんばんはRM307です。読書回の今週は小野不由美作「風の海 迷宮の岸」下巻の感想。
もう新作が発売されたというのに読み返すのがまだ全然進んでいません。読めるのは来年かな。
上巻の感想http://rm307.blog.jp/archives/80438237.html

【あらすじ】
蓬山に昇山者がやってきた。これから泰麒は王を選定する事になる。しかし、どの民にも天啓と
呼ばれる兆候は見えなかった。今回の昇山者の中には王は居ないようだとどこかほっとする泰麒。
そんな中、ふたりの昇山者と親しくなる。承州師の将軍李斎、そして王直属の禁軍の将軍驍宗
彼らと彼らの騎獣に会うのが日課になった泰麒だったが、なぜか驍宗への恐れは拭えなかった。
ある時、泰麒は黄海へ騶虞を狩りに行くふたりについて行く事になった。未だに使令を持たず、
転変して逃げる事もできない泰麒の身を女仙たちは心配する。そしてその不安は的中した。
一行は饕餮と呼ばれる最大級の力を持つ妖魔と遭遇してしまったのだ。泰麒は驍宗を助ける為に
折伏を試みる。類稀なる意志の力を見せ数時間にらみ合った後、何とか使令に下す事ができた。
そしてとうとう驍宗が下山する日がやってきた。いつか生国に下ればまた会えるかもしれない、
そう思っていた泰麒だったが、驍宗は将軍を辞し、戴国を出ると言う。もう二度と会えない、
それはとても耐えがたい。驍宗が王であれば・・・。そう考えた泰麒は一つの答えに行きつく。
王であるかどうかは麒麟である泰麒にしかわからない。ならば、偽りの契約を交わせば――。

あらすじ、どうせ誰も読まないだろうと思いつつ、書いていたら楽しくて長くなってしまった。


好きなシーンは、驍宗と李斎が対面した時に、驍宗が李斎を高く評価している事を知った泰麒が
「やっぱり」と口を挟むところ、泰麒の為に延王や麒麟たちが集まって一芝居打つところかな。
戴国を訪れた景麒が、泰麒の「驍宗には天啓が無かった」という告白を聞いて一度帰るのだけど、
その二日後に延王と延麒を連れてくる。他国の王と麒麟に一日で話をつけるとは!景麒すごい!
泰麒が毎日罪の意識にさいなまれてたとはいえ、そこまで急を要する事柄では無かっただろうに。
それだけ泰麒の事を大切に想っていたのだなぁと嬉しくなる。承諾した延王と延麒もすごいよね。
異例中の異例だ。普通はわざわざ来ないよ。まぁふたりの事だから面白がっていたとは思うけど。
アニメで初めて観た時、延王の悪役っぷりに笑ったなぁ。まぁめでたしめでたしの良いラストだ。
まぁその後の事を考えると喜んではいられないのだけど。この幸せがずっと続いて欲しかったな。


泰麒はまだたった十歳の子どもで、半年前に家族と離れこの世界に連れてこられたばかりなのに、
王を選んで大人とみなされ、女仙たちと離れなければならなくなったのも可哀そうだったなぁ。
乳母の役割を果たす女怪の汕子も使令として扱われる為、人前に姿を現せなくなってしまったし。
十歳には酷だよ・・・。まぁでも驍宗のそばに居られる事が何よりも喜びになったのだけど。
でも驍宗と会えない時は寂しいですよね・・・。執務もあるし。まだ子どもなのに、えらいなぁ。

あとえらいと思ったのは、昇山者たちの王気を確かめている時に、「泰麒はおとなしく進香を
ながめていたが、二日で飽きた。四日めにようやく外を出る決心がついた。」というところ。
三日目は我慢したんだwただ座って眺めているのは女仙たちでもつらかったのに、えらいなぁ。
女仙も仙人ではあるけれど、一般的な人々と変わらないですよね。進香を退屈に感じていたり、
何度も進香に現れた昇山者にあだ名をつけたり。でも見栄えがする王が良いとか、主の見かけが
あれではお世話をした甲斐が無いとか言ってしまう女仙は怖いな・・・と思った。人間らしいけど。


つばき先生と十二国記の話をしていた時、先生が泰麒について「ちょっと良い子すぎるかな」
と仰っていて、そうだったっけと思いながら今回読み返していたのだけど、そうでも無くない?
たしかに良い子には違いなく、年齢よりは幼いところはあるけれど、考え方は普通な気がした。
謙虚、卑屈と言っても良いくらいの時があると書かれていたけど、僕はそうは思えなかったなぁ。
いたらない自分がどれほど周囲の人間の心を痛めさせているか、にもかかわらず、どれほど深い愛情を注いでもらっているか。――それを考えるとせつない。
この部分もすごくよくわかる。昔の僕はまさにこの事で悩んでいた。みんなに良くしてもらって
いるのに、自分は何も返せていない、むしろ迷惑をかけるだけだ。そんな自分が情けない・・・。
上巻の感想でも書いたけど職場の人たちに対して、そしてつばき先生に対してもそう思っていた。
職場の人たちに何もお返しできないうちに退職してしまった事は、今でも本当に申し訳無く思う。
つばき先生にも、一生返せないぐらいの恩がある。いつか返していけたら良いのだけど・・・。


今回共感したポイントはもう一つあった。今までは読んでいて一度も気にならなかったところ。
彼は少しも泰麒と別れることなど気に留めていないのだと、思った。泰麒がいまだに寝込んでいれば、挨拶もなく下山してしまうつもりだったのだ。
泰麒は驍宗を選ばなかった。驍宗は戴国を離れる。そうなれば驍宗にとって泰麒は無価値な十の子供でしかない。己の運命を切り開くに怖じることのない彼は、無価値なものを決して振りかえらないだろう。
こういうせつなさってあるよね。僕の片思いもだいたいこういう種類のもののような気がする。
恋愛においても恋愛以外においても、だいたいにおいて僕の一方通行の想いである事が多い。

まぁでも、驍宗も決して泰麒に対して未練が無かった訳では無く、未練を残す己が許せないから
早く下山する事にしたとわかって嬉しかったのだけど。それを泰麒が知る事は無かったけどね。
いや、泰麒に対してというより王に対しての未練か。泰麒と逆で、自分に自信のある驍宗の事は
実はあまり好きでは無かったりする。「おまえは小さいのに見る目がある」とか、すごいなぁ。
あまりにも僕と違いすぎるのが怖いのかなぁ?もちろん泰麒への優しさもちゃんとあるのだけど、
苛烈な感じにちょっと引いちゃうのだよな。もしかしたら新作を読むと意見が変わるのかもだけど。


あと汕子の「隠伏していれば泰麒の影にしがみついてどこまでも一緒についていけたものを、
なまじ泰麒を止めようとして姿を顕したために離れてしまった」というところ、ああ、だから
泰麒が日本に戻ってしまった時に、彼の前に姿を現してくれなかったんだな、と悲しく思った。
汕子や傲濫が泰麒の前に現れ説明してくれていたら・・・いや、どのみち記憶が無いのだから
意味が無かったのかな。その結果、汕子や傲濫と別れなくてはいけなくなるのもとても悲しい。
まぁそれについては「魔性の子」あたりを読んだ時に改めて書くかもしれません。それではまた。

Web拍手

2019年11月2日 少女少年Ⅲ 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回はやぶうち優先生の「少女少年Ⅲ」の感想。
Ⅰの感想http://rm307.blog.jp/archives/79800528.html
Ⅱの感想http://rm307.blog.jp/archives/80211827.html

【あらすじ】
人口の少ない小さな島に住む小学生の柚季は、いじわるな兄たちから女の子みたいな顔だと
日々セクハラもどきのいたずらをされていた。そんな毎日に嫌気が差し、東京で行われるタレント
オーディションの受験を決意する。書類審査に合格し、柚季は2次審査の為に上京したのだが、
審査ではなぜか女性として扱われる。実は彼の兄たちが書類を女性に書き換えていたのだった。
女性として合格した柚季は、他の合格者のユリ文華とともにユニットデビューする事になった。
そればかりか、結束を固める為に三人いっしょにプロデューサーの家に住む事になって――。


前作まではただの芸能事務所のマネージャーだった村瀬さんが、今作ではプロデューサーに。
出世したなwキャラとしては変わっていないけど。そしてⅠとⅡとは違い、村瀬さんは最後まで
主人公が男とは気づかない展開だった。同居していたのによくずっと見過ごしていたな・・・w
しかしメンバーが同じ家に同居ってすごいな。「Wake Up, Girls! 新章」でもそうでしたね。
創作の中ならまだわかるけど、先日「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」に出演されていた
「たこやきレインボー」というアイドルグループも実際にメンバーが何年も同居しているらしい。
現実でもそういう事をしているアイドルが居るんだな・・・絶対揉めて険悪になるでしょ・・・!
ドロドロしてそうだ。しかもそのメンバーには個人の部屋が無いらしい!僕は無理だな・・・。

柚季に自己紹介されて「男の子みたい」と言ったユリ。あれ、「ゆずき」ってむしろ女の子の
名前じゃない?と思ったのだけど、当時は女の子には少なかったのかな。時代が移り変われば
名前の印象も変わりますね。そういえば小学生の頃、仲の良かった子で「ゆい」という名前の
男の子が居て、上級生から「女の子みたい」とからかわれて嫌がっていたな、と思い出した。
僕は「ゆい」という名前はその子で知ったので、今でも女の子に多い名前という印象が薄い。

時代というと、柚季がオーディションで最初「PA DUMP」というアーティストの楽曲を歌おうと
していた。これはもちろん「DA PUMP」のもじりなんだけど、19年前から人気だったのだなぁ。
結構びっくり。最近も「USA」という楽曲がヒットしていたし、息の長いグループなんだな。
あるいはずっと高い人気を保っていた訳では無く、去年カムバックしたのかもしれないけど。

もう一つ時代を感じた点。柚季が女性アイドルとしてデビューが決まり上京する事になった時、
父親が「三男だし好きにさせてやろう」と言うのだけど、長男だからとか三男だからとかで
決めるなんて古い!と思ってしまった。まぁ田舎の話だから仕方が無いのかもしれないけど。
それとも今でも長男は家を継げ、次男以降はある程度自由に、みたいな風潮があるのかな?


メインキャラはⅠと同様に、主人公に好意的な大人しいユリ、主人公の存在を面白く思わない
気の強い文華、そして幼なじみのちよ子の四人構成。キャラのパターンは毎回似ているけど、
今作では大人しい女の子担当のユリが主人公や周りとぶつかる展開があったので良かったな。
でもこの衝突を経て、本当の自分を出せるようになって良かったな。それはユリだけじゃなく、
最初からありのままの自分を出せていた文華以外の全員が「本当の自分」について考え、悩み、
答えを出していった。こうやって本筋を太い柱で支えるのね!漫画を描ける人はすごい・・・。

好きだったシーンは、家出してちよ子の元に逃げていたユリを連れ戻しに来た際に、柚季が
たまにはこっちにも帰ってきてと願っていたちよ子の前で「東京へ帰ろう!」と言ったシーン。
ショックだっただろうなぁ。その後柚季は「これからはちょくちょく遊びに来ようかな」とも
言う。ちよ子はそれを笑顔で見送った後、一人涙ぐむのがせつないですね。健気でええ子や。

でも最終的には柚季はちよ子の居る島へと戻る。あとがきにも書かれていたけど、この三部作は
「最後は元の生活に戻る」事を意識して描かれたらしい。初期はそういうテーマだったのだな。
以前も書いたけど、幼なじみ属性のある僕には嬉しい。柚季は幼なじみのちよ子が倒れた時でも
芸能活動を優先させなければならない事に悩み、やっぱり大切な人のそばに居て助けてあげたい、
それが本当の自分だからと言ってアイドルを辞め、故郷に戻っていった。そして最後にちよ子に
告白をしてめでたしめでたし。告白されて顔が真っ赤になった女の子って良いものですねぇ。
やぶうち先生の描かれる困り眉の表情好きだな。それ以外の女の子の表情も魅力的で可愛かった。

Ⅱで「Ⅲでこの三部作は終わり」と書いてあったけど、その後まだしばらく続く事になります。
次の「少女少年Ⅳ」は僕が初めて触れた作品。数年ぶりに読むなぁ。楽しみだ。それではまた。


このシリーズの時のアクセス数は2件ぐらいしかありません。ちょっと寂しいw今回はどうかな?

2019年10月26日 「野菜一日これ一本」でトマトスープ

はいこんばんはRM307です。先月分のお店から冷凍食品のささみチーズフライが無くなった件、
近所のスーパーを探したらすぐ見つかりました。良かった良かった。なので美味しく食べています。
もしつばき先生に読まれたら「冷凍食品ばかり食べない方が良いよ」とたしなめられそうだけど。

この一ヶ月で作ったものはチーズケーキ、シチュー、カレー。何だか子どもっぽいメニューだな。
シチューのルーは新商品の「クレアおばさんのスイートコーンシチュー」で。美味しかったー!
クノールのコーンスープに似た感じの濃厚さで、たくさんあったけどぺろりと平らげてしまった。
一度に8皿分は多すぎるので4皿分ずつ作ったのだけど、シチューは箱に書いてある水の量では
足りなくない?煮込んでいたら水分がかなり少なくなってしまい、途中で200ml足す事になった。
火の大きさも煮込む時間も箱に書いてある通りで作ったのにな。どれぐらいが正解なのだろう。
そして大量の焦げが浮きました。僕がシチューやカレーを作る時は大抵焦げが多いのだ・・・。
母が作る時はまったく無いのにどうしてだろう?と不思議に思っていたら、今回わかったかも。
僕はお肉が生焼けにならないようにと最初にお肉だけを炒めるのだけど、そうなると後々野菜を
入れて炒める過程で焦げができてしまう。なのでカレーでは、お肉と野菜を一度に入れて炒めた。
すると、焦げが少なかった!お肉も生焼けにならなかったし、次回からはいっしょに入れよう。
ちなみにカレーでは、母の助言でコンソメキューブを2個入れました。美味しくなるらしいです。
僕は味に鈍感なので、変わったかどうかいまいちわからなかったけど。まぁ美味しかったかな。


夏にお中元で野菜ジュースの詰め合わせをいただいた。「野菜生活」は美味しく飲めたのだけど、
カゴメの「野菜一日これ一本」は野菜の味がかなり強くて、僕も母も美味しく飲めず・・・。
しかしまだ200mlが5本もある。どうしよう・・・と思いふと検索したら、野菜スープとして料理に
使うレシピがあった!なので今週の料理回、今回はこの野菜ジュースを使ったトマトスープです。
使用したレシピはこちら。ただし水100mlは少なすぎると感じたので、200mlにして作りました。
https://cookpad.com/recipe/1757247
煮込む系の料理はいつもどれぐらい煮込めば良いかわからないんだよな。今回も適当な時間煮た。

20191026_「野菜一日これ一本」でトマトスープ
完成したものはこちら。ちなみに小さく切ったにんじんと薄切りにしたたまねぎを入れています。
味は・・・うん、これはかなり美味しい!しっかりとしたトマトスープだ!濃さもちょうど良い。
母にも好評でした。ジュースはまだ4本あるので、あと4回作れるぞ!やったね!それではまた。

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