はいこんばんはRM307です。不死鳥先生の過去作品、「魚眠洞とナナミ」の感想の続き。
今回は序文2「深夜特急とナナミの対話」。以前のHNである「深夜特急」となっておりますが作者である魚眠洞を表しており、7~8話に登場する同名のキャラとは異なる存在なので、感想では魚眠洞として扱い呼称します。
作品では無いので、今回もあらすじは割愛します。


不死鳥先生は大学入学後(恐らく「不死鳥の短編集」で描かれたように高校三年生)から、文字の上を目が滑り読書に没頭できない状態(2011年2月18日の絶クレオン会より)が長く続いていた。
それがナナミの「脳みそが元に戻ったら」、「4年間十分休んだ」につながっていると思う。
初恋の女性であるMさんはヘタレらしい。「不死鳥の短編集」の水絵さんのイメージとは異なるような。どちらかというと「自キャラと作者シリーズ」のミズエ編を彷彿とさせる。名前も同じだし。
『本当の自分なんていないんだ。心の闇なんて無いんだ。愛なんて無いんだ。
ナナミ、お前に付き合ってるばっかりじゃ俺は駄目になっちまう気がするんだ……』
この魚眠洞の悲哀が滲むせつない一文はめちゃくちゃ好きで、2017年に描いたコミカライズのページを用いたCMアンソロジー」への参加作品の導入に挿入した。
以下は僕の推測で、不死鳥先生の意図からは外れているかもしれない。

僕は昔から自身を空虚な人間だと思っている。それなのにメンタルを病んでいるけど、実はそれも病ですら無くただ怠惰でクズなだけかもしれない、いや実際にそうなのだろうとよく考える。
それなら救いようが無いし、空っぽな中にゴミだけが転がっている自分は誰からも愛されない。
自分で自分を慰めているだけの日々ではどこへも行けない。

勝手に自分の状況に置き換えただけなんだけどね!
しかしいずれにしても魚眠洞――不死鳥先生は、「絶対加速クレッシェンドQ」の感想でも書いたけどそれではいけないと決心し努力し、不死鳥のように蘇り新都社から飛び立った。とてもすごいなと尊敬する。

「アース(地球力)」は「Q」でもカンジくんの精神エネルギーとして登場しますね。自分が求める勉強はできずとも、農学部での学びが反映されたのかも。
魚眠洞の「うおおお!燃えろ!俺のアース(地球力)!」は、「フォルテシモ」の同じくカンジくんのセリフ「燃える!燃えるぜ!俺のパァトス!」のセルフパロディかもしれない。
技名の「リヴィングストン・ディスアペア」は、あえて中二的なネーミングを即興で行ったのかもしれないけど、実は絶対生存羊(リビング・デッド)であるミナセにかかっており、四神との戦いで放つ・・・なんてイメージを思い浮かべた。こちらも僕の勝手な妄想だけど!
「地球斬り」も同様に。でも今作以外でも目にしたような気も・・・?どこだったかな・・・。

補足、今作の話からは逸れるけど、レッドラムたちが神々と戦う物語の構想もあったんだよね。

それが「Q」にも一話だけ掲載され本編でもフユヒコが描いた設定の、小説版からのリメイクである「絶対無敵フォルテシモ」、あるいは「絶クレ」の原型である「新世紀フォルテシモ」では無いかと予想している。
ちなみに後者の構想は、今作とほぼ同時期に記されている。

それか、「フォルテシモ」を冠した二作は名称が変わっただけの同一作品では、とも考えている。
いずれも正確な事情はわからず、想像の域を出ないのだけど。詳しく知りたかったなぁ・・・。

ナナミの「昔からある場所へ」は、不死鳥先生がファンでおなじみのMy Little Loverの楽曲「Hello, Again ~昔からある場所~」が元ネタ。

「貴方の思い出の中のMちゃんと一緒」も、ミナセにインストールされたテレ子を想起する。今まで思い至らなかったけど、脳内彼女の設定はテレ子に引き継がれたのだろうか?
あと「おめでとうだよ」の言い回しが可愛い!
最後のナナミのセリフも大好き!コミカライズの1話でも最後に登場させました。

KTは序文1にも登場したご友人。不死鳥先生にとって意識せざるを得ない、大切な存在だったようだ。馬鹿にされたYはどなただろう。本編で触れられていたっけ・・・?
それとセルは「ドラゴンボール」のキャラだろうけど、エッセンシャルは誰だろう?検索したけど探し出せなかった。「ホロケウ」はこちらもお好きな「シャーマンキング」のキャラ。
滝本」は小説家の滝本竜彦さんで、大好きな「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイを脳内彼女に生活を送っていたらしい。主題歌「ナナミでしか抜けない」に登場する「本」が、その著作「超人計画」だと思われる。
ただ今作のナナミの元ネタでは無く、不死鳥先生も同じように具現化してしまった為に後から参考に読まれたのかな。そしてそんな「超人」にはなりたくないとご自身を戒めていらっしゃる。


以上、今回も取り留めもないメモを組み合わせただけのような、まったく身のない感想ですみません!
しかし改めて、「フォルテシモ」のリメイク作品などにも触れられ良かったです。それではまた。

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