はいこんばんはRM307です。今週は「絶対加速クレッシェンドQ」の第十八話「イザヤ陣営は
悪そうだ!ミナセとナナミはアッツアツ!
」 の感想。どんどん愉快にもなっていくタイトルw

【あらすじ】
魔界存続派では幹部の選抜が行われ、一戦を交えるメグツシュカマリエル。戦いの横で
リュイシュンサティーは互いの目的を話す。実力を見せたこの三人が幹部として認定された。
イザヤは妥協や弱さが嫌いだと再認識するが、そのココロは「別の何か」を想い揺らいでいた。
ナナミは自分が両親に似てきたと自覚する。そして水無田一族の存在も認めていこうと考える。
ミナセはナナミと向き合い、現実を生きつつあった。そして戦いが終わったら現世で暮らそう、
結婚しようとナナミにプロポーズする。テレーゼはミナセのエニグマ満水門の秘密に気づく。

あらすじと言いながら最近いまいち上手く流れを作れず、ただの要約になっているな・・・。

リュイシュンは「オジサン」と自称しているけど、何歳なんだろう。7歳のサティー相手だから
そう言っているだけなのかな。パンチラを見ただけでモブにもてはやされているのは面白いw
メグツシュカたちが超スピードで戦っているからなんだけどね。その流れから、下着のツテが
あるとメグツシュカに話し、サティーと話していた「シガラミ」につなげるのは上手いなぁ。
苗字の「バシャーモ」ってやっぱりポケモンからきているんだよね?相棒だったのだろうか。

サティーは「文句あるの?」のコマの表情が良いな。「強い人は優しい」という持論は面白い。
強さから生まれるココロの余裕を指しているのかなと思ったけど、どうなんだろうな・・・。
ずっときれいなままで、揺らがない無垢で居る為に独りぼっちになりたいという願いも珍しい。
メグツシュカは「信条は幼女然としている」と言っていたけど、そんなに幼い考えかなぁ?
それとココロの交流が重要に描かれているこの作品で、「努力と才能の結果が優劣を決める」、
「ココロの在りようは勝敗を分かたない、ココロの持ち方だけでは現実は1ミリも動かない」
という主題の否定とも受け取れるセリフが出てくるのもすごいな。敵だからそう言って突き放す
キャラが居るという訳でも無さそうで、これも不死鳥先生の実感に基づいたセリフなのかな。
ココロについて考えすぎるのをやめて動き出そう、という中二病からの脱却とたぶん同じで。
絶クレは中二漫画と呼ばれていたけど、テーマやメッセージは真逆なのが極めて特殊だなぁ。
見かけだけで中二だと切り捨てていた人たちは知らないから面白い事も理解できないのだろう。

十七話で、一見ただのわがままな主張をしている子どものようにも思えたイザヤだったけど、
世界が弱さに走ろうとしている時に引き止める役割を担おうとしていたり、世界中のみんなに
強さを諦めて欲しくない、そう振る舞う事が恩返しだと思っていたりなど、冷静で内に秘めた
想いもあったのだなぁ。適当な理由を作って自分が弱いと納得し、周りが「成長したね!」と
褒める事をもどかしく思う気持ちも、言われて初めて薄っぺらく思う人も居るのか!と知った。
僕自身が自分を弱いと認識しているのも、ただ安心したくて逃げているだけだと思うので、
イザヤには軽蔑されるだろうな・・・。でも、イザヤのように強くはいられないよ・・・。

内容を忘れていたので、ここですでにイザヤから「諦める」という言葉が出てきた事に驚いた。
今まであれだけ信念を突き通していたから、ネタバレだけど、テレーゼと再会するまでブレない
と思っていた。テレーゼへの想いがあって揺らぎながらも、最終決戦に向かったのか・・・!
それでも期待されている役割と、己の信条の為に戦う事を選んだんだ。敵ながらあっぱれだ。
そしてミナセだけじゃなく、イザヤ自身の中二病からの脱却もテーマなのだなぁ。面白いなぁ。

魔界廃止派本部ではナナミのお風呂シーンが!こちらも内容を忘れていたので嬉しかった!w
湯船から上がる時のポーズ、次の背中越しに見える胸がえっちだな・・・!大好きなキャラの
裸が見られるの、嬉しい!ただその後のミナセと身体を重ねるシーンは複雑です(やっかい)!
浴室の鏡を拭き、鏡越しに笑うシーンはセリフとリンクしていて良い描写だなぁ。カッコ良い。
何気ないシーンだけど、思えばこうやって自然に笑えるようになったのも、本当に成長だなぁ。
背景に書かれている言葉はTHE BACK HORNの「ピンクソーダ」と「無限の荒野」の歌詞でした。

XY」の感想でも触れたけど、ナナミがミナセのマフラーを取る行為にも意図があったんだね。
ミナセ談「あんまり何も感じなくなりました」という事は、最初はチヨジに対して思うところ、
引け目に感じるところがあったりしたのかな。というか、大人になって、ちーちゃんが死んで
何年も経つのに今でもこのマフラーを身に着けているのだなぁ・・・。ちーちゃんへの愛かな。
ナナミもそれに対して何も言わないんだ。同じくちーちゃんを大切に想っているからなのかも。
それとミナセの部屋にはミズエさんの写真も飾ってあるしwこれについては何か言わないの?w

複雑とは言いつつ、ナナミの表情はめっちゃえっちで良いな・・・。ミナセにしがみつく様子、
後頭部をつかむ様子も良い。両目が見えたコマもとても可愛い。どんなナナミも魅力的だなぁ。
何よりミナセにプロポーズされたのコマ!!!最高の可愛さ!!!特に目が素晴らしい・・・。
基本的に本編から画像を転載しないようにしていたけど、今回は特別に引用させてください。
20210717_絶対加速クレッシェンドQ十八話
記憶よりもずっとずっと可愛くてびっくりした・・・。僕はナナミのFAを描くようになって
11年になるけど、まだまだこの可愛さに近づく事ができていないなぁ・・・頑張らねば・・・。
プロポーズを伝えたミナセの表情、目のアップのコマも、覚悟が伝わってきてすごく良いなぁ。
ナナミの涙を浮かべた笑顔も大好き。でもその次のモノローグ、これフラグだったんだな!w
初めて読んだ当時は(も)子どもだったなと思う。まったく気づいていなかったので・・・w
ミナセにはちーちゃんとくっついて欲しいと思ってはいるけど、ナナミが悲しむのもつらい。
この笑顔が、幸せが続いて欲しかった・・・。ナナミは今(現在)、幸せなのかなぁ・・・。
不死鳥先生の中で今も生き続けているのだろうか。ちょっとでも知れたら嬉しいなぁ・・・。
あと、もう文車に裸や情事を見られても何も思わないんだwまぁフミキさんは気にしないかw

この最後のモノローグや、イザヤの口から出た「諦める」や「別の何か」という言葉をフラグと
考えると、十五話や今回の「ミナセは有名人のミカエルにサインを貰って喜んでいた」という
わざとらしいモノローグも絶対にミカエルの敵フラグだよねw何も無かったのが不思議だよw
このへん何か意図があったのだろうか?もしかして次回作へのフラグ?と思って検索したら、
こんなツイートがヒットした。なるほど、ちゃんと意味や伏線があったのかもしれない・・・!


同ページでミズエさんの天帝妖狐を受け継ぐライマくん(「オレの名はライマ。」は初出w)。
爆音夢花火同様、ミズエさんのお下がりです。それについてはねとらじでも触れられていたなw
めちゃくちゃ強力なエニグマだったと思うけど、後に使いこなしている描写ってあったっけ?w

テレーゼは前髪を留めた眼鏡スタイルが可愛いな。満水門はPCにケーブルでつなげるんだwww

以上、今週も特に書く事が無いかなと思っていたけど2600字。面白かったです。それではまた。

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