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主に読み返した不死鳥作品や作った料理、他に小説や漫画や同人誌などの感想ブログ。

漫画

【漫画感想】2021年11月20日 ガラスの瞳で覗かせて 3話

はいこんばんはRM307です。今週は井上きぬ先生の「ガラスの瞳で覗かせて」3話の感想です。

【3話「パーティと失くし物」あらすじ】
パーティで待ち合わせるノイユディット。しかし浮かない表情で現れたユディットは、ノイに
カペラが消えたと話す。隠れていたカペラは、ふたりがキスするまで戻らないと言うが・・・。

パーティに現れたユディット、もう可愛い。2話の感想でも書いたけど、「た たっ」のコマ、
口に手を当てて笑っているコマのようなデフォルメ顔が最高!目と口のかたちが良いのかな。
「盗難は困りますが!」の指をばってんにするジェスチャーも可愛い!!!現実のどうでも良い
人間や芸能人などがしていたら嫌悪感を覚えるけど、漫画の好きなキャラだとただただ萌える。
一見素敵な大人のお姉さんだけど、カペラを連れ歩いていたり可愛いジェスチャーをしたりと、
幼い面もあるのがぐっとくる。結婚したい・・・いや一番はノイと結ばれて欲しいけど・・・。
逆光で微笑み、手を差し伸べるコマも可愛すぎる!!!ノイはこんな女神を前にしてよく平然と
踊れんな!!!僕だったら胸を抑えて倒れるわ。あるいはとっさに求婚してしまうかも・・・。
僕がこんな光景を見たらユディットを一生離したくないな・・・永遠に保存しておきたい表情。

口をへの字に曲げたカペラも可愛いなぁ。むすっとした顔にこんなに惹かれるキャラは珍しい!
「せいぜい楽しませてくれよ」の悪い顔も良かったwそして一番好きだった表情は、ノイに
見つかったときの照れたような焦り顔、「他の男はやだ」の前の堪えるような不安そうな顔。
きゅんきゅんする。ユディットももちろん可愛くて美人で性格も良くて好きで結婚したいけど、
やっぱりカペラの可愛さは突出しているなぁ。魅力的な表情や瞳。この絵柄が大好きなのだ。
小さな身体の中に可愛さがぎゅっと詰まっている感じ。どこにそんなエネルギーがあるんだ、
と驚くくらいパワフルに動きそして可愛い、幼い子どもの魅力が彼女に再現されているのかも。
20211120_ガラスの瞳で覗かせて3話
出典:ハルタ 2021-MAY volume 84 885ページ 「ガラスの瞳で覗かせて」3話より
手を焼かせるカペラだけど、ノイの怪我を心配してくれる優しさもある。何だかんだで良い子!
「キスしないと戻らない」と持ちかけながらも、「もう戻らなくていいならそれでいいけどさ」
と諦めも覗かせるカペラ。興味もユディットへの愛もあるけど、やるせなくて捨て鉢になって、
そして寂しい、彼女のせつない心境が伝わってくるようだった(間違っていたらすみません)。

なのでノイがそんな彼女を必要としてくれて、カペラと居るユディットが好きだと言ってくれて
嬉しかった!カペラも良かったね!そう、いくつになってもずっといっしょに居て良いんだよ!
カペラがノイに「私はお前じゃないと嫌だよ」と告げるのも良いシーンだなぁ。この時カペラが
後ろ姿なのもまた良い。驚いて照れるノイも可愛かったwこのコマもとても好きなデフォルメ。
そしてユディットの額にキスしてカッコ良いセリフを!やるぅ~!1話からノイやカペラの瞳に
人物が映る描写は多かったけど、ここで初めてユディットの瞳にノイが映ったのも良かった。
しかしノイは言動も行動もイケメンだ・・・僕には一生無理だわ・・・。1話の感想で「ノイは
あまり経験が無い方なのかな」と書いたけど、ぜんぜんそんな事は無さそうな感じだったぜ!

ラストで鼻血を出したユディットも可愛かったし、このページはカペラの表情もどれも可愛いw
カペラが望む、一気に進展する仲にはならなそうだけど、個人的にはじっくり距離が近づく方が
好きだし、カペラにも長い間見ていて欲しい。近づいてからも、ふたりの面白いやりとりは
きっとたくさん見る事ができると思うので、いつまでも三人で楽しく暮らして欲しいな・・・。

でもカペラはあんまり派手に行動しすぎると、ノイが疑われそうだから気をつけてね・・・w
今回も的確に探し出せたノイが隠したと思われないかと心配だったwけれどノイとユディットの
間には、すでに信頼が芽生えているようだったので杞憂だったな!羨ましい関係だなぁ・・・。

以上、楽しめました!続きが読めたら、また三人と逢えたらとても嬉しいです。それではまた。

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【漫画感想】2021年11月13日 ガラスの瞳で覗かせて 2話

はいこんばんはRM307です。今週は井上きぬ先生の「ガラスの瞳で覗かせて」2話の感想です。

【2話「再会と水遊び」あらすじ】
ユディットとくっつかせようとするカペラの悪巧みに手を焼くノイ。そんなカペラはどうやら
水が好きらしい。覗きよりももっと面白い事を教えようと、ノイはプールである行動に出る。

朝起きたら船室に大量の水が。嫌すぎるwwwそりゃ沈没したのかと慌てるよw心臓に悪いw
時代がよくわからなかったけど、1話で会話に「ロボット」が登場したり、きれいな内線電話が
あったりするので、現代なのかな。「おもちゃとお茶を」ではかなり古い年代の電話だった。

水を前にしたカペラは可愛い!動けるようになり、今まで見ているだけだった世界の様々な
面白いものに触れられるんだから、そりゃはしゃいじゃうよねw子どもっぽくて良いと思う。
これからもずっといっしょに様々な場所へ旅をして、様々な体験をさせてあげたいなと思った。
20211113_ガラスの瞳で覗かせて2話
出典:ハルタ 2021-APRIL volume 83 501ページ 「ガラスの瞳で覗かせて」2話より
扉絵の目を輝かせた表情、捨てられて不満げな表情、水遊びがバレた時の表情、ホースで水を
かけた時のジト目、ノイに捕まった時の表情、水に浮かべられて宝石のように目を輝かせたり
満足そうだったりする表情、ふたりをにやにや眺める表情、怪しむノイにそっと微笑む表情も、
良くて可愛かった。プールから抱き上げたユディットに向けた表情も好き。自由奔放だけど、
この表情から感じるユディットへの慈しみもカペラの一面なのだなぁ。ノイに叱られた瞬間や、
水に浮かべられた瞬間、最後のページのタオルを被ったデフォルメ顔もとても可愛かったな。

ユディットのブロンドヘアもとても美しいなぁ・・・。細かく描くのがすごく大変そう・・・。
上着を脱いだ時、楽しそうなカペラを見た時の表情も良かった。この驚いた時の表情、すごく
ヴァイオレット・エヴァーガーデンみたいだなと思った。どちらも金髪で作画が良いからかな?
しかしユディット、胸が大きくて嬉しい・・・。至高の谷間。まだ見ぬ春の迎えかた」2巻の
感想
でも書いたけど、井上きぬ先生の可愛い絵柄で水着姿を見られるの、嬉しすぎる・・・!
好きな絵柄なので、普段イラストやアニメで目にする水着が及ばないどきどきがあります。
カペラにプールに落とされたコマでは、おしりも見る事ができてありがたかったです(?)。
あと大人っぽい表情だけじゃなく、「お願いします」のデフォルメ顔もとても可愛かったな。

カペラをプールで遊ばせてあげるノイは優しい!僕だったらもっと冷たくあしらったと思うw
一応周りの目は気にしていたようだけど、それでも見つかったら変人に思われてしまうものね。
でもユディットに見つかったw彼女に嫌がらせだと思われないかかなり心配だったのだけど、
純粋だったようでノイが疑われなくて良かった。もしかしたら、カペラの満足げな表情を見て、
彼女が動いていると知らなくても、喜んでいると伝わったからノイの言葉を信じたのかもなぁ。

それと過去作の感想でも書いたけど、「今捨てただろっ」の次のコマ(すねた表情が可愛いw)
のような独特の間が感じられるところが作者さんの魅力なんじゃないかと思っている。好き。

以上、1話の作画ももちろんぜんぶ良かったけど、2話はさらにそれを超えてくる素晴らしさで
良かったです。表情も良いし、プールでは水の表現と、霧雨のような細かい水滴を浴びた時の
あの心地良い感覚を思い出すような、透明感ときらきら感が伝わってきました。それではまた。

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【漫画感想】2021年11月6日 ガラスの瞳で覗かせて 1話

はいこんばんはRM307です。今月は不死鳥作品感想をお休みし、一年ぶりに商業作品の感想を。
「ハルタ」82~84号で短期集中連載された、井上きぬ先生の「ガラスの瞳で覗かせて」です。
昨年連載された作品「おもちゃとお茶を」に続き、動くドールをテーマにした作品。全3話。

【1話「出会いとディナー」あらすじ】
豪華客船での旅行中、お嬢さまのユディットと出逢ったノイ。彼女を食事に誘い浮かれるが、
彼の部屋に突然ユディットが大切にしている人形のカペラが現れる。何でもこの船に乗ってから
動けるようになったらしい彼女は、ノイとユディットをくっつける為に悪知恵を働かせ・・・。

ユディットの登場シーン、めっちゃ可愛い~!!!美人すぎる!お近づきになりたい・・・!
2のひと先生の描かれる女性キャラもそうだけど、鼻筋をしっかり描いて可愛い絵柄に憧れる。
物腰が柔らかで返答が落ち着いたトーンのお嬢さま、社交には慣れているのかもしれないな。
お付きの女性も居るし、苗字も名乗っていないし、実はかなり高貴な身分なのでは・・・?
でも常にカペラを携えて愛でているところにギャップがあって良い。とても純粋な人なのかも。
この年齢で身分も高かったら、人前でそんな様子を見せるのはなかなか勇気が要りそうなので。
ノイの部屋まで迎えにきたり、食事をもぐもぐしたりしている時の表情が好き。輝いて見える!
ノイがおなかに倒れ込んだ時、その後の照れた表情も可愛かった。顔を赤らめている様子が
本当に可憐で、この人の近くに居られるなら何だって差し出しても良いと思わせる魅力がある。
20211106_ガラスの瞳で覗かせて1話
出典:ハルタ 2021-MARCH volume 82 515ページ 「ガラスの瞳で覗かせて」1話より
カペラも可愛い!人形モードのおすましした顔も可愛いけど、生き生きと動いている時の表情が
どれも素敵。「おもちゃとお茶を」のレネットがしないような悪い顔も見られて嬉しかった。
悪い大人は嫌いだけど、子どもから大人にいたずらされるのは許せちゃうので良いですねw
「人形苦手なんだろ」のコマ、ノイが返答に詰まったコマ、ユディットに頭をなでられたコマ、
身投げしたと勘違いしたノイをより気に入ったかのようなコマの表情もとても可愛かった!
ベッドまでぜんぶ覗きたいカペラ。どういう経緯でそう思うようになったのだろう?気になる。
ユディットがうぶな印象だからその反動かな。あるいはユディットの深層心理だったりしてw

一番好きなコマは、ユディットに頭をなでられたカペラが微笑むシーン。昔から言っているけど
大切に思っている相手と別れる展開が苦手なので、そうそう、大人になったからといって無理に
手放したりしなくても良いんだよ!これからもずっといっしょに居て欲しい!と強く思った。
違う意味でぐっときたコマは、ユディットにノイが倒れ込んだシーン。このコマのユディット、
胸から下半身のラインが柔らかそうで、めちゃくちゃエロスを感じてしまった(すみません)。
ドレスが薄く、身体のかたちがわかってしまいそうなところもどきどきした。羨ましい!!!

ユディットもそうだけど、ノイの反応も初々しかった気がした。あまり経験が無い方なのかな?
あと女性に慈しみを求めている反応のように思えた。何となくだけど。ノイの過去も知りたい。

海から落ちそうになった時、カペラはノイの差し伸べた手に対して遠慮する素振りを見せた。
自分で上がれると思っているなら、もっとはねのけるような強気の表情になりそうな気がする。
ユディットがもういい歳だからカペラを手放そうかと思っていると言っていたけど、カペラも
それがわかっているから、落ちても良いと思っていたのかな。そうだとしたらせつない・・・。

以上、大好きな絵柄が魅力的に動いている様子を読めるのはやっぱり嬉しいな!それではまた。

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【漫画感想】2020年12月19日 高畠エナガ先生の単行本未収録作品

はいこんばんはRM307です。最後の漫画回、今月は高畠エナガ先生の単行本未収録作品の感想。
商業作品は前回で読み終わったと思ったのですが、Web掲載作品はまだ読めると知ったので。
こちらのブログがまとめてくださっていました。たいへんありがたかったです!読めて嬉しい!


アンジェラ
http://sdgo.cdn.cloudpublisher.jp/view.php?p=e021c19267fc354b0b09cc9a9835f528
目覚めた時の蠱惑的な顔など、アンジェラの表情が良かった。サービスシーンも良かった。
コミカルな描写からの悲しいラスト。アンジェラのデータが無事に復元でき、新しいボディで
主人公といっしょにいつまでも暮らし続けて欲しかったな・・・。でもせつないけど良い話。

Halloween Night
http://sdgo.cdn.cloudpublisher.jp/view.php?p=c85996e073ffe6416fb8121008af1a47
大きなアンドロイドも小さなアンドロイドも可愛くて良かった。どちらも髪型が好きだなぁ。

Yamato -Rate 14-
http://sdgo.cdn.cloudpublisher.jp/view.php?p=0cdf49aa6d16814d1e984b5cecb8786c
来客前にアンドロイドと入れ替わり、命令され隷属する事に悦びを見出す主人公!エロい!
巨乳のメイド服姿といいぞくぞくしている表情といい、めっちゃえっちで正直興奮しました。
しかし「Latin」と同じ世界観の作品は多かったのだなぁ。1冊になるくらい描いて欲しかった!

冴島さん
http://sdgo.cdn.cloudpublisher.jp/view.php?p=f27d2cf6fe92dc435ba87ec5b2522650
100-HANDRED-」に登場した映画鑑賞好きの冴島さん。野暮ったいぼさぼさ髪がキュート。
僕は映画館で映画を観た経験がかなり少ないし、疲れている時はまぶたを閉じたくなるので
共感する事はできなかったけど、くたくたになっていながらも映画を楽しめたようで良かった。

猫又荘の食卓 番外編・夏
http://sdgo.cdn.cloudpublisher.jp/view.php?p=9gzi3sr8d8z55isgmum2wuwr0suanks7
ノノ成長していない?とてもスタイルが良くて、薄着だと余計にどきっとしてしまう。可愛い。
寝ている時に隣でこんなに艶っぽく微笑まれたら眠れなくなっちゃうよ・・・!羨ましいな!

Latin 番外編
短編では一番好きだったので、またラテンと逢えて嬉しい!ウェーブのかかった柔らかい
髪が可愛いな。そうそう、旧型でスタイルが悪いように思えても、ラテンはとても魅力的だよ!

人魚の花籠
http://sdgo.cdn.cloudpublisher.jp/view.php?p=6psli5tfnwbb8v6mea9zpv4no0aj2937
大人っぽいセクシーなエミルさんが魅力的!民もとても可愛くて良かった。魚部分がえっちぃ。
たくさんの人魚たちもみんな良い・・・。どんな話になるのか、最後まで読みたかった・・・。


以上、数ページの短い話が多かったけど、好きなキャラをまた見られたりして楽しかったです。
エナガ先生の商業作品はこれで本当に終わり。以前も書いたけど、もっと読みたかった・・・。
こうして以前と変わらず読む事ができているのだから、亡くなった事がまだ信じられなくて。
とても寂しいし惜しい。今年読んだ事で、余計につらくなってしまった・・・。それではまた。

Web拍手
漫画感想も今回で終わりです。長年積読していたエナガ先生の漫画や「少女少年」シリーズを
読む事ができて良かったな。冬目景作品も読み返したいんだけど、どうしようか・・・うーん。

【漫画感想】2020年11月21日 GODSPEED 2巻

はいこんばんはRM307です。漫画回の今週は高畠エナガ先生の「GODSPEED」2巻の感想。

【あらすじ】
天使の生贄となった利乃を連れ、天使アマルダの放った追手と戦いながら、オリヴィエ
利乃たちリベリを元に戻す手がかりを探す。しかし戦闘中に、利乃は天使として蘇ってしまう。
彼女が天使になっても守り続ける明に、蘇った原初の天使アクアは自分は敵では無いと言う。
そして造物主の力の存在、それを取り込む事ですべてのリベリを救えるかもしれないと伝える。
だがアマルダの目的もまた造物主の力だった。明と彼を育てたアマルダの最後の戦いが始まる。


天使ヒューゴとの戦い、相手の力を逆手に取り、重力のリングを連ねて反撃したかと思ったら
能力の持ち主には効かない、でもリンゴを落とす事でそれを突破するという展開が良かった。
天使を倒す事になったのが、人間の原罪である知恵の実と噂されているリンゴだったのも良い。

あと、重力に押しつぶされている時のオリヴィエのおしりがめっちゃえっちで良かった・・・w
戦いの後の決めポーズ、夕食時の真剣な表情や明に頭をなでられている時の顔を赤くした表情も
とても可愛かった。こちらもリンゴのようなほっぺたが素敵。赤くなっている鼻の頭もグッド。
アクアが傷を治す力のある聖水(という名の唾液)で明を舐めている時の焦った表情も可愛いw
最終話のひっくり返った姿の下半身もえっちだった。オリヴィエ、もっといっぱい見たかった!
20201121_GODSPEED2

そんなヒロイン的な立ち位置だったオリヴィエだけど、最後にアマルダに持っていかれた感が
あって可哀そうだった!また独りぼっちになるのが嫌だと泣いていた彼女が、明が造物主の力を
使っても分離せずいっしょにいられたのは嬉しかったけど、最後にもっと見せ場が欲しかったw
明が取り込んだ天使のエアも分離せず残っているのも良かったw「100-HANDRED-」のラストを
思わせるにぎやかさにほっこりしたな。平和になった世界での彼女たちももっと見たかった!

愛していた子どもたちを生け贄にする苦しみ、それでも自分には”楽”の感情しか無いゆえに
精神がぼろぼろになっていたアマルダ。そんな彼女を救う事で世界を救った展開も面白かった。
でも1巻で人間を奴隷のように使役していた彼女の姿を見ているからな!彼女も苦しんでいて、
ただ幸せでささやかな世界を望んでいただけだったと言われても、完全に同情はできないかな。
エピローグで天使の力を取り、無事に人間として蘇った彼女だったけど、これまで痛めつけたり
生け贄にしたりしてきた人間たちと仲良くやっていけるのか心配だ。幸せになって欲しいけど。


以上、強大な天使たちに対し、2巻でどうやって決着をつけるのだろう?と思っていたけど、
きれいにまとまっていて個人的には良かったです。もちろん作画も、終盤の細い線が特に好み。
一体化した悪魔のオリヴィエ、天使のエアの力が目に表れている明のコマもカッコ良かったな。
女の子が可愛いから日常系作品も楽しいけど、やっぱり先生のメカやバトルは素晴らしい。

これでエナガ先生の作品はすべて読み終わってしまった・・・寂しい。もっともっとたくさんの
作品を読みたかったなぁ・・・。若くして亡くなられた事が本当に悲しいし、とても悔しい。
できる事なら僕が代わって差し上げたいよ。どうか安らかにお眠りください。それではまた。

Web拍手

【漫画感想】2020年10月17日 GODSPEED 1巻

はいこんばんはRM307です。漫画回の今週は高畠エナガ先生の「GODSPEED」1巻の感想。


【あらすじ】
城壁に囲まれた「聖峰」と呼ばれる街。そこでは天使たちにより、人間の中でも清らかな魂を
持つとされる子どもたちが外の世界や悪魔から守られて暮らしていた。子どもたちは14歳の
誕生日を迎えると「楽園」へ行く事になっている。はその前に、昔一度だけ見た事がある
憧れの外の世界へこっそり抜け出した。そこでは人間が天使たちに強制的に使役されていた。
聖峰、自分たちが何者なのか疑問を抱く明の前に、悪魔であるオリヴィエが現れる。彼女に従い
楽園への扉を開けると、そこに居たのは天使の生贄となった友人たちの変わり果てた姿だった。

本来なら善の側である天使が敵という構図は、エルフが人間を駆逐していた短編集「Latin」の
雪原のネストーレ」を彷彿とさせる。他作品でもある設定だろうけど、お好きだったのかな。

下半身が下着丸出しの悪魔のオリヴィエがとにかくえっちだった。鼠径部にふとももとおしり!
あとオリヴィエが自分の胸を裂いて心臓に取り込まれている悪魔の心臓を見せるシーンで、
うっすら乳輪が見えているのもえっちだった。全年齢向け(たぶん)のこういうエロ良いよね!
その可愛さもあり、もし子どもの頃に読んでいたらオリヴィエに熱を上げていたかも・・・!w

可哀そうなのは苦手なので、友人たちが天使の心臓の適正手術により、目や口や身体が
縫われている姿で現れたのはショッキングだったな。天使になり、もう戻らないのも・・・。
世界のほとんどを支配しつつある天使たちの力は強大すぎて、明たちが勝てる気がしない。
このまま追われ続ける人生なのだろうかと思うとしんどいな。そして利乃を救えるのか・・・。
天使の心臓を付与された利乃がこのまま敵の天使になったりしたら、もっとしんどいな・・・。
全2巻なので次で決着がつくだろうけど。最後の漫画だし、ハッピーエンドになって欲しいな。

以上、続き物の1巻目という事であまり感想が生まれず、今までで一番短い記事になりました。
次でエナガ先生の漫画はぜんぶ読み終わってしまうな・・・寂しいな・・・。それではまた。

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プロフィール

RM307

新都社でFAや漫画を描いたり読んだりしています。
このブログでは読んだ作品、作った料理の感想を掲載しています。
2016~2021年は毎週更新、2022年以降は基本的には月2回更新です。
新都社以外で何か触れた作品があった場合は、その都度投稿するかもしれません。

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