金魚ちゃんの週末インプット★

読んだ本や漫画、観た映画の感想を書いたり作った料理の記録をしたりするブログ。

漫画

【漫画感想】2020年9月19日 Latin-ラテン- 高畠エナガ短編集①

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回は高畠エナガ先生の「Latin-ラテン-」の感想。
エナガ先生が最初に出された、4篇+おまけによる短編集。発売当初に一度読んだきりだった。



主人公が壊れた人型アンドロイド・ラテンと共同生活を送る表題作「Latin」、ストーリーは
定番だけど、やっぱりエナガ先生の描かれる女の子は可愛いなぁ。前回の感想でも書いたけど、
りんごのように真っ赤な紅潮している頬が可愛い。ラテンがガーリーな格好をして照れたり、
渡辺に自分が人間のように思われ、彼からの特別な言葉を期待したりするところが良かったな。
一番良かったのは渡辺の告白シーン。昔は特に思わなかったけど、僕は告白シーンが好きだな!
「言葉には出さないけど相手を大切に想っている事が伝わる」描写ももちろん良いんだけど、
やっぱり好きなら言葉で伝えて欲しい!と思っちゃう。そして受け入れられるととても嬉しい。
十年前につばき先生とリプライのやりとりをしたけど、絶クレのチヨジの「私もう君の事が
好きなの」という告白も良いよなぁ。僕もいつか使ってみたい・・・まぁその機会が無いけど。

人間と機械。当然同じように歳をとって人生を歩んでいく事は不可能で、昔はそれが悲しく、
真のハッピーエンドでは無いんじゃないかと思っていたけど、人であろうが機械であろうが、
そこにはたしかに相手が存在する、ココロが存在する。それだけで愛する理由足り得るよな。
文芸新都の「イルカ日記」という作品で、「人が人を、人のかたちをしているだけで十分だって
くらい強く想える」というセリフが登場するけど、人のかたちで無くても構わないとさえ思う。
どんな姿をしていようとも、顔の見えないネットを隔てた相手でも、好きな事に変わりはない。

あと前回の「冴島さん」に登場したカップル、あれは渡辺とラテンだったのだなw嬉しいなw

自然崇拝主義者のエルフにより、機械文明の人間たちが滅ぼされた世界で、人間に味方して
里を焼かれた妖精が、密かに機械人形を修理している亜人と出会う「雪原のネストーレ」、
内容を完全に忘れていたので、ネストーレが自律型では無く妖精が搭乗し操縦する機械だったと
わかった時は驚いたし面白かったな。自分に自信が無く、怯えたり追い詰められて涙を流したり
していたアニタが、覚悟を決めて双眸に力を宿し、エルフたちに立ち向かうシーンも良かった。
天井を突き破り降り立ったネストーレのコマもカッコ良いな。バトルシーンも迫力があった。
敵を退けたふたりだけど、ネストーレはガス欠で置いていくしか無かったのが寂しかった。
これからカディアとアニタはどうやって生きていくのだろう。幸せになって欲しいけど・・・。

猫又荘の食卓」は擬人化した猫又たちがとにかく可愛い。つまみ食いを叱られたノノのコマ、
おみやげにクッキー缶を持って帰ってきて崇められるマティアメティア、算数の計算が解けた
ノノのコマも面白可愛くて良かった。念願のルンバ(型クッキー缶)に乗れたノノも良かったw
猫又が人間として生きるには世知辛い世界だけど、これからも明るく幸せに暮らして欲しいな。

魔族学園に通う悪魔が、転校生の天使と出会い自己嫌悪に陥る「Reversi」も女の子が可愛い。
最初はただの憧れだったのに、いつの間にかどろどろした気持ちになっている事はあるよなぁ。
実は僕もここ数年、新都社でもそういう嫉妬を感じる事が増えてきた。器が小さいな・・・。
悪魔マリカが泣き止み微笑んだコマ、最後のページで手をつないだふたりの笑顔が良かった。
月明かりの下、ふたりで語り合うページも良かったな。ずっと仲良く、百合百合でいて欲しいw


以上、初めて読んだ時はいまいちだと思ったけど、読み返したらかなり楽しめたので良かった。
短編集は全2冊。長編の方が好きだったけど、これで終わりは寂しいな・・・。それではまた。

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【漫画感想】2020年8月15日 100-HANDRED- 高畠エナガ短編集②

はいこんばんはRM307です。漫画回の今週は高畠エナガ先生の「100-HANDRED-」の感想。
新都社の「ビッパーズ」、「閃光のライトニングハイド」で知られる会長エナガ先生の作品で、
三話から成る表題作の他に3編の短編が収録されています。かなり前に買って積読していた。



【「100-HANDRED-」あらすじ】
地表の98%が砂漠となった地球で、人類はアンドロイドとともにわずかに生き残っていた。
砂上街と呼ばれる集落で暮らす少年のリントは、太古の人類が残した””の「」の守り手に
選ばれてしまう。”箱”の中身を狙うアンドロイドたちからの襲撃を受け、リントは偶然出会った
赤い腕の少女型用心棒アンドロイド「100(ハンドレッド)」に依頼し、彼らとの戦いに挑む。
謎の”箱”の中身とは、そしてリントは生き延びて、大切な相手「99」と再会できるのか――。


今読んだらまた違った感想になるかもしれないけど、発売当時に読んだ短編集の「Latin」は
あまりピンとこなかったのだけど、アンドロイド少女のバトル漫画である「100-HANDRED-」は
エナガ先生の本領発揮!といった感じで生き生きしているように見え、作品では一番楽しめた。
ジェンダーでひとくくりしない方が良いのだけど、いわゆる「男の子が好きそうな」と言われる
全身に武器を仕込んだ100のバトルがカッコ良かったな。特に、敵アンドロイドの「一つ目
との空中戦で100が一つ目をハッキングし、地面に墜落する寸前で一つ目を「バック・トゥ・
ザ・フューチャーⅡ
」のホバーボードのような乗り物にしてしまう流れがとてもクールだった。
敵を自分のアイテムにしちゃうの良いなぁ・・・。あとこのハッキング方法はキスなのだけど、
自分と同型の女性アンドロイド99をハッキングする時に口にキスしたコマは百合じゃん!!!
と喜んでしまった。いやまぁただキスしただけで、百合では無いんだけど。でも好きなコマ。
99の人格が戻って良かったな。これからもリントといっしょに居て欲しい。できれば100も。

僕は99の方が好きだけど、100も読み進めていくうちに好きになっていたな。単純に可愛いし、
胸のちょうど良い大きさのふくらみとか、たまにパンチラしているところもえっちだし・・・。
胸のふくらみでいうと最後の短編「冴島さん」も大きくて好き。表情もどれも可愛かったなぁ。
(それとこの作品のラストに登場したカップル、もしかしたら過去作品に登場したふたり?)
あと全作品に共通して、エナガ先生のデフォルトの絵柄として女の子の頬と鼻の頭がトーンと
斜線で常に紅潮しているのだけど、これもりんごみたいで可愛くて良いな・・・と思った。

メカや背景も緻密ですごかったな。僕は細かい作業が苦手なので、描きたくないな・・・w
100が腰に巻いた先端が刃になっている武器の鎖もすごい。描くのがめんどくさそう・・・!
あと「100-HANDRED-」に関してはトーンが多かったけど、Webのグレースケールの漫画が
好きだしそもそもお上手なので、読みづらさは感じなかった。細い線も洗練されている印象。

最後に驚いたのが、表紙を外した単行本に描かれているラフスケッチ。恐らく没にした表紙の
イメージラフだと思うけど、こんなに何種類ものパターンを考えるものなのだな・・・!!!
プロってすごい。僕だったらまずここまで考えられないし、せっかく考えたのにもったいないと
安易に始めの方に出た構図を選んでしまうと思う。妥協しない姿勢もとてもカッコ良いなぁ。


以上、何も感想が生まれなかったらどうしよう?と心配していたけど、楽しめたので良かった。
エナガ先生にもっとたくさんカッコ良いメカ少女の漫画を描いて欲しかったな。それではまた。

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【漫画感想】2020年7月18日 少女少年Ⅶ

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回はやぶうち優先生の「少女少年Ⅶ」の感想。
Ⅰの感想http://rm307.blog.jp/archives/79800528.html
Ⅱの感想http://rm307.blog.jp/archives/80211827.html
Ⅲの感想http://rm307.blog.jp/archives/80546839.html
Ⅳの感想http://rm307.blog.jp/archives/80932565.html
Ⅴの感想http://rm307.blog.jp/archives/81123439.html
Ⅵの感想http://rm307.blog.jp/archives/82060970.html



【あらすじ】
小学五年生の十河太一は、周りからアニメ声だと言われるその高い声がコンプレックスだった。
また女の子っぽい顔も気にしており、演劇でも白雪姫役をやらされる事に。ある時劇の宣伝の為
生放送に出演した際、その容姿と声に注目した芸能プロダクションの村瀬にスカウトされる。
太一は声優として、しかも女の子としてデビューする事に。子どもの頃に見たミュージカルに
出演していた、気になるクラスメイトの阿僧百花に似た女の子と再び出逢える事を夢みて――。

20200718_少女少年Ⅶ_1

今作は声優なのか!と新鮮な気持ちで読み始めたけど、途中で「あれ?これ読んだ事あるな」と
気づいた。正確には6話と13話の内容を覚えていた。でも他はまったく記憶していなかったので、
部分的に誰かの家にあった誌面で読んだのだろうか?16年前となるとさすがに覚えていないなw

声優あるあるが描かれていて、声優コンテンツや「SHIROBAKO」や「それが声優!」を好きな
僕もそれなりに楽しめたけど、何のコネも無い弱小プロダクションに所属する新人小学生が
そんなにぽんぽんと大きな仕事をもらえないんじゃない?とか、ラジオのパーソナリティを
小学生に?!とか、そもそも声変わりを控えた小学校高学年を女の子としてデビューさせるのは、
活動期間が短くなって損だから変じゃない?などという点がどうしても気になってしまった。
前半は良いとしても、今作は女装させる必要性と説得力がいまいち感じられなかったかな、と。
それと、ラジオにかつてミュージカルに出演していた毛利零那からのお便りが寄せられていて、
その住所に行ってみてしまうのも、今の時代の価値観だと個人情報・・・!と思ってしまい、
上手く話に入り込めなかった。着目して欲しいのはそこじゃないとはいえ。・・・申し訳無い。

20200718_少女少年Ⅶ_2

ラストが太一と零那の再会で終わったところは好き。シリーズ最終巻のラストだけど、始まりで
終わる感じが良かったな。零那の表情も好き。負けヒロイン好きとしては阿僧も良かったです。
その後とくっついたところはもっと良かった。ただ負けるんじゃなく、救済されて嬉しい!
あと、「」のミツルがカメオ出演していたのが嬉しかったな。ここは覚えていなかった!

いろいろとケチをつけてしまったけど、今作も女の子、男の子が可愛かったので良かったです。
キャラの服装も毎回変わっているのがおしゃれで素敵だなぁ。デザインも可愛くてとても良い。

最後にあとがきで驚いたんだけど、この時点でやぶうち先生には高校を卒業するお子さんが
いらっしゃった事と、七年の連載期間中に結婚してお子さんも生まれていた事。出産、育児を
しながら漫画も描かれていたの?!めちゃくちゃすごい・・・!!!四年前にも思ったけど、
そんなに大変な中よく漫画も描けるな・・・!僕だったら育児や家事すらまともにできないよ。
すごいなぁ。そしてやぶうち先生のTwitterにたびたび登場する絵のお上手なお子さん、これは
この時生まれた赤ちゃんなのだな!すごい。2004年なんてついこないだの事のように思うのに!


以上、「小学六年生」、「小学五年生」で連載されていたこのシリーズは今回でおしまいです。
ついに読み終わってしまったー!もう続きが無いと思うと寂しいな。ただ、「ちゃお」で連載
されていた一話完結作品もあるので、いずれそちらも読みたい。でも一巻通した主人公の成長は
もう見られないのかと思うと、やっぱり寂しいな・・・。良いシリーズでした。それではまた。

Web拍手

【漫画感想】2020年5月16日 少女少年Ⅵ

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回はやぶうち優先生の「少女少年Ⅵ」の感想。
Ⅰの感想http://rm307.blog.jp/archives/79800528.html
Ⅱの感想http://rm307.blog.jp/archives/80211827.html
Ⅲの感想http://rm307.blog.jp/archives/80546839.html
Ⅳの感想http://rm307.blog.jp/archives/80932565.html
Ⅴの感想http://rm307.blog.jp/archives/81123439.html

【あらすじ】
小学四年生のは幼なじみのなすのと街へ買い物に。なすのの目的は青葉のぞみの写真集。
その帰りに光は自分そっくりな男の子とぶつかる。急いで去る姿を呆然と見つめる光の前に、
突如謎の男性が「見つけた」と現れ光は車で拉致されてしまう。行き先は芸能プロダクション。
なんでも、光そっくりな男の子だと思った相手は青葉のぞみの変装した姿で、光はのぞみが
男装した姿だと間違われてしまったのだ。撮影の時間が迫るが、のぞみには連絡がつかない。
マネージャーの村瀬は、急遽光にのぞみの身代わりを頼む事に。光の替え玉芸能生活が始まる!


ストレートにすごく面白かった!Ⅰ~Ⅲは王道で、Ⅳ以降も毎回女装少年が芸能活動をする。
6作目ともなるとさすがにもう考えるのが大変なんじゃ?とも思ったけど、この作品はまったく
そんな事を感じさせない、今までのシリーズのどの作品とも異なっていてとても楽しめた。
一つ一つのエピソードが際立っていたように感じたな。どう着地するのか予想できなかったし。
光の物語なんだけど、のぞみの成長も描かれていて。特に最終話、ライブ前に生理痛で倒れ、
そこに光が現れる。しかし光は代役を引き受けるつもりは無く、のぞみに発破をかける。
その言葉を受けてのぞみはステージに立ち、自分が今まで周りに甘えていた事を反省し、
ライブをやり通す!主人公の光が活躍する訳では無く、最後はのぞみが頑張ったのが良かった。
のぞみももう一人の主人公、むしろ真の主人公と思わせる構成になっているのも面白いなぁ。

光はなすのの事が気になっていたり、のぞみにもココロがぐらぐら揺れ動くようになったりと、
これまで同様恋愛要素もあるのだけど、今作はラブコメのコメディの方が強い内容だったな。
むしろ恋愛要素は光と浅間くんの方があるというwのぞみの替え玉である光の事が好きになり、
男でも関係無い!たまたま好きになったのが男だっただけだ!と光に想いを伝える!きゃー!
こういうBL好きなのでどきどきしちゃったw結ばれる事は無いだろうけど、浅間くん頑張れ!w
なすのの反応から、彼女はまだ光の事を意識している訳では無さそうで、そうなるとやっぱり
光はのぞみとくっついてくれたら良いなぁ。光にかばわれて顔を赤くしたところが可愛かった。

キャラでは、今までのシリーズの正統派美少女的な立ち位置の子が幼なじみ(性格は違うけど)
だったのが珍しかった。強気なのぞみの性格も可愛く、ツインテは僕が好きでよく描くタイプ!
こういうツンツンしたツインテ良いよね。でも僕の絵とはぜんぜん違い魅力的に描かれている。
ライブ後の笑顔も可愛かったけど、一番惹かれたのはこのせつなげな表情。めっちゃ可愛い!
20200516_少女少年Ⅵ
やっぱりやぶうち先生の描かれる女の子(男の子)は素晴らしいなぁ。今作も堪能しました。


以上、ラブよりコメディ感の強い、楽しさがぎゅっと詰まったような作品でした。それではまた。

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【漫画感想】2020年4月18日 推しが武道館いってくれたら死ぬ 1~4巻

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回は初の4冊分の感想を一気にどどーんと更新。
平尾アウリさんの「推しが武道館いってくれたら死ぬ」1~4巻の感想。13~16日の期間限定で
配信されていたのをマウス先生のリツイートで知り、アニメで描かれたところまで読みました。

推しが武道館いってくれたら死ぬ(1) (RYU COMICS)
平尾アウリ
徳間書店(リュウ・コミックス)
2016-02-29



【あらすじ】
岡山のマイナーな地下アイドル「ChamJam」。そのメンバーの一人、舞菜に一目惚れした
えりぴよと、センターであるれおを前のグループから応援しているくまさ、メンバーの空音
ガチ恋している。彼女、彼らは人生を捧げてアイドルを応援する。夢はいつか武道館へ!
一方えりぴよから熱心に応援されている舞菜は、実は密かにえりぴよの事を想っていて・・・。


やっぱり女の子の絵柄がとにかく可愛い!繊細な目やまつ毛の表現が好きだなぁ。憧れる絵柄。
鼻筋もしっかりめ、鼻の穴を描いても可愛いのがすごい。もちろん絵柄だけじゃなく、キャラの
内面も魅力的で、特に握手対応での一言は、それぞれのメンバーの個性が表れていて良かった。
百合要素もすごく良いし、ギャグ描写も面白い。えりぴよのキャラや叫びがホント大好きw

あと僕はツッコミや勢いのあるセリフには単純にびっくりマークを並べてしまうのだけど、
この作品はたとえば「大丈夫です 舞菜は元々そこまでCDが用意されてません」というセリフに
なんだと!?知ってた」とびっくりマークで終わらせず太字で表現しているのが良かった。
この方がシュールさが増して面白いな。くまささんとの会話でもよくこの表現になっていた。
「来週はCD2枚買いたいなあ♡」→「来週までに臓器売るんですか?」→「わたしの臓器安いな」
アイドルに疎いので「ドルオタは推しが出ていない場面でも盛り上がるべし」も勉強になったw

他にもえりぴよの「おい冗談言うなよおもしろいだろ」とまったく面白くなさそうなツッコミ、
えりぴよが握手会で舞菜の手首を握って「脈が…うん 正常だ…!」と言うシーンも笑ったw
舞菜も舞菜で、えりぴよの臓器の話題への内心ツッコミ、喉を痛めてマスク姿でしゃべらない
えりぴよに対して「何かおてつきして一回休み中なのかもしれないし」と考えているのが面白い。
動物園でのライブで、ランダムの整理券で後列を引いてしまったえりぴよが、竹馬に乗って
ライブを観ようとするところも唐突で面白かったな。2巻の運動会企画では、転倒したあーやが
両足にギプスをはめた松葉杖姿の小さいコマがあって、可哀そうだけど笑ってしまったw

今回原作を読んで、あーや優佳がかなり好きになった。特に二つ結びのあーや、可愛い!
今までわがままや妹系のキャラを好きになる事はあまり無かったんだけど、あーやは性格、
ビジュアルともにヒットした。ずけずけと物を言うけど、アイドルとしての意識もかなり高くて
素晴らしい。4巻では「わたしがセンターに立てるのは れおがアイドルをやめる時だと思う」
とモノローグがあり、けれどそれでもれおに「れお やめないでね」と言えるのもすごいなぁ。
まぁ人気投票で自分でCDを買って投票するところもあるんだけどw23話の扉絵は美人!
リレーで真剣に走る表情や、転倒した自分に手を差し伸べた優佳の行動は人気投票の為の
アピールなんじゃないかと疑う表情もめっちゃ良いw3巻で空音と険悪になっていた時に
空音に言われた「ずっと好きでいてほしいな」という握手対応の際の表情もすごく良かった。
空音との関係性も好きだけど、やっぱり優佳と仲良しなのが伝わってくる様子が微笑ましい。
1巻で、あーやが白い腕輪(優佳のメンカラーのグッズ)?ばかり詰めているシーンも好き。

優佳も本当に面白いキャラ。空気は読めないんだけど、天真爛漫な感じがとても可愛くて良い。
特に握手対応、ここまで自然体に振る舞えるのはすごい。しかも無理していないんだよね。
自分が思った事や言いたい事を言って、それを相手が喜べる、楽しめるって稀有な存在だなぁ。
他のキャラの握手対応もすごいけど、この対応は優佳にしかできないんじゃないだろうか。
眞妃の従妹に「愉快な仲間たち」と言われて「そんなに愉快かなあ??」と首を傾げるところ、
4巻のフェスで、自分も出演している側なのに他のアイドルを観て「この子可愛い、推そう」
と言って物販に並ぼうとするところも面白い。嫉妬や抵抗感が無いのだろうな、すごいなー!
僕もこんなふうに、純粋に良いと思ったものを素直に表現したりできるようになりたいものだ。
ありのままの自分を出し、それが嫌味じゃない。自己肯定感の低い僕とは真逆で憧れるな。
MCでの発言も面白く、「たしカニ」と言いながらカニのポーズをしたところも可愛かった。
あと際立っているのが私服のセンス!初詣の時の服がヒョウ柄?のコートに首にはぬいぐるみの
ついたマフラー、短いスカートにタイツw髪に大量にリボンをつけて、微妙にダサいリュックを
背負っている時もあった。個性的だwそれとも僕がわからないだけで、おしゃれなのか・・・?

「ファンにガチ恋させる」と言われている空音の握手対応も天下一品。空音のメンバーカラーの
青い服を着ている基に対して「わたしのこと考えながら選んでくれたんだね?」とか、どきっ!
先述のあーやへの握手対応もそうだけど、これはされたら誰でもガチ恋してしまうよな・・・。
そんな空音も男性といっしょに居たという目撃情報が広まってファンが離れ、人気投票の結果
グループの前列から後列に落ちてしまうのだけど、誤解が解けないままだったのが悲しいなぁ。
僕は誤解や冤罪といったものが嫌いなので・・・いつかちゃんと疑いが晴れると良いんだけど。
2巻152ページのれおとの会話も良かったな。久しぶりにれおの隣で踊れた時のやりとりも好き。

アニメから純粋に可愛いなぁと思っていたのはやっぱりれお。ビジュアルも性格もとても良い。
1巻のガールズフェスタで、くまささんだけに固定レスするところでもう惚れちゃったよね。
笑ってはいけないとされているランウェイ、他の出演者からも来場者からも知られていない
アウェイな場所で、空気の読めない出しゃばりと批判されるかもしれないのに、たった一人の
ファンの為に笑顔を向ける。本当にファンを大切にしているのだなぁ・・・と伝わってくる。
くまささんとのやりとりがホント良いのだ。友情でも恋愛でも無い、ただのアイドルとファン
という関係で、ここまでお互いに美しい信頼と愛情を描けるものなのか・・・!すごいなぁ。
4巻では、めいぷる♡どーるを観に行ったくまささんへの貴重なふくれっ面を見る事ができる。
そんな表情も可愛い・・・。それでも、くまささんの事を信頼しているのはちゃんとわかる。
そういえばメイがくまささんの事を気にしている理由は、れおから大切なファンを奪おうと
しているからなのだろうか。続きを読めばそのへんも描かれているのかもしれない。怖いけど。
どんな時もれおを一途に応援し続けてきたくまささん、彼を信じてその夢を叶え続けてきたれお。
これからもこのふたりの関係が壊れる事無く、立場は違えどずっと歩み続けていって欲しいな。
あと去年の運動会で両足の骨を折ったれおは、どうしてそんな事になってしまったんだろうw

そして男性向けアイドルでありながら、グループ内に百合カップルが居るのも好きなところ。
大人っぽい眞妃はカッコ良い!これで未成年なんだから末恐ろしい。2巻の胸チラもえっち。
眞妃が「(ファンに)見られて困るようなことしてないし?」とゆめりに振るところもえっち!
ファンにこの関係がバレないと良いんだけど。いつまでもふたりが仲良しで居て欲しいなぁ。
ゆめりは、人気投票でもし優佳の票が眞妃を上回ったら、来年はガールズフェスタにいっしょに
出ようねと言われたのにそれが実現できないと涙するシーン、自分が前列で踊るところを見て
感極まるファンの姿を見て喜ぶシーンが好き。眞妃の事も好きだけど、男性ファンの事も大切に
考えているところが良いな。眞妃の従妹にマウントを取られても嫉妬しないところもすごい。

舞菜は、えりぴよが基さんの妹のれなと親しげな様子を見てはらはらして、ただの知り合いだと
わかった時の弾けるような笑顔が良かった。基本的に良い子だよね。えりぴよが病気になったと
知った時に、「わたしが怪我しないようにっていうことしか神様にお願いしなかったからだ…」
と悔やむところもまじめすぎて可愛い。僕も(僕は可愛くないけど)こういう思考をよくするw
「えりぴよさんとの会話は全部覚えてます!!というのはさすがに言えないけど 気持ち悪いから」
というモノローグもよくわかる!僕も気持ち悪いぐらい相手の事を覚えていたりするから・・・。
でも舞菜にはきちんとえりぴよに、自分がどれぐらいえりぴよを好きかを伝えて欲しいなぁ。
それだと話が終わってしまうかもしれないけど、いつかそんな時がきて欲しいと願ってしまう。
恋愛漫画では無いからわからないけど、この想いが届く日がくるような事はあるのだろうか。

えりぴよは、容姿が十分可愛いのだけど、キャラの所為でそう見られないところが面白いな。
自分以外に笑いかける舞菜を見たくないと思ってしまい、その後れなちゃんがあまりライブに
こられないとわかった時の嬉しそうな表情、4巻で舞菜がテレビに出て号泣する表情が特に好き。
推しに人気が無くても応援し続ける、そんなえりぴよにはとても共感する。その姿勢が素敵!
「舞菜は私がいなくても何も思わないだろうけど 私の人生には舞菜の1分1秒が必要なんです!」
は名言だ。一つ気になったのは、病気で舞菜が前列で踊るところを見られなかった時、それを
知らなかった事。えりぴよだったら毎日「舞菜」で検索したりライブの感想をチェックしたり
しそうなものだけど。あえて検索しないようにしている描写があったっけ。忘れてしまった。
何だかんだくまささんや基さんと仲が良いのも良い。僕もこういう仲間が欲しいなぁ・・・。

くまささんのセリフでは、特に「僕なんかのことを相手してくれるのは れおがアイドルって
仕事してるからこそだと思うから」が印象的だった。ちょっと違うけど、僕も、今でも好きな
新都社作家さんたちと交流できている事に対してこういうふうに思っているふしがあるな。
「いつが最後の生誕になるかわからない」と言えるところもすごい。盲目的に応援するのでは
無く、いつか迎えるであろう終焉も見据えながら応援する事ができるのって強いな・・・。
れおが以前所属していたグループも応援していたからだろうけど。長年応援しているからか、
アイドルと繋がっては出禁になっている要注意人物のイケメンがれおに対応してもらっていても
動じず、れおを信頼しているのがカッコ良かった。ファンとしては一番見習いたい姿勢だなぁ。
僕はたぶん基さんに近くて、すぐに相手の行動やその一言に動揺してしまうだろうから・・・。
まぁ「僕には空音ちゃんしかなかったのに その空音ちゃんには僕がいらないって」みたいな
思考はしないけど。相手と住む世界が違う事はよくわかっているから、僕は期待しないと思う。
自分が必要とされているなんて最初から期待しないから、基さんのように失望する事も無い。

原作とアニメの違いはいくつかあったけど、印象的だったのは4巻のフェスのせつない終わり方。
アニメではまだ喜びの方が上回っていたので。最後のれおの表情が印象的だったな。
でもこういうマイナス面がしっかり描かれているのはすごく良い。続きも読みたくなる・・・。
あと3巻のバレンタインイベントで、チョコはどう受け取れば良いかれなちゃんがえりぴよに
訊いた時、喉を痛めてしゃべれないえりぴよが長文をフリップに書いたのだけど、れなちゃんの
「クソオタ…」というモノローグがあった。れなちゃんはこんなキツい事も思うんだな・・・w

以上、面白かったです。アニメ化されていない5~6巻は読まなかった。2期で知りたいので。
アニメ2期、欲しいなぁ・・・。原作では眞妃の従妹の夏未や要注意イケメンが登場したけど、
このへんは2期になったらどう描かれるのかな。うーん、続きを読みたいけど、今は我慢しよう。
やっぱり良い作品だなと再認識しました。作者さんの他の作品も読みたいな。それではまた。

Web拍手

【漫画感想】2020年3月21日 私立!星乙女学園バニーガール学科1巻

はいこんばんはRM307です。今週は没先生の「私立!星乙女学園バニーガール学科」1巻の感想。
コミティアで出された同人誌です。Web連載分の1~3話のリメイクと描き下ろし漫画が2ページ。

1巻(現在は売り切れ)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=631575
Web版
http://bossanism.com/hosiotome.html

【あらすじ】
私立星乙女学園にはバニーガール学科、猫耳メイド学科など、ちょっと特殊な学科が存在する。
三角、ナギ、マユマユの三人は、今日も泣いたり笑ったり、叫んだりツッコんだりしながら
立派なバニーガールになる為精進している・・・はずだけど、メインは日常コメディだよ!

20200321_「私立!星乙女学園バニーガール学科」1巻

表紙はサイトのトップページ同様ナギが真ん中で嬉しい。表紙から飛び出している感じも良い。
ロゴもそうだけど、没先生はデザインがお上手だよね。僕はこういうセンスが無いので羨ましい。
あとこれはケチをつけている訳では無いけど、英訳タイトルが結構長くてちょっと面白かった。
ナギは髪の色の兼ね合いでセンターが多いのかな?と思っていたのだけど、裏表紙を見ると
紹介が一番上にきている。もしかして主人公ってナギだったの?!ずっと三角だと思っていた!
元気が良くてアホっぽいので・・・。単純に元気娘が主人公だと思ってしまうタイプです。

Webの旧版はアナログで描かれていたけど、本編はデジタルでオールリメイク。本になった事で
より漫画ぽさが増している(いや元から漫画なんだけど)し、上達されていてコミカルな表情の
表現力も上がっている印象。ただ個人的には初期のアナログの作画も絵柄もすごく好きなので、
どちらの作画も良いと思うし、できたらサイトでは旧版も残しておいてもらえると嬉しいなぁ。

【第1羽 バイト面接】
内容はWebで何回も読んだので特に語る事は無いんだけど、三角の面接で思い出した事がある。
以前司書補の資格を取った後、何度か司書や学校司書の採用面接を受けたのだけど、その中で
「印象に残っている本は何ですか?」と訊かれた事があった。「最近読んだ本は何ですか?」
という質問に対する回答は用意していたのだけど、とっさの事で頭が真っ白になり適用できず、
「村上春樹作品には大きくココロを動かされたからそう答えようか、でもにわかだと思われて
そこまで本に興味を持っていないのではと勘ぐられたらどうしよう・・・」と混乱してしまった。
結局何と答えたか覚えていない。今同じ質問をされても大して答えられない気がするな・・・。
という事で、パニックに陥った三角に共感したのだった。思い出せないよね、わかるよ・・・。
よく泣いている三角、ギャグ調の泣き顔が可愛いんですよね。こちらは今の絵柄の方が好き。

旧版とリメイク版のどちらの作画も良いと書いたけど、デジタル作画ではトーンや直線ツールを
使えるので、自分で補完せずそのまま摂取できる分、リメイク版の方が読みやすくて良いのかも。
作画のクオリティが高いと、シュールなコマはよりシュールに感じるし。ギャグ向きなのかな。

【第2羽 vs猫耳メイド学科】
こいつ・・・と思われそうだからあまり言いたくないんですが、純粋なバニーガールコスの時は
真っ先に胸の谷間に目が行ってしまう訳で。昔はそんな事無かったのにな!純粋に話の中身に
注目していたのに・・・まぁそれはともかく、新旧の谷間を比較したら描き方が違っていた。
旧版は寄せて上げるって感じだけどリメイク版はコスチュームを胸に当てただけに見えるな。
後者の方が現実に近いのかな?まったく詳しくないので間違っていたら申し訳無いんだけど。

猫耳メイド学科の成宮なるみさん、うさぎのフンのコマは、個人的には旧版の方が好きだな。
荒んでいる表情がとても良い。「こわ~い」を活かすならリメイク版の方が良いんだろうけど。
あと梅子さん、28ページではけんもほろろだけど、20ページでは笑顔を見られる。可愛いな。

でも2羽で一番良いのは男性に話しかけに行けないナギですね。普段はわりとオラオラ系なのに、
意外性があって良い!でも男性に耐性が無い、誰とも付き合っていないからといって、別に
僕にチャンスが生まれる訳では無いんだよな。はぁ、ナギと付き合っていろんな面を知りたい。
私生活では没先生のTwitterのヘッダーのような、可愛いおさげ姿も見られるのかなぁ・・・。

おまけページには狐耳巫女さんが描かれている。優しげな表情が可愛い!しっぽももふもふ。
このイメージとはぜんぜん違うけど、マユマユって狐ぽいですよね。ナギは狼、三角はわんこ?

【第3羽 真百合のデート】
尾行の為髪型を変えた三角とナギが可愛い!おさげ眼鏡良い!髪留めもギャップがあって良い!
あとまた胸の話をしますが、32ページのマユマユの胸、1巻の中では一番好き。大きい・・・!
そして同じくマユマユの、東大寺くんに髪に着けられたマリーゴールドの花を一瞬で取るコマが
1巻で一番好き。面白いwビデオで撮るマユマユも、ちょっと嬉しそうな表情が可愛いなぁ。

【おまけマンガ バニ学あるある】
大好きな三角の泣き顔を見られて良かった。いちいちしっぽをつけ替えるの、たしかに面倒だ。
最後ナギは何も言わないけど、ちょっとむっとしているのが面白い。血痕トーン、僕も使いたい。


以上、特に良い感想にならなかったけど。今後の連載の続きも楽しみですね。それではまた。

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【漫画感想】2020年2月15日 小学生にはまだ早い!

はいこんばんはRM307です。漫画回の今週は山辺麻由作の「小学生にはまだ早い!」の感想。
読むのは15年以上ぶり。たぶん僕が生まれて初めて触れた少女漫画だと思う。少女漫画の原点。

【あらすじ】
小学五年生の夏芽みらんの将来の夢は漫画家!男の子なんて乱暴で嫌い!結婚なんてしない!
そんなある日、友人が一目惚れした男の子に告白する場に同行する。しかし彼は友人では無く
みらんの方を気に入り、ほっぺたにキスして胸まで触ってきた!男なんてろくなもんじゃない!
という思いを強くした彼女だったが、両親から突然婚約者に引き合わされる。その相手はあの
男の子、朝永波留だった!そればかりか、波留たちはみらんの隣の部屋に引っ越してきて――!


あらすじを読めばだいたい内容がわかると思いますが、思いっきりオーソドックスな作品です。
男の子にセクハラされて最初は嫌いなんだけど、だんだん相手の良さに気づいて惹かれていく。
カッコ良い相手の事を好きな同級生女子からいじわるもされるんだけど、前向きに対処する。
相手とは一度離れるんだけど本当の自分の気持ちに気づき、最後には結ばれてハッピーエンド。
今読むと清々しいほどベタだなと思うけど、当時の僕にはこれが初めての少女漫画だったので
楽しく読めた。こんなに相手の事を嫌いなのに、好きになる事があるんだろうか?と純粋に
疑問に思いながら読んだなぁ。やっぱり少しずつ相手を認め、好きになっていく展開は面白い。

最初は相手から迫られていたけど、いつの間にか自分の方が相手の事を好きになっている展開も
好きだなぁ。終盤、もうすぐ引っ越して離れてしまう波留の気持ちを何とか引き留めようとする
みらんが可愛かった。照れる波留も良かったwそしてキスシーンも本当に幸せそうでとても良い。

あと女の子の絵柄もとても可愛かった。きらきらおめめに豊な表情、繊細な髪や影のトーン。
また、みらんの髪型や服装が毎回変えてあって凝っている!こういうところにも惹かれるなぁ。
20200215_小学生にはまだ早い!
それとタイトルロゴ、「早い」の部分が禁止の記号になっているのか!今になって気づいたw

以上、久しぶりで懐かしかったな。感想は短いですが、なかなか良かったです。それではまた。

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【漫画感想】2020年1月18日 少女少年Ⅴ

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回はやぶうち優先生の「少女少年Ⅴ」の感想。
十数年前に一度読んだ事がある。内容は忘れたけど、ラストシーンが大好きだった思い出。
Ⅰの感想http://rm307.blog.jp/archives/79800528.html
Ⅱの感想http://rm307.blog.jp/archives/80211827.html
Ⅲの感想http://rm307.blog.jp/archives/80546839.html
Ⅳの感想http://rm307.blog.jp/archives/80932565.html



【あらすじ】
女の子のような顔がコンプレックスな小学六年生の蒔田稔は、幼なじみの同級生植原茜の姉、
芸能活動をしているのファン。大事な記者会見をする為に自宅に戻ってきた彼女に会う為、
茜の自宅へやってきたのだが、そこで茜もデビューする事を彼女の父親から突如知らされる。
忍に憧れて伸ばしていた髪を切られ、姉と比べられるからタレントになりたくないと泣く茜。
そこで稔は、自分たちを女の子二人組のユニットとしてデビューさせないかと持ちかける。
すぐに了承されデビューが決まったふたりだが、稔にはある企みがあった。ユニットが売れて
人気が出た時に、生放送で稔が男である事を暴露し、茜の親父に一泡吹かせてやろう・・・と。


Ⅰ~Ⅲでは主人公が自分を好きな女の子に囲まれていた事が多かった。では三角関係、
そして今作では主人公と幼なじみとその姉、そして主人公にちょっかいを出してくる年上の
男性という新たなパターンが描かれている。この苅部豊が良いキャラしているんだよねぇ。
初対面で主人公のスカートをめくるなど一見軽薄に見えるんだけど、実は内面はすごく大人で、
主人公たちに大事なメッセージを伝えたり助けてくれたりする。まだ十代だろうに!すごい!
親子関係で悩んでいる稔や茜に言った「そんな大人に負けない子どもになれ」は良いシーンだ。

シリーズではが親子関係を扱ったシリアス寄りの話だったけど、今作はさらに踏み込んでいる。
別居状態で両親の家を行き来している稔、芸能事務所社長の父親に強引に振り回される茜と忍。
稔は子どもの気持ちを考えずに自分たちの都合を押しつける両親に対し、最初はどこか冷めて、
諦めて受け入れているのだけど、最後に豊の言葉を思い出し、自分の気持ちを素直に伝える。
結局両親の仲が修復しない事は変わらないのだけど、稔と両親の間にあった溝は少し埋まった。
僕の両親も離婚したから言う訳ではぜんぜん無いのだけど、大人の都合で子どもを振り回すのは
ホントやめて欲しいよな・・・子どもは何も我慢せず、気兼ねせず、伸び伸び生活して欲しい。
そうする権利がある。もちろん夫婦の仲が悪くなる事はあるだろう。離婚するのも仕方が無い事
かもしれない。それでも、その所為で子どもに負担をかけたり、子どもが自分の気持ちを押し殺す
ようになったりしたしたら嫌だな・・・。大人はどうでも良いけど、子どもが苦しむのは嫌だ。
でも稔も茜も忍も、屈折せず良い子に育ったよなぁ。豊ももしかしたら苦労したのかもな・・・。
「大人は自分たちを商品としてしか見ていない」というリアルな部分が見えたのも良かったな。

前述の通りシリアス寄りだけど、キャラが明るくて良い子なので読んでいてちゃんと楽しかった。
茜にとってコンプレックスだった忍自身も、父親から商品としてしか見られていない自分や、
魅力が上がっている妹に対しいつまでも父親の言いなりな自分にコンプレックスを抱いている。
でも最後に父親の反対を押し切って、海外留学を決める。髪を切ってすっきりした表情が良い。
未来をまっすぐに見つめている。このシーンの豊も良いなぁ。このふたりも結ばれて欲しい。

十数年前に読んだきりで内容を忘れていた為、正体をばらしてぶち壊す予定だったのに茜が
「仕事を続けたい」と言った時や、稔が母親といっしょに札幌に引っ越した時は少し驚いたな。
でも一度離れても稔と茜の想いが揺らぐ事は無く、稔は舞台を経験した事で、仕事への感じ方が
変わった事もきっと今後に良い影響を与えたのだろうな。たぶんどちらも良い経験だったのだ。
その後最終的には稔と茜がまたいっしょに居られるようになって良かった。でも、ミノリとしては
一度引退した稔が男の子として再デビューし茜とユニットを組むなんて、絶対にバレるでしょw
同一人物説も出たと書いてあったけど、そりゃ出るというか同一人物にしか見えない気が・・・w
稔の母親もミノリとは別人だと思っていたみたいだし、そういうものかと割り切るしか無いけど。
(にしてはクラスメイトには一発で見抜かれていたんだけどねwまぁそこは漫画だから良いか)

そして冒頭に書いたラストシーン。自分の想いを伝えた稔が茜と優しくキスをして物語は終わる。
ここ、子どもの時に読んで幸せすぎてめちゃくちゃせつなくなった。恋愛的な物語でせつなさを
覚えたのはそれが初めてだったかもしれない。久しぶりに読んだけど、やっぱり良かったです。
幼なじみ同士が結ばれるのも、時間をかけて両想いになるのも本当に好きだなぁ。羨ましい!

シリーズの主人公の中ではのつぐみが一番可愛いと書いたけど、ヒロインでは茜が一番かも。
正統派美少女の役どころは忍で、こちらも可愛いんだけど、時間経過によってだんだん性格が
丸くなるという本来の意味ではツンデレな茜がめっちゃ良かった。こんなに可愛かったっけ?!
不安そうな顔もいたずらっぽい顔も可愛い。中でも一番可愛かったのは、仲違いしていた稔が
久しぶりに話しかけてくれて安心した時の泣き顔!!!めちゃくちゃ可愛い!!!著作権侵害に
なるかなと思って今まで本編の画像を載せていなかったのだけど、今回は引用させてください。
20200118_少女少年Ⅴ
他にも「あたしのため…だよね」の表情や、恋人岬で遠くを見つめる表情もすごく良かったなぁ。


以上、ストーリー面では今までのシリーズの中では一番楽しめたかも。面白かった!それではまた。

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2019年12月21日 少女少年Ⅳ 感想

はいこんばんはRM307です。今週は漫画回、今回はやぶうち優先生の「少女少年Ⅳ」の感想。
僕が初めて読んだやぶうち優作品。もともと単行本を持っていて、読むのは六年ぶりぐらい?
Ⅰの感想http://rm307.blog.jp/archives/79800528.html



【あらすじ】
白原允(みつる)の特技は女装。レディースデーなどは、女装姿でサービスを享受していた。
ある時芸能事務所のマネージャーの村瀬からスカウトされる。最初は允を女の子だと思って
声をかけた村瀬だったが、男子小学生だと知った彼は女装してタレントにならないかと誘う。
允はお金に目がくらんでデビューを決め、さっそくCMのオーディションを受ける事になった。
そのCMに出演する相手役は、芸能活動をしている同じクラスの、良く思っていない藍沙だった。
藍沙への気持ちを正直に語った允は彼女との共演が増えていき、少しずつ藍沙へ惹かれていく。
しかし藍沙には幼い頃から好きな相手が居るという。もしかしたらそれは、親友の雪火――?


親友が恋のライバルなのか・・・?と思って読み進めていたら違って好きな子と両想いになり、
もしかして親友の主人公への気持ちも恋なのか?!BLか?!とどきどきできるのが好きだなぁ。
初めて読んだ時、相手の好きな子は実は主人公だった!とわかったところは嬉しかったなぁ。
また、両想いになってゴールじゃなくて、そこから正体をばらしてわかり合うところまでが
描かれているところも好きなのかもしれない。恋するだけじゃなく、ちゃんと相手に向き合う。

允が女装した姿のつぐみ、思い入れもあるのだろうけど、シリーズでは一番可愛い気がする。
作中でも村瀬が語っているけど、男性だからわかる女性の可愛い仕草をしっかり心得ていて、
その所為か何気無いポーズが女の子ぽくてめっちゃ可愛いな!と思うコマが多かった気がする。
107ページの1コマ目とか、最後のページのコマとかすごく好きだな。特に前者は素晴らしい。
前傾姿勢とか足の向きとか、すごいな・・・!僕は棒立ちしか描けないので大変勉強になった。
というか、もちろん元からお上手なんだけど、今作では女の子の可愛さが増している気がする。

正統派ヒロインポジション枠も相変わらず可愛い。藍沙は主人公と結ばれるのが良いですね。
」のるりが恋を諦め仕事を選んだ事を考えると、報われて良かったなぁという気持ちになる。
終電にはかえします」の感想でも書いたけど、毛量の多いキャラって一度描いてみたいなぁ。

Ⅰ~Ⅲは「最後は元の生活に戻る」事を意識して描かれたそうだけど、今作では藍沙の希望も
あり、允はこれからも芸能活動を続ける(ただし声変わりまでだろう)という選択になった。
そして最後の2ページがすごく良いんだよね。1話の冒頭と同じく、けれど今度は三人になって
街を歩いている。その途中でレディースデーである事を知り、允が抜け出しつぐみになって戻る。
喜ぶ藍沙と呆れる雪火、「だって今日はレディースデーだも~ん!」で締める。めっちゃ良い!
決着をつけて元の生活に戻る展開も好きだけど、この変わった日常がまだまだ続いていきそうだ、
というラストも好きだなぁ。ラストでいえば、「」もすごく良かった記憶がある。楽しみだ。

以上、面白かったです。先々週4000字近く書いた(まぁ内容のおさらい部分が多かったけど)
青い花」8巻の感想のアクセス数が0で少しがっくりきた事もあり、今回は短めに(1000字)。
でもシリーズの中では一番好きな面白い作品です。やっぱり楽しかったな!それではまた。

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2019年12月7日 青い花8巻 感想

はいこんばんはRM307です。今週は読書回、今回は志村貴子先生の「青い花」8巻の感想です。
最終巻!2017年から読み始めたこの作品とも今回でお別れ。寂しいなぁ。もっと読みたかった。
3巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78078877.html
4巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/78693186.html
5巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/79156982.html
6巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/79634959.html
7巻の感想:http://rm307.blog.jp/archives/80383586.html

青い花(8)(完) (Fx COMICS)
志村貴子
太田出版
2013-09-12


【主な登場人物とその関係】
あーちゃん(進級して落ち着いてきた主人公、幼なじみのふみと付き合う事になったが悩む)
ふみちゃん(あーちゃんの幼なじみ。何度かの失恋の後、初恋だったあーちゃんと付き合う)
井汲さん(あーちゃんの友人。杉本先輩に片想いしていた。幼い頃は康ちゃんが大好きだった)
康ちゃん(井汲さんの許嫁。井汲さんの事を真剣に想っている)
杉本先輩(ふみの先輩。学校の王子様的な存在だった。卒業してイギリスに留学中)
山科先生(あーちゃんたちの学校の先生。家族を説得して大野さんの姉と同棲する)

相変わらず感想部分が少なくて本編の説明や引用が多いんだけど、好きなところを紹介したい
と思うとどうしてもこうなっちゃう・・・。本当に感想文が下手だなぁ・・・。まったく成長しない・・・。


まず松岡女子トリオのエピソード。中学の演劇部時代、三年生が卒業して仲の悪かった二年生と
衝突し全員で部活を辞める。なるほど、僕は帰宅部だったからまったく経験が無かったけど、
こういう事ってあるんだなぁ。漫画のネタの為にも何か部活に入るべきだったかもな・・・。
そんな彼女たちも高校では良い後輩を持てて良かったな。演劇コンクールでも成功して良かった!

7巻で、ふみちゃんに「あーちゃんのしたい事をしたい」と言われてしたい事が出てこなかった
あーちゃん。ふみちゃんと居るのが楽しい事ばかりじゃなくなってきて、この関係が心配だった。
あーちゃんはふみちゃんに「ふみちゃんの好きとわたしの好きってちゃんといっしょなのかな」
と言う。それに対しふみちゃんは「好きになったのがあーちゃんでよかった」、「あーちゃんと
お別れする日がきたとしても絶望しないで生きていけそう」と答える。でも絶対つらいよね。
もう何回も書いたと思うけど、ずっと仲の良かったこの関係が失われて欲しくないよ・・・。

あーちゃんたちは修学旅行でロンドンへ行く。自分も行きたがるふみちゃんに、あーちゃんは
「ふたりで卒業旅行しよーよ」言う。この時のあーちゃんの笑顔が可愛いなぁ。嬉しすぎて
ぷるぷる震えるふみちゃんも可愛いw「うれしすぎて泣いちゃうかと思った…」のもわかる。
その夜のおしっこが漏れそうになる夢wあーちゃん面白いw夢の中では卒業時と変わっていない
杉本先輩の容姿が嬉しい。やっぱり杉本先輩はこの王子様的なスタイルが良いよ・・・魅力的。

そんな杉本先輩とイギリスで再会する。髪がめちゃくちゃ伸びて女性ぽくなっている・・・!
正直ぜんぜん魅力無いです!!!高校時代のショートの方がぜんぜん好きだったなぁ・・・。
井汲さんはどうだろう?と思ったけど、もう杉本先輩の事からはすっかり立ち直っているみたい。
良かった。というか、卒業したら康ちゃんと結婚するらしい!そうなんだ!めっちゃ嬉しいな!
7巻のつないだ手、そこから希望を見出したかったけど、まさかこんなに早く結ばれるとは!
康ちゃん良かったね・・・。杉本先輩の言う通り、本当に井汲さんはきれいになったと思う。

「ふみにひどいことしちゃった」と言う杉本先輩に対し、あーちゃんは「わたしいまふみちゃんと
つきあってるんですよ」と言う。驚き「いつから意識しはじめてそうなるに至ったの?」と訊く
杉本先輩に、あーちゃんは「ふみちゃんに告白されて わたしもふみちゃんのこと好きだし
告白されたのなんて生まれてはじめてだし ふみちゃんのこと傷つけたくなかった…」と答える。
自分の中に受け身の気持ちしか無い事へのショックか、涙を浮かべるあーちゃんがせつない。
杉本先輩の質問は誰もが気になるであろうもっともな事で、あーちゃんは初めてそれに答えた。
そこで自分の気持ちをはっきりと自覚してしまう。終盤で持ってくるのが上手いなぁ・・・。
そして帰国したあーちゃんから別れを切り出され、一人になった時に涙を流すふみちゃん・・・。
やっぱりそうなったか・・・。覚悟はしていたけどため息が出て、少し考え込んでしまった。
今回も一冊を数日に分けて読んでいたのだけど、気が重くてしばらく続きを読めなかったな。

推測するに、別れというよりあーちゃんは自分の気持ちを素直にふみちゃんに話したのだと思う。
ふみちゃんから「今まで通りでいよう」と言ったらしいので。周りはその破局を誰も知らない。
破局=お別れじゃなくて良かった。それまで通り友だち関係でいてくれたらまだ救われる。
でも実際そんなにすんなり友だちに戻れるかというときっとそうじゃないよね。難しいと思う。
それでもちゃんと元気になると誓ったふみちゃん。つらいだろうけど、その方が僕も嬉しい。

そして月日は流れ、あーちゃんたちの卒業式。お祝いする大野さんの明るい笑顔が可愛いな。
あーちゃんとふみちゃんが笑顔でやりとりできているのも嬉しい。帰り道、あーちゃんは
ふみちゃんに「あたしのことまだ好き?」と訊く。ふみちゃんは「あーちゃんのことなんて
好きよ」、「ずっと好き……大好き」と泣きながら答える。「~なんて嫌いよ」じゃなくて
「~なんて好き」という言葉の使い方が良いなぁ。本当にあーちゃんの存在は光なんだ・・・。
実はふみちゃんの気持ちに対しては懐疑的な事が多くて、あーちゃんに比べたらそこまで好きな
キャラでは無かったんだけど、終盤も終盤になってやっとふみちゃんを好きになれた気がする。
本当につらい日々だとは思うけど、ずっと希望を捨てないで欲しい、諦めないで欲しいと思った。

その後あーちゃんに異変が訪れる。進学後に見かけたふみちゃんの隣に知らない女の子が居た。
楽しそうなふみちゃんを見て、心の奥が焦げつく。どうかその気持ちが愛でありますように・・・!

そこからまた時は流れ、ラスト杉本先輩。かつて片想いしていた各務先生と姉の幼い娘ちゃんに
「学校の先生だけは好きになっちゃだめよ?」と言う。その冗談の意味をこの姪っ子が知る日は
くるのだろうか・・・w杉本先輩ともこれでお別れかぁ。好きなキャラだったから寂しいな。
彼女がいつか自分の幸せをつかむ日もくるのだろうか。もっと見ていたいキャラだったなぁ。

杉本先輩が帰国したのは井汲さんと康ちゃんの結婚式に出席する為。続々と集まるかつての
友人たち。上田さん大人っぽいなwそういえば上田さん、初登場児から絶対裏があるキャラで
いつか局面を引っかき回す役回りだと不安に思っていたのに、結局何も無い普通の子だったな。
絶クレでいうところのミカエルタイプだった。ちょっと拍子抜けだったかも。でも良かった。

ウェディングドレス姿の井汲さんが幸せそうで本当に良かった。嬉しいなぁ。末永くお幸せに!
ふたりの結婚には井汲さんのお母さんが尽力したという。関係も修復できたのかな、良かった。
大野さんも大人っぽくなっているなー!もうあの頃の元気娘は居ないんだ、と思うと寂しいけど。
大野さんはお姉さんと山科先生に結婚式をあげたいか訊くと、ウェディングドレスは着たいと
返ってきた。大野家は腫れ物に触るような扱いで、山科家も同性愛を否定するような扱いを
受けているところがあるけど、ふたりが理解を得て幸せに暮らし続けてくれたら良いな・・・。
そしていつか結婚式を挙げられたらな。その時は家族みんなが出席してくれたらなお良い。
あと山科先生に片想いしていた新聞部の部長も。素敵な人と出逢って幸せになって欲しいな。
あーちゃんの兄とモギーの付き合いも順調に続いているようで何より。こちらもお幸せに!

そしてあーちゃんとふみちゃんも久しぶりに再会する。いつもと同じような会話で安心した。
以前ふみちゃんと知らない女の子が歩いている様子を見たと告げるあーちゃん。ふみちゃんは
その子の事を楽しそうに話すのだけど、あーちゃんはそれを聞きながら一つの答えに行き着く。
そして「その人の話聞きたくないかも」と言い、ふみちゃんに「ふみちゃんが好き」と伝える!
少し重くなったふみちゃんとの場所は、離れた途端に空洞になり、すぐに嫉妬が埋めたという。
号泣して涙や鼻水でぐちゃぐちゃになるふみちゃんの泣き顔が可愛くて、愛おしくて、ココロから
良かったなぁという気持ちになった。本当に良かったねふみちゃん!!!一人でよく頑張った!
そんなふみちゃんに「ふみちゃんはすぐ泣くんだから」とこぼすあーちゃん。幼い時、高校で
再会した時にもかけてもらった言葉。その言葉が今までの道のり、そしてこれからも光となって
照らし続けていくのが素晴らしい。いつまでもあーちゃんがふみちゃんの光でありますように!
ふたりはお互い一度離れる事が必要だったのだなぁ。時間はかかっても、この結末は嬉しい!

ただ、初めて告白されたあーちゃんは、もしかしたら幼い恋の延長であるのかもしれない。
その気持ちがまた揺らぐ事もあるのかもしれない。あーちゃんは告白を呪いだとも言った。
その呪いが解ける事もあるのだろうか。あるいは純粋な愛に昇華されていくのだろうか。
正直に言うと、ふたりの今後が心配じゃない訳では無い。あーちゃんは初めての恋愛だし、
ふみちゃんも結局のところ恋愛依存的なところがあるし。だけどそれでも、信じたいと思った。

嫉妬を知ったあーちゃんは「人を好きになることがこんなにみにくいことだと知らなかった」
と思う。わかる。僕も同じように嫉妬をして、同じように自分の醜さを自覚してつらかった。
でも自己弁護する訳じゃないけど、そんなに醜いと感じなくても良いよあーちゃん。当然だよ。
好意、愛という光があるならば、嫉妬という影ができても仕方が無いんだ。でも影は影だよ。
これからもふたりの間をたくさんの光で満たして欲しい。ずっと幸せで居てね!おめでとう!

以上、あーちゃんとふみちゃんがお別れしてしまうんじゃないかという不安が常にあったから、
ふたりがいっしょに居られるようになって本当に良かった!悲しい終わりも覚悟していたからね。
大好きなキャラが幸せになる!なんて喜ばしい事だろうか!以前も書いたけど、あの作品の
ふたりにも、こうやってもっと早くいっしょに居られるようになって欲しかったんだ・・・。

二ヶ月に一回だったけど時間をかけて読んでいた作品だったので、キャラに愛着が湧いていて、
これでお別れだと思うととても寂しい・・・。この物語はもうここで終わりなんだよなぁ・・・。
大好きな彼女たちの物語の続きを知る事ができないのが悲しい。みんなとまた逢いたいなぁ。
本当に面白い良い作品でした。また憧れる百合作品が一つ増えてしまった・・・。この作品と
出逢えて本当に良かった!キッカケをくださった方、ありがとうございました!それではまた。

Web拍手

ここからは「百合少女交響曲♪」の展開のネタバレを含むので、知りたくない人はご注意ください。

この作品は百合だけど、男女の恋愛が描かれているのも良かった。百合作品で男性を絡めても
良いんだ!と背中を押された感じ。僕も「百合少女交響曲♪」で描きたいと思っていたので。
ただ百合好きの読者さん方からはすごく抵抗があるだろうなぁ・・・そこをどうするか悩ましい。
まぁどのみちずいぶんと先の話なので、その時がきたら考えよう。続けているかもわからないし。
あと、最終話の舞台が結婚式というのも同じだなwまぁまだ僕の方は描いていないんだけど。
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